一度CDで出たときには大幅にカットされたキース・ジャレットがパイプ・オルガンを弾いてるアルバムが完全な形で再発されたそうで、blog仲間の記事でしりました。
そういえば、このアルバム何十年も聴いていない。
確か当時はバルヒャなんかも聴いていたからあまり関心しなかった思い出があるけれど、ひょっとしていいかもということで、久しぶりにLPを鳴らしてみた。
これがとてもよくて全4面を続けて聴いている。
1曲目の“Hymn Of Remembarance”が特にいい。
その後はバッハだったり、その他の作曲家の顔が見え隠れしながら進んでくけれど、オルガンもここまで弾くことと、この曲の構成力、キースが類まれなる音楽家であることをあらためておもう。
ジャケにしたのNoteが書いてあったのでここに引用しておきます。
Recorded September 1976 at Ottobeuren Abbey, Germany.
These improvisations were recorded on the "Trinity Organ", the larger of the two Karl Joseph Riepp (1710-1775) organs at the Benedictine Abbey Ottobeuren.
No overdubs, technical ornamentations or additions were utilized, only the pure sound of the organ in the abbey is heard.
Many of the unique effects, although never before used, were accomplished by pulling certain stops part way, while others remain completely open or closed.
Amazingly, baroque organs have always had this capability.
Gatefold cover.
こうやって久しぶりの暖かい日差しの中、ゆったりと聴いていると、これはなんだか今年も来日するキースの正しい待ち方のような気がする。
HYMNS / KEITH JARRETT
Keith Jarrett orugan
A1 Hymn Of Remembrance 4:02
Spheres
A2 1st Movement 7:40
A3 2nd Movement 12:59
B1 3rd Movement 10:13
B2 4th Movement 12:20
C1 5th Movement 4:34
C2 6nd Movement 11:25
C3 7th Movement 8:16
D1 8th Movement 5:18
D2 9th Movement 12:06
D3 Hymn Of Release