趣味多忙日記

リアルに作るだけが模型じゃない、思うまま気ままに模型製作。
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熊本を満喫する

2016-01-25 21:02:45 | --路面電車とローカル地鉄
土曜日、広報関係のお仕事で福岡・熊本を回っておりました。

夜は福岡泊だったので、お願いして日曜の飛行機は小牧への最終便を予約し、

“大人の修学旅行”を満喫することに(^^)


その行程。


福岡のホテルを朝出発 → 西鉄で大牟田へ → 三井化学専用線で東芝製古典電機の活躍を記録! → 熊本へ移動 → 熊本市電を満喫!

あわよくば、九州横断特急とかも撮影してやろう!





結果。



大寒波…orz




ご存知の通り、昨日は九州北部に大寒波が襲来

福岡市内は大雪に見舞われたのでした…。


諦めて帰ろうか?

しかし、見ての通り降雪は小康状態。




そこで、豪華絢爛な九州新幹線に飛び乗って…






やって来たるは火の国熊本!


帰りの飛行機が不安なので帰り時間を早めて、熊本市電だけでも満喫したることにしました。

幸い、熊本は福岡ほどの積雪ありません。


そして、駅前から



熊本市電満喫の旅です。


熊本市電、なめてましたが、すごいです。ぼろい電車も新しい電車もどんどんやってきます。写真でも同じA系統が2本続行運転中。

油断すれば電停通過、起動敷内で右折待ちのバスに容赦なく警笛鳴らしてどかすのは

どこかの四国に通じるものを感じますw


まずはいろんな電車を見たいと思い、両系統が合流する幸島町に移動。



この路線図をみてわかるとおり、熊本駅から幸島町までは

城下町特有の狭い曲がりくねった路地をくねくねと走ります。

ここいらの雰囲気は岐阜市内にも近いものを感じました。




幸島町。降ってきました…


幸島町から歩いてA系統の慶徳校前電停を目指します。

上に書いたように、この狭い道をくねくねと走る区間でA系統を撮ってみたくなったんです。




両系統の分岐点にて。左に曲がるほうが熊本駅前へのA系統、直進していくのが上熊本駅前へのB系統です。紛らわしいw

雪が降ってくるのと同じころ、写真の作業車があっちこっち走りまわっておりました。

せっせと軌道上を走り回るので、電車乗ってると割とすれ違いますw




慶徳校前。

見ての通り、狭めの路地に複線の軌道が敷かれており、かつ熊本駅と中心街を結ぶバスがたくさん走ってるので

なかなか忙しいことになっています。

歩道も歩行者がすれ違えないぐらいせっまいものでした。




かっこいいビルを見つけたので、その前でパチリ


いったん幸島町に戻り、B系統に乗って上熊本駅前へ。




立派なJR上熊本駅の駅前広場の先にある

熊本電鉄の上熊本駅へ。

ここは…




そう、アオガエルが最後の活躍をしていう上熊本駅です。




来月引退だそうで、いいタイミングで来ることができました。




北熊本駅(←また紛らわしいw)




一連の写真の流れからうすうす気づいてると思いますが、雪、やばくなってきましたw

この時点での気温-2℃。おふ…

ワンマンミラーをつけた銀座線かっこいいですね。




この電車でさっさと藤崎宮前へ。

藤崎宮前-黒髪町間の併用区間は、寒いからパス!ww

このへんからほんとやっばい寒くなってきました。




藤崎宮前。まさかのポケベル広告w




とても一電鉄のターミナル駅とは思えない寂しさですね。通路雪積もってるし…

駅前からは市電の通りまでアーケードが続いていて、寒さしのぎに大変助かりました。




アーケードを抜けた先は熊本の中心市街地です。名古屋でいうところの、栄。

綺麗な芝生軌道が見られるはずでしたが…


もうこうなってくると気合勝負。

せっかくだから、しっかり熊本城も見学してやろう!と変なテンションになってきて

熊本城方面へてくてく(実際には雪を踏んでしゃりしゃり)歩き出しました。




熊本城前のカーブにて。

不気味な笑顔が…w




熊本トヨタの文字がなければ、富山だって言われてもわからない写真ですね。電車のタイプもよく似てますしw














笑えなくなってきましたw




その後、熊本城を観光。

私は城のことはよくわかりませんが、この熊本城には圧倒されました。石垣の高さがすんごい!




雪で煙ってるのもありますが、神秘的かつ圧倒的な存在感。こんなん目の前にあったら、攻める気なくしますねw


熊本城を降りて、電車に乗って次はここ






新町電停です。

この手前で電車は一瞬専用軌道を走ります。




専用軌道ではありますが、線路端に植木鉢があったり、ホーム上に室外機があったり生活感が溢れてます。




この電停にはレトロな建物があり、絵になります。




電停自体もレトロ。そこにまた古い電車がやってきました。




ごろごろごろーと走っていく電車。やっぱり路面電車はいいですね(風で雪が巻き上げられて煙ってますw)




ということで、雪の熊本を満喫。

このへんで飛行機が飛ばないリスクがたかまったので、新幹線で名古屋まで帰りました。

新幹線は雪やポイント故障(!)で1時間半遅れ。

走る居酒屋新幹線なので酒・ツマミには困りませんが、4時間半座っているとさすがに辛い…。


という、熊本訪問記でした。

残念ながら三井化学専用線などは撮影できませんでしたが、

アオガエル、熊本市電、解体寸前の熊本駅舎が撮影できました。

寒かったんですけど、我慢して撮り歩いた甲斐がありました。


熊本はほんとナメてました。

こんな大雪の日でも、人でにぎわうアーケード、巨大な熊本城、たくさんのバスが走り回り、市電が次々やってくる

岐阜より全然元気な街でした。


最後に、幸島町電停に隣接するバスターミナルの様子をご紹介。




安普請と言うなかれ。このバスターミナルには




色とりどりのバスたちが








うじゃうじゃ


どのバスもそれなりに人を乗せていて、さすがだなぁと感心してしまいました。

電車もバスも、熊本の人たちは公共交通の使い方がうまいなぁと。


岐阜はあれですね、名古屋駅周辺が発達(タワーズ、ミッドランド、etc...)してダメになっちゃいましたね。

岐阜と名古屋がもう30キロ離れてたら違ったかもしれませんね。

最後は岐阜の話になっちゃいました。。。

私ももっと頑張って、岐阜を盛り上げていかないといけませんね。
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あたらしい自動“往復”運転装置を試す

2016-01-13 00:01:48 | -モジュール『×××モジ』
東京では初雪だそうですが、ここらではまだまだ降りませんねぇ。

雲が伊吹山を越えてくると一気に積もるので、油断は禁物なんですが。


現在制作中のモジュール

前回記事で切り欠きホームの話を少し書きました。




ここです。


実はこのホーム、ちょっと“工夫”を入れてありまして

動画でご覧いただきたいのですが…



ホーム真ん中あたりにギャップとダイオードが入れてあって、

走ってくる列車が自動で停止する仕組みになってるんです。


仕組みは、こう




①で走っている電車が、ギャップを超えると

②のとおり停止。

ギャップ上は片方向のみに電流が流れるようダイオードを入れているため

③のように、逆方向の電流が流れると電車が走り出すんですね。


逆サイドはTOMIXのエンドレールE(自動停止機能付き→特許出してんすねw)を使用しており、

こちらは、終端部に電車が着いた時点で自動で電流が停止することで

電車が安全に止まるという仕組み。


動画中でばちっ!ばちっ!て音がしてるのは

手動でディレクションスイッチを切り替えている音なんですが…

これを、自動化したい!


構想としては

・両端が自動停止機能をもっているため、センサーなど不要

・一定時間おきに電流の方向が逆転

・これにより、上手①②③が一定時間で往復運転される。


ネックとしては、>・一定時間おきに電流の方向が逆転 する部分をどう制御するか?

たとえばTOMIXの自動運転装置は時間で制御するのではなく、センサーを車輪が踏むことで制御装置が感知する仕組みですが

これを、一定時間で逆転できる制御方法はないものか。


さがしました。オークションでw


で、『もけいや松原』さまの、この製品に至りました。



走るんデスシリーズ かんたん自動往復運転装置

機能は…(以下抜粋)

■内臓するタイマーによって自動的に進行方向を切り替えることで、
 車両を往復運転させる装置です。
市販のパワーパックもしくは走るんデスシリーズのパワーパックと
 線路の間にこの装置を接続して、付属の
ダイオードを線路に組み込んだ
 自動停止線路の間を自動的に往復運転
します。
■進行方向が切り替わる時間は時間調整つまみにより、約4秒から約4分
 の間で自由に設定可能。
■走るんデスシリーズ専用のACアダプターや乾電池ボックスから電源を
 供給しますので、低コストでさまざまなご利用方法に対応が可能。
■幅約85mm奥行約80mm高さ約60mm重さ約120gとコンパクト、
 手で持っても小さすぎず制御しやすい大きさで設計しております。


まさに、痒い所に手が届く製品!

求めている機能がすべて詰まっておりました。

こんなものがあったのかぁぁw

ちなみにACアダプターセットで¥3,500-




早速注文したのは言うまでもないw

で、第一印象は「小ぃぃせぇ」

サイズ感は、iPhone4が約1.5個分

奥の緑キャップと比べてみても、小さいのがわかるでしょ


使い方は、こう



必要な工具ははさみ一本で、このように(トミーのパワーパック利用であれば)DCフィーダーを切って、間に装置を挟むだけ!

電子工作・はんだ付けが苦手なワタシでもあっちゅーまに完成です。


その効果は・・・?



これ!これ!これがやりたかったんスよわたくしは!

パワーパック触ってないですよ!一定時間で方向が変わっていったり来たり


これ、こんだけの機能ですが、使い方によってはすごく“遊べる”んじゃないでしょうか。

まさに一点突破。アイデア商品だと思いますし、先にも書いたように“かゆいところに手が届く”製品

何気にNもHOも使えますし

こういう発想力って素晴らしいと思います。




これで、市電、近郊電車のふたつが自動運転できて、エンドレスも走らせられる

小さいながらも盛りだくさんなレイアウトになりました。

今後は…

まず静岡に向けて、しっかりとした見どころの作りこみですね。
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新年早々横道にそれてばかりですが今年もよろしくお願いします。。

2016-01-09 21:12:31 | -モジュール『×××モジ』


謹賀新年


遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。


写真は、サミット開催で脚光を浴びる賢島から見た初日の出…ではなく夕陽w

撮影も2012年なので、実はまったく正月と関係ないのですが、気分的にw




こちらは賢島を含む英虞湾の風景。

賢島の向かいの「横山展望台」からの眺めです。

複雑な海岸線が特徴。

ここを鉄橋、トンネルで抜ける風景なんてのも面白そうですね。

志摩電気鉄道が路線延長して…とかとか


本年の抱負。作成中のモジュールをしっかり完成させます。

だいたい毎年言ってますがw


年明けから早速作業をはじめました。




今年の初作業は建物づくりから。

ウッドランドシーニクスの「ランドマークストラクチャーシリーズ」消防署を組み立てます。

ドイツ製のストラクチャーは建物と窓枠が別パーツになっていて、それぞれ塗装して組み合わせればよいのですが、

アメリカ製のこいつは窓枠まで一体成型、なんてったって主要部品は↑の通り、壁、壁、壁、壁、天井、塔…だけですから、塗装が大変w




二日かけてようやく完成です。


これを



モジュール右手の駅舎として使用します。

さすがはランドマークストラクチャ、存在感抜群です。


この駅、昨年末から制作をすすめていますが、

まず第一に表現したかったのが、この部分




切り欠きの行き止まりホームです。


ワタシ、切り欠きの行き止まりホームが好きなんですよ。

文字通り“隅っこに追いやられている”切り欠きホーム。跨線橋を降りて、延々歩いた先、

ホームの端っこにガラガラの単行電車やディーゼルカーが止まっていて

特急や快速がひととおり出て行ったあと、誰にも知られることなくのっそのっそと本線に出ていく光景。

よくないですか?w




と同時に、モジュール外側に向けて頭端ホームを設けることで、外からみたときに顔が見えるように。

ここからのぞき込んで、駅にいる気分が味わえるような感じにしたいと思っています。


また、正月休みを利用して街並みの整備も行いました。


このモジュールで表現したいのは、アジアともヨーロッパともつかない街並み

日本っぽいんだけど日本っぽくない、そんな風景

これは、以前テレビで観たサンクトペテルブルクの風景からインスパイアされています(↓)


(サンクトペテルブルクの街並み…ロシアのサイトからw)

ヨーロッパの街って、電柱が無いんですよね。電線は建物の外壁に沿わせてあったり、共同溝を通してあったり。

国によっては、洗濯物を屋外に干しちゃいけなかったり、庭を放置したら犯罪だったりするらしいんですよ。

一方、アジアの街は(日本もそうですが)電線ごっちゃごちゃ、洗濯物が風になびく

サンクトペテルブルクは“世界で最も美しい街”とも呼ばれますが、一方で

ヨーロッパの美しさと、アジアの雑然とした空気感を併せ持っていて、見ようによっては混沌、カオス。

この空気感をモジュールでも表現していきたいなと考えています。


そのために、街並みを一部再編しました。




まずモジュール左手奥。

この部分はGフェス前に、『とりあえず手持ちの建物を貼っつけた』状態でした。

右側通行ですが、風景はアジア、日本風でした。

ここに




欧風のビルヂングを配置しました。

この、不統一感、好きなんです。




駅の裏通りも、このままだとアメリカの風景でしかありませんが




鉄橋際まで建物を密集させて、混沌を表現してやっています。


混沌、不統一感という意味では

明治日本だとか(↓)、高度成長期だとか(↓↓)



※http://network2010.org/article/56 Network2010.org 様 アーカイブより


※http://b1hanabusa.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-c147.html 「はなぶさ」に集まる仲間たち 様 2013年3月8日記事より


現代インドの風景なんか(↓)も大好きで、今後の制作の参考にしていければなと思っています。


※http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takini-goal/article/13 『ユース教授』安藤隆人のサッカーこぼれ話 様 2006年11月8日記事より

現代インド…

関係ないですが、CBCの『クレイジージャーニー』はもちろん毎週見てますよw




まだ綺麗すぎる。小物類も増やしてかないといかんです。

混沌を目指して…

モジュール名も、「混沌モジュール」にしようかな?


あ、カオスモジュールとかぶっとるなw




かんけーないですが、我が家の模型スペース全景

リビングの一角を占拠させていただいております

小奇麗でしょ?すべては理解を得るため。作業後の掃除機は欠かせませんw

自慢はガラステーブルに並ぶアメリカ鉄道会社のロゴ(磁石)でしょうか。

ニューヘイブン、カナディアンパシフィック、ニューヨークセントラル他




というこで、本年もよろしくお願いいたします。

まず静岡ですね。



**********


さて問題。↑の画像には何か国が同居しているでしょうか。




シンキングタイム




シンキングタイム



こたえ!





今年もよろしくお願いいたします。。
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