JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

アコーデオン的人生 CHE BANDINEON Juan Jose Mosalini

2012-06-21 22:16:59 | 聞いてますCDいいと思う


いくら私が朦朧頭でも差しがにモサリーニの名前は記憶していて、それもラベルブルのアルバムだから迷わず拾いました。タイトルが「CHE BANDONEIN」で持っている名前を覚えたアルバムは
Don Bandneon
でした。

1曲目ピアソラとも演奏し、楽団を共にするアントニオ・アグリ(バイオリン)とバンドネオンの哀愁がこもった始まり、チャップリンの映画音楽のようなやさしい流れです。
アグリは9曲目、10曲目で再び参加しますが、それ以外はモサリーニのソロ、ゆったりした曲や、哀愁たっぷりな曲が続きます。どの曲もパリに生きてきた人々を歌っている様な感じ、8曲目はピアソラの曲でやはり良い。
9曲目モサリーニの色彩ある曲、聴いているとアコーデオン的人生という言葉が浮かびました。
トランペット的人生というのは一寸私には向いていないし、コントラバス的人生はもう少し派手な方が良い。
○○的人生かウーム。

風鈴的人生はわびしい感じだし、すのこ的人生なんて言うのは自虐的になってしまう。
蚊取り線香的人生とか使い捨てカイロ的人生もはかなくていやだ。
アコーデオン的人生、なかなか味があって良いのではないかと思う。

そんな奥深いことまで思わせるモサリーニのアルバムは推薦です。

CHE BANDINEON Juan Jose Mosalini

Juan Jose Mosalini bandoneon
Antonio Agri violon

1. Los Mareados
2. Recuerdos De Bohemia
3. Paris Desde Aqui
4. Improvisacion/El Regalon
5. Pumpa
6. Un Fueye En Paris
7. Divagacion Y Tango
8. Pedro Y Pedro
9. Aller Et Retour I
10. Aller Et Retour II
11. Che Bandonen


コメント
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