
どこかで評判がいいのを見たような気がして中古屋さんで安かったので拾いました。
1曲目、コミックバンドと思わせる雰囲気でありゃこれは失敗。
クレズマー音楽を入れている演奏なのでしょうか、別にこのように演奏する必要はないだろと思います。
2曲目ひとつの曲を否定的に演奏しているようでなんだか理解をを違えた演奏に思います。
アルバムを一応聴きましたが、ちょっと予感がしたのでこれはひとまず中断して、再度聞く事にします。
1,曲目を飛ばして2曲目から聴き直してみました。
ドラムスがしっかりしたラインを作り、このトリオリーダーはドラムスのようです。
3曲目、無調のようなところはありますが、ドラムスが多彩に叩いて、ベースのアルコがまずまずで、そうするとピアノのメロディがだんだんとはっきりしていくあたり良いと思えてきました。
4曲目はパーカションから始まるリズミックな曲で、最後までドラムスがよく叩くドラムスのファンから評価されそうなアルバムです。
ドラムスが気持のよいほどにたたきます。
6曲目ピアニストのテクニックもかなりのものがうかがえる演奏、7曲目はテンポをどんどん変えていくけど、これがこのグループの4ビートなのでしょう。
1曲目にあの演奏を置いたことでそんをした、あれをのぞいて入ったらもう少しちゃんと聴いてもらえてのではと思うアルバムでした。
out stage / VEIN
FLORIAN ARBENZ(ds,cymbalon)
THOMAS LAHN(b)
MICHAEL ARBENZ(p)
1. LIGETI EATS SPAGHETTI
2. GROOVE DEFECT
3. TRANSUBSTANTIATION
4. FUNKY MONKEY
5. MENTOR
6. CROSSING LINES
7. FACE TIME WITH A BLUES