昨日見た映画「一枚のめぐり逢い」がとても良かったので、その余韻を大切にしています。
音楽も画面とマッチしていて、マイク・アイシャム大好きなもとジャズマンの映画音楽作家です。
映画のストーリーの軸がこの写真、天使のように主人公は感じるのです。
ストーリーではいやな奴もひつようですから、もちろん登場してその場面はなんともいやな感じですがそれはしょうがない。
音楽とか映画で結構楽しんでいるのですが、ぐうぜんにしちゃあつながっているなと思うこと、この映画の嫌われ役は、主人公の天使の分かれた夫。
この町の名士の息子で保安官、権力をかさにドメスチック・バイオレンスをふるう男の名前はキースです。
そして3日前から読み始めた大好きな作家の小説の主人公は、プリンという保安官補、こちらの元夫もドメステック・バイオレンスをふるう州の警察官で名前はキースでした。
小説の方はまだ途中ですが、こちらもなんかありそうです。
ということで良いめぐり逢いはつながってくるので、その映画の雰囲気をそこなわないアルバムにこれも3日前にめぐり逢いました。
ECMから出たKetil Bjornstadの新しいアルバムは2枚組で1枚はクラシックの演奏だそうで、どうしようか悩んでいたら、中古の棚にこのアルバムがあったのでとりあえず買ってきました。1987年の録音でピアノソロ・アルバム、2000年に台湾でリイシューされたようでこのような説明がついています。
レインボーでののソロは2004年3回に分けて録音された「レインボー・セッション」をもっています。全部で51曲でかなりのボリュームでした。
こちらはそれよりもかなりまえ、40分に満たない演奏ですが、とても静かな気分が、ということで昨日の余韻がそのまま、なんだか、映画の主人公の幸せの過程を静かに振り返り、その定めを綴っているような感じです。
ということで一つ一つ説明必要ない、ケティル・ビヨルンスタの曲と演奏だと、抽出されたような世界でした。
こうなるとやっぱり新しい、ソロも持っていないといけない気がしてきました。
Pianology / Ketil Bjornstad
Ketil Bjørnstad : piano
recorded Rainbow Studio, Oslo, Norway, 1987
1. Pianology ... i
2. Pianology ... ii
3. Pianology ... iii
4. Pianology ... iv
5. Pianology ... v
6. Pianology ... vi
7. Pianology ... vii
8. Pianology ... viii