
先週は一寸時間をとってレンタルショップに行ってみた。
品揃えならば日本一だろうから、年に何回かいって幾つか選らぶのですが、映画などは数が多すぎて決めておかないと選べない。
今回は2つえらんだけれど、どちらもちょっと間延びをした感じで、オクサンなどは二つ目はギブアップ、TVドラマに行ってしまいました。
で音楽の方は、聞きたかったチェロと2つとバイオリン、それにジャズを2枚借りてきました。
それで、そのうちの1枚がこれ、もう一枚は好みでなかったので(有名なベーシスト)没。
こちらもふつうは買うピアニストだけれど、見合わせていた一枚です。
そしたらば、新潟のSUZUCKさんが記事にアップしましたので,感想は同じなので詳しくはそちらをよんでください。
そこで分ったのがこのアルバム、日本だけの発売のようです。
日本版だけれど詳しい解説もないし、ミュージシャンのクレジットもCD盤の下の部分にちょびっと、一寸不思議な感じです。
新作だから1日聞いて返してしまったので、(焼いてはある)いまさら良くはわからないおけれど、プロデューサーはミラバッシになっていて、ナウシカ姫への賛辞がかいてあるから45才になるミラバッシにしても宮崎作品が好きなのでしょう。
宮崎作品の音楽はチェロでの演奏など結構あって効いているけれど、今回の選曲一寸マニアックだから、もしかしたらミラバッシがきちんと選択したのかもしれません。
ただ日本のコロンビアが噛んでいるので、まあ個人で煮詰めたアルバムとはちょっと言い難い。この時期にもう一枚“No Way Out”が出るのでどう考えてもそちらがオリジナル中心で本命感があります。(まだ買ってないけれどこちらは必ず買うと思う)
リズム隊もすべての曲をしっかり把握しているかというと、それも言い難い。
じゃ、悪いかと言うと、それがそうじゃない。まずはミラバッシだからできたワザだと思う演奏です。
映画音楽だからこその映像性とジブリの持つ統一感が見事に伝わるアルバムに仕上がっているのです。
何とかをジャズ・ピアノでという良くあるパターンではまず満足はできない、そして舌を巻くようなピアニストはまず作らないだろう企画が組み合わさって、考えてみれば切れはまれにみるアルバムになっていると言えないことはありません。
最後の写真の説明し忘れました。
バレンタイン・デーをどのようにすごしたかの話ですが、オクサンが友達と合うという前に、その友達(いつもの人)と三人で久しぶりになじみのお蕎麦屋さんに行きました。
これで1,300円、大好きな銘柄の日本酒があるのでそれを頂きながらのお昼、バレンタインってこう過ごしたい。

Animessi ~Le Chateau dans le Ciel~ / Givanni Mirabassi
Giovanni Mirabassi (p)
Laurent Vernerey (b)
Pierre-Francois Dufour (ds)
1.君をのせて(『天空の城ラピュタ』より)作曲:久石 譲
2.人生のメリーゴーランド(『ハウルの動く城』より)作曲:久石 譲
3.クラッチ(『カウボーイ・ビバップ』より) 作曲:菅野よう子
4.炎のたからもの(『ルパン三世 カリオストロの城』より)作曲:大野雄二
5.旅路(夢中飛行)(『風立ちぬ』より)作曲:久石 譲
6.愉快な音楽Ⅰ~Ⅴ(『ホーホケキョとなりの山田くん』より)作曲:矢野顕子
7.風の伝説(『風の谷のナウシカ』より)作曲:久石 譲
8.グラヴィティ(『ウルフズ・レイン』より)作曲:菅野よう子
9.銀色の髪のアギトBGM(『銀色の髪のアギト』より)作曲:岩崎 琢
10.さくらんぼの実る頃(『紅の豚』より)作曲:Antoine Aime Renard)
今年も、沢山素敵な音楽に出会えますように!
レンタルいたしましたか。
仰せの通り、ますます厳しいお財布事情からするとここは次の一枚だけでもいいのかもしれませんね。
でも、先鋭的なこともスリリングなこともしてませんが、愛はつまってます。だから、満足してます。
誰の意図が一番強いのか解らないような、でも同感です。