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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

1965年のコルトレーン 14

2025-04-14 15:51:35 | 聞いてますCDおすすめ
1965年のコルトレーンのアルバムも私が所有する最後のアルバムになった。
1966年8月にリリースされたもので、コルトレーンがまだ存命の時の発売だから納得された一枚である。
アルバムとしてマッコイ・タイナーとエルヴィン・ジョーンズが残した最期ものとなっている。
リリースされたのが1966年8月だから、インパルスの意向にそった一枚と思う。
もちろん、ここでの焦点はファラオとコルトレーンの演奏とラシッド・アリのドラムス参加になる。
そしてこれが決定的となって、コルトレーンのグループは新しい次元に立つことになる。
このことに良し悪しなどはあるわけもなく、新次元を目指すコルトレーンを聴けばよいこととなる。
当時、ファラオ・サンダースの奏法は賛否が大きく分かれていて争点になったけれど、今になってファラオがいかにコルトレーンに影響を与えたが解る。このアルバム、の演奏が大変貴重な記録であることは間違いない。
このアルバムが最後で1965年のコルトレーンの演奏を纏めるわけだけど、亡くなる1967年までの演奏は疾風の様であり、次々とステージを作っていった。
主張を実際に演奏に結ぶ付けていたコルトレーンが、ファラオの音も自己に取り込んで、どのようなサウンドに行きつくのか、これは誰も解らないうちに終焉を迎えた。



MEDITATIONS

John Coltrane – tenor saxophone, percussion, band leader
Pharoah Sanders – tenor saxophone, percussion
McCoy Tyner – piano
Jimmy Garrison – double bass
Elvin Jones – drums
Rashied Ali – drums

"The Father and the Son and the Holy Ghost" – 12:51
"Compassion" – 6:50
"Love" – 8:09
"Consequences" – 9:11
"Serenity" – 3:28

Personnel



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