
シカゴで楽器のぐみ合わせもおもしろいので拾ったアルバムは裏に「For Promotional Purposes Only Not For Sale」と印刷されたもの。
1曲目リーダーのパーカションがシャカシャカと叩いて、出だしこれはアヴァンかなと思えばチェロのメロディは牧歌的、ジャケットからして自然派のチェンバー・グループかもしれません。
2曲目、ふくよかな音のベース・ソロですがリズムは刻まない、ドラムスがはいってきっちり刻みだすと一寸アヴァンなフレーズがやがて東洋的になっていくあたり一風かわったサウンドのグループです。
3曲目弦がキュエーンと鳴ってパーカションがリズムを散りばめて、やはり現代音楽なのかもしれません。
4曲目、パーカションからインリズムでバイオリンはモダンなインプロヴィゼーションだしピアノがこれはJAZZこのMyra Melfordという女性かなり個性ある方のようです。おおジャズだと思っていると、今度はチェロがグシャグシャと弾いて、なんとも不思議なアルバムです。
5曲目、やっぱりこれはアヴァンギャルドに入れるのがいいのかな~とおもいはじめたけれど1曲がながい、18分以上、そしたら次の曲はもっと長い。
全部で77分、会社の帰りに聞いていますが、たいていいえまで1時間前後、けして悪いというわけではありませんが、途中で失礼しちゃいました。
Continuation / Alex Cline
Alex Cline (drums, percussion)
Peggy Lee (cello)
Myra Melford (piano, harmonium)
Scott Walton (bass)
Jeff Gauthier (violin)
1. Nourishing Our Roots [10:04]
2. Clearing Our Streams [7:34]
3. Fade To Green [4:54]
4. Steadfast [11:15]
5. SubMerge [18:25]
6. On the Bones of the Homegoing Thunder [18:38]
7. Open Hands (Receive, Release) [5:59]