JAZZの記事がここの所すごく減ってしまった。こちらの感性にちょっと異変が起こっているのは事実だからしょうがないけれどblog名からして少し焦っている。
それじゃJAZZを聴いていないかというとそうでもない。新しいアルバムの入手率は少し落ちているけれど、最近のECM軍団の一連も聞いている。どれも良いとは思うのだけれど想定の中という感じでウーンとうなることはない感じがしてしまう。
年末も近くって今年の10枚を考えるとほぼもういいか状態なのだけれど、これはどうしようというのがこれ。
これは記事にしておこうか。記事にしてないものは選ばないことにしているからこれはちょっと無理して書いておこう。ってすごく良いアルバムでこちらの力落ちが問題なだけ。
1曲目出だしこりゃ、上手いと思う。このオッっていう感じが久しぶり。ちょっと待っていた感もありました。ドラムとベースがゴンと入ってくるのも良い。CAMらしくていい。
2曲目、ペデルセンライクなベースソロが出しゃばるのも楽しい。
4曲目の“Quasi Quasi”ミラバッシ・メロディの新鮮さは衰えていない。うっとりと聞き入ってしまうと、続いてピアソラの“Ausencias”こちらは知ったメロディをソロだけれど、その分ミラバッシの作るフレーズの良さが伝わってくる。
トリオでの演奏が華々しく良さがでているのだけえれど、4曲目の実力と、ラストを静かに終わらせてバランスもできている。
夏が去ったって秋も去るときだけど、今年の10枚に悩みができてしまった。
SUMMER'S GONE / GIOVANNI MIRABASSI
Giovanni Mirabassi (p)
Gianluca Renzi (b) except #5,#7,#10,#12
Lukmil Perez (ds) except #5,#7,#10,#12
1. Requiem For N. F.
2. A Dirty Job
3. Le Voyage De Yui
4. Quasi Quasi
5. Ausencias
6. La Mélodie Du Désastre
7. Impro 1
8. Summer’s Gone
9. My Corean Heart
10. Impro 2
11. Nana Nana Nana (777)
12. Valentina