
ゲイリー・バートンが引退してもう9年がたつわけで、もちろんその間新譜は出ない。エバンスやコリトレーンじゃないから発掘というのもなかなかないけれどブートを見つけたので買ってみた。
2013年フィランス、クータンスのジャズ・フェスに参加したバートンのグループの演奏がCD2枚組になっている。

バートンの公式なラストアルバムは「GUIDED TOUR」で2013年録音になっている。


このアルバム録音後にヨーロッパツァーに出て、だからその時の録音になるのだろう。
ラストアルバムとなんと同じようなかっこで演奏しているから、録音すぐあとなんだろう。
解散時のメンバーは素晴らしいので、演奏は当時の良さがあるものの、若干古いところがあるのはしょうがない。
でも懐かしいし、この録音がどうやらバートンの最期の音ということで持つことにしたわけだ。
演奏の方はよくまとまったグループの演奏になっていて、技量がしっかり伝わる。ドラムスが引けて聞こえバランスがちょっと悪いので音量をあげて聴くと良かった。最後に”バグス・グルーヴ”なんてのは、ジャズ・フェス的で面白い。
これ2013年の録音で、2011年にはおなじメンバーで「common ground」を録音している。

バートンはカミング・アウトして引退するわけだけど、ジュリアン・レイジを発掘した功績はあると思う。
そこら辺のいきさつは別に書いてみよう。
COUTANCES 2013 / THE NEW GARY BURTON QUAATET
ゲイリー・バートン(vib)
ジュリアン・ラージ(g)
スコット・コーリー(b)
アントニオ・サンチェス(dr)
ライブ・アット・ジャズ・スー・レ・ポミエ、クータンス、フランス 05/09/2013
Disc 1
1.Never The Same Way
2.I Hear A Rhapsody
3.Was It So Long Ago
4.Sunday's Uncle
Disc 2
1.The Look Out
2.Midnight Sunrise
3.My Funny Valentine
4.Bag's Groove
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