JAZZ最中

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楽園の意味は TEMPORAL ANALOGUES OF PARADISE / Jonas Hellbrog

2012-07-26 21:29:21 | 聞いてますCDおすすめ


TEMPORAL ANALOGUES OF PARADISE

まるで知らないけれどジャケだけで買って帰ったらエレベとギターとドラムスのライブ、結構いいねと名前をみれば、ジョナス・ヘイボーグだった。
前に買った1990年のアルバム「Look」はアウトだったのに面白いこと起きるものです。
1995年に録音されたアルバムのリマスタードエディションが2004年に出たものです。

ロックと言った方が良いかもしれないけれど、ベースがベースになって(変な言い方)ドラムスとギターが徐々にわき上がって行くように始まります。
メンバーはよくいっしょしているようで、ギターは少しカントリーもはいって、ベースはやはりジャコが入っています。
曲は31分と27分の2曲に、1曲目は中盤ウエザー・リポートのワールド・サウンドから昇天ギター終盤はベースソロを見せ、ジャズっぽいギターの演奏に変わりますから幾つかの曲を切れ目なく演奏されているのでしょう。
エルボーグのアルバム・ジャケは凄いので、拍手後のMCの声がかわいいののが愛敬です。
このアルバム2カ所のそれぞれの演奏のようです。
2曲目、牧歌的なさわやかさから始まり、これもだんだんと、一寸エキゾチックなメロディがグエン・レを思い出させるギターですが、残念ながら2003年に亡くなっています。

ジャケだけで買ったアルバムですが、これジャケのおかげで、元のジャケだったら買っていなかったでしょう。



アルバムタイトルが「TEMPORAL ANALOGUES OF PARADISE」英語が得意ではないのでどのような訳になるのでしょうか。

最初のアルバム・ジャケ毛沢東と今度のリマスター盤とには、音楽は変わらないけれど大きな違いが生まれたようです。

今度のアルバム広げてみれば思いつくのは、あのツイン・タワーです。



2001年 9・11が間にあるのですね。

ですからアルバムのタイトルの受け止め方も変わってくる感じです。

最初は1996年で「この世の楽園にあたるもの」
そしてアレを通り越してのタイトルは「つかの間の楽園の類似物」
とつけたいけれどこじつけかな。



TEMPORAL ANALOGUES OF PARADISE / Jonas Hellbrog

Jonas Hellborg – bass, mixing, production
Shawn Lane – vocals, guitar
Jeff Sipe – drums, percussion

1. 1st Movement -31:53
2. 2nd Movement -27:06
  
コメント
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