アコーデオンの人のアルバムですが、featuring CATTLEYAとありピアノがミシェル・ビスチェリアなので組み合わせおもしろくて拾いました。このピアニストは現役100人に選んでいる人です。
1曲目単音のメロディは東欧を感じさせ、ピアノの音がキリッと冷たさを感じさせるのが良い。
2曲目、スタンダードをアコーデオンの方は暖かみのある音、聞き流しているとシールスマンのハーモニカを聴いているのかと勘違いします。
3曲目はドラムの人が作った美しいタイトル曲。
4曲目、4ビートのピアノ・トリオの演奏がバックになるので、アコーデオンはここではホーン的、そういえばこの人バリトン・サックスも吹くようです。
5曲目、やっぱりアコーデオンには哀愁ある曲調があっている。
“アズ・タイム・ゴーズ・バイ”は小粋な小唄仕立て。
8曲目“Tango Cattleya”とあるようにアコーデオンのタンゴ風でなかなか良い。
10,11とピアノの演奏がさすがで最後のおいしいところをプロデューサーのビスチェリアが持ってた感がありますが、結構いっしょに演っているようで、それは問題ないか。
ハーモニカみたいに聞こえるのは、このアコーデオンあまり音を飛ばさないでメロディ作るみたい。
昨日のバンドネオンはいかにもパリだったけれど、こちらはベルギーで、そういえばトゥーツ・シールマンスもベルギー生まれだから、メロディのそこがにているのかもしれません。
nouvelles / RONY VERBIEST
Rony Verbiest – accordeon
Michel Bisceglia – piano
Volker Heinze – bass
Harald Ingenhag – drums
1. Serenity
2. If I Should Lose You
3. Nouvelles
4. Waltz à Jo
5. Moon & Sand
6. As Time goes by
7. Stefie's Song
8. Tango Cattleya
9. Gemellaggio
10. Baantjer, Circle Of Smiles
11. Moon River