ここ数年、年の初めの2日、3日はほとんど箱根駅伝を観ている。来年はどんな作戦を見せてくれるのか楽しみだ。
その箱根を池井戸潤が小説にした。本選出場を逃した古豪・明誠学院の4年生、青葉隼人を主人公にし、学生選抜のキャプテンとして本選までの物語。小説だからどのようにも書けるけど、そこは池井戸潤、TV中継の準備、本番とを組み合わせて、さすがお上手。
大日TVのアナウサー辛島文三が良い味で、実況のコメントのところでは毎回ウルウルと来てしまった。
箱根駅伝のおなじみ参加チーム青山学院、駒澤、東洋、早稲田、順天堂、筑波、神奈川、国学院、拓殖、法政、中央、山梨学院、帝それと隼人のいる巻頭学生連合、それに強豪校として関東大学、東西大学という大学チームがさんかしている。
本選スタートから面白さが一気にあがって、本物以上のドラマが(あたりまえか)展開、それは読んで下さい。
創造の2チームが絡んで展開するのは良いのだけれど、結果の順位にはちょっとな~。これ読んでいる人、「小説だけどな~」と思う人多いかもしれない。
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