
ここのところ当たりが続いたのでのACTのアルバムづいています。
2008年録音のこのアルバムはほとんど何もわからずに、セールの箱にあったので拾いました。好きなTore Brunborgの名前だけで購入です。
Geir Lysneという管奏者がまとめたアンサンブルでACTからは幾つか出ているみたいです。
Jew’s Harpのビヨーンという音とチューバが鳴らすほら貝みたいな音で始まって、これは間違えたと一瞬思いましたが、続くブラスは不協音ではなく、調べてみました。
タイトルの「The Grieg Code」というのは、ノルウェーの国民的作曲家グリークへのトリィビュート・アルバムのようです。
この音、グリークなんだと思おうと、俄然聴きかたも変わってきました。コーラスもダイナミックに民族的な感じを受けます。
2曲目はエレピが日ってビック・コンボのスパニシュなテーマ、トランペットのソロとブラスからはスケッチ・オブ・スペインがちょっと頭に浮かびます。
4曲目ブラスはフィヨルドの深い入江を思わせ重厚です。トーレのソロがいつもより民族色が濃く、ずっしりと聴けます。ECMのトルドのアルバムでは、いまいちと思ったので満足しました。
5曲目、ナレーションから始まる曲は、不協なブラスから、ベースが低い振動を与え続けペットが不安感をまして、ヴォイスが祈りから絶望的な咆哮に、・・・これ・・どこかで聴いた・・感じ・・・アバターだ。
6曲目、トラディショナルのようなテナーソロ。
7曲目もアバターのように宴のようなコーラスから、なんらかの結論が出たような、1つの叙事詩の形態をとっているのでしょう。
ノルウエーの人ならば、もっと身近に感じるのかも知れません。グリークということでうなずけるし、面白いとおもいますが、アバターを見た時と同じように、何度もには、なりません。
The Grieg Code / Geir Lysne Ensemble
Geir Lysne – tenor sax, flute, piccolo flute
Morten Halle – alto & soprano sax, flute, piccolo flute
Tore Brunborg – tenor sax, flute, Irish flute
Steffen Schorn – baritone sax, contra alto clarinet, bass flute
Eckhard Baur – trumpet, flugelhorn, lead vocals
Jesper Riis – trumpet, flugelhorn, Danish lyrics on track 5
Helge Sunde – trombone, trombonium
Lars A. Haug – tuba
Jørn Øien – keyboards, electronics
Bjørn Kjellemyr – bass
Andreas Bye – drums
Terje Isungset – percussion, Jew’s harp, voice
1 Transad Nias
2 Memorits N'Gneng
3 Blog Her
4 Vebburedong
5 Wonde Hinsisi
Lyrics By [Danish] - Jesper Riis
6 Døse Dås
7 Glossi Vangse
8 L'omal