JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

戻っていく日々 Silent Walk / Myriam Alter

2012-07-14 22:53:21 | 聞いてますCDいいと思う


とても好きなピアニストというよりか作曲家というか、ミリアム・アルターの名前をみつけてこれはもしかしたら持っているアルバムかもしれないと思って躊躇したけれど、でももしもっていなかったらと思ってひろいました。
これが大正解持っていないアルバムでした。というよりかもっていなかった最後の一枚でした。

アルターのアルバムは澤野工房からでた「Reminiscence」というアルバムn一曲目、“Romantic Mood”で一変に好きになってしまいました。タンゴのリズムとホーンのユニ損がとてもかっこよい曲でした。
一番新たらしいアルバムは「Where Is There 」でそれ以上に好きです。
ですからそれ以後名前を見つけると1999年の「Alter Ego 」2002年の「If」と見つけるごとに大喜びですが、今度のアルバムクインテットで古そう、1作目にジャケのちがう(オリジナルの車の中の写真)があるので、これも別ジャケかと思ったわけです。

恐る恐る聴けばこれがよかった、大正解、デヴューアルバムの翌年、ベース以外はメンバーが同じで、そしてアルトなんかはあれこんなにうまかったけと思う演奏です。
1曲目、フリューゲル・ホーンとアルト・サックスのユニゾンになったり、掛け合ったりのアルター特有の哀愁メロディーこの出だしで満足していると、2曲目はアルターのピアノ、これほど私をたまらんと思わせるのは、どっかでつながっているのでしょうか、これで全5枚のリーダー作がそろいました。
今日は久しぶりに年老いた母のお見舞いへ行ってきました。オクサンが腰が痛くなって病院にいったり、友人の葬式があったりでしばらくいけなかったので、そしてまあ元気そうなので、一安心、友人の最後の見舞いの後御茶ノ水でであったのがこのアルバムでした。
風がそよぐゆったりした夕方に、16年前のこのアルバムを聴いていると、実際にはもはや友はいないのだけれど、記憶は鮮明だし、友人であったことには変わりがないのだから、気分は以前と変わらないところに戻っていく感じです。

ミュリアム・アルターのリーダー作は5作品で、久しく調べてないのでもしやあたらしいものでもとサイトにいったけれどやはり5作でした。とても素晴らしいアルバムたちなので記録して見つけた人はぜひ聴いてください。

次のアルバムが待たれる人です。

1. 『 Reminiscence 』 1994年 B.Sharp
2. 『 Silent Walk 』 1996年 Challenge
3. 『 Alter Ego 』 1999年 Intuition
4. 『 If 』 2002年 Enja
5. 『 Where Is There 』 2007年 Enja

Silent Walk / Myriam Alter

Gino Lattuca - trumpet, flugelhorn
Myriam Alter - piano
Ben Sluijs - alto saxophone
Jan De Haas - drums
Stefan Lievestro - bass

1 Back home
2 Jobim
3 Ypso facto
4 Silent walk
5 Morning hope
6 Talking with you
7 Time to move
8 Three for two
9 Once upon a time
10 Flues
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする