JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

室内の暖かさいろいろ Forward Motion / Fred Hersch

2010-01-14 22:30:33 | 聞いてますCDいいと思う


Fred Herschは中古で見て気になるものはすべて拾っています。
このアルバムはハーシュ形成初期ですが、ハーシュの多彩な面が見られ作品、女性vocalとのアルバムを作ったり、しますし、最近でもヴォイスとチェンバーミュージックのアルバムつくりそのながれの原点のようにも思いますが、より源のようです。
ピアノトリオにテナーサックス、それにチェロが曲によって組み合わさっていくアンアンブルが主体のアルバム、JAZZ色も充分ありますから、それなりに良いと思います。
2曲目、ずっと一緒のリック・ペリーの柔らかいサックスが気持ちよくチェロと伴に流れると、3曲目はテナーとピアノのカルテット、ここら辺の兼ね合いが見事です。
4曲目テナーが抜けてチェロとの極は哀愁感ある“Tango Bittersweet”名前だけでも浜ありそうです。
5曲目は再び作sるも入ったアンサンブルで“Child's Song”ベースのScott Colleyの音も潤いを加えて一つ一つを大切に作った感じでハーシュらしい。
毎日とても寒い中、室内で包みを開いていくような暖かさがあります。
その暖かさの中には、JAZZ主流のホットな部分も、流れる容易なチェロのクラシカルな部分も、ユーモアを含んだ部分まで、ある温度で流れています。
特別に強く感情を刺激する部分はなく、その店至上感を求める部分では、満たされませんがこれもハーシュの面(今でもある)と思うと、納得します。
暖かさもいろいろ感じるし、至上感もこの人にはあるのですから、という事でもう一枚加わりました。


Forward Motion / Fred Hersch

Fred Hersch (Piano)
Scott Colley (Bass)
Tom Rainey (Drums)
Erik Friedlander (Cello)
Rich Perry (Sax (Tenor))

1. Introduction
2. Heartsong
3. Days Gone By
4. Tango Bittersweet
5. Child's Song
6. Janeology
7. Phantom Of The Bopera
8. Lullabye
9. Dreamscape
10. Professor K.
11. Forward Motion
12. ...Departed...
13. Frevo
14. Nostalgia

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