高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

不運の舞姫・浅田真央!しかし、貴方の微笑は素晴らしい!

2014-02-21 23:30:39 | 医療被害

浅田真央とオリンピック

 

天使の微笑!

面白い記事ですから・・・・・・・。

転載

浅田真央が戦ってきたもの

1.はじめに

 

 私がフィギュアスケートを見るようになったのは、リレハンメル五輪のシーズンのグランプリシリーズ、NHK杯からですから、もう17年になろうとしています。その、フィギュア観戦生活の中で、私は今、これまでに味わったことのないような、暗澹たる思いで胸がいっぱいです。バンクーバー五輪の女子シングルの競技を終えて、一夜明けた今、寝るに眠れず、このレポートを書いています。
 果たしてそれにどんな意味があるのか。私にもわかりません。ただ、いちフィギュアスケートファンとして、この現状を諦め、口をつぐむには、あまりにも今回の出来事は悲惨すぎる。少しでも多くの人に、現状を知ってほしい。そう思って、このレポートを書くことにしました。
 もちろん、主観だらけの内容になってしまうと思います。けれども、理解していただきたいのは、そこにあるのは、フィギュアスケートに対する愛です。誰がなんと言おうと、私はこのフィギュアスケートという競技を愛しているのだと思います。どんなにつらい思いをしても、納得できなくても。

 

 フィギュアファンとして、浅田真央のファンとして、今回の結果がどうにも納得できないと言ったら、ほとんどの人はこう思うでしょう。「ミスをしてしまったのだからしょうがない」「キムヨナは完璧だったのだから」。
 敗者は口をつぐむのが、日本では美徳とされています。私はそれを否定するつもりは全くありません。けれどもそれは、フェアに競技が行われた上での結果というのが大前提ではないでしょうか。中には、フェアではなかったとしても、それすらも納得して口をつぐんでしまう人も、日本人には少なくないと思いますが・・・。

 

 はじめに断っておきますが、私は決してキムヨナが嫌いなわけではありません。むしろ、4年前世界フィギュアで彼女の存在を認識した時は、浅田真央という天才にライバルができ、切磋琢磨できる状況になったということを歓迎しました。彼女たちが、これからどのように戦っていくのか、胸を躍らせたほどです。
 間違えてほしくないのは、このレポートが「キムヨナ批判」ではないということです。時には、キムヨナ本人を批判するような書き方になってしまうかもしれませんが、私にはそのような意図は全くありません。むしろ、キムヨナもある意味では被害者であるといえると思います。世界最高点をたたき出し、金メダリストとなったキムヨナは、素晴らしい選手だ、天才だ、と思われていることでしょう。ですが、実はフィギュアファンの目から見れば、主観を抜きにしたとしても、稀有な才能の持ち主というには、キムヨナはあまりにも凡庸すぎる。ジャンプにしろ、ステップにしろ、スピンにしろ、スパイラルにしろ、すべての要素において、浅田真央に迫るものですらないのです。ではなぜ、その彼女が「世界最高点」を出すに至ったのか。たゆまない努力のたまものだから、讃えるべきだという人もいるでしょう。しかし実は、その裏には様々な理由があるのです。
 あの大舞台にノーミスで滑れたこと。それくらいは讃えてもいいと思われるかもしれません。しかし、です。

 

 前置きが長くなってしまいましたが、私なりに、今回の出来事を分析してみようと思います。潔くないといわれてもかまいません。この腐ったフィギュアスケート界をなんとかしたいと思っている人間は、たくさんいるのです。それを、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思います。



2.トリノ五輪後に4年がかりで浅田真央がされてきたこと

 

  • キムヨナがフリーで3回も使うダブルアクセルの基礎点が突如3.3→3.5点にUP。加点をつける基準が難しい3回転と同じなので、簡単なダブルアクセルの前後には工夫ができあっさり毎度トリプルループ以上の点に

 

  • トリプルルッツとトリプルフリップの踏みわけが厳格化され、真央が1試合3回使う得点源であり3回転で一番基礎点の高い技トリプルルッツが不正扱いで使う度平均2,3点も減点。修正しない限り組み込めなくなる

 

  • 真央の甘かったシットスピンの認定基準も厳格化。
 しかし真央即座に対応し深いシットスピンに

 

  • 実はキムヨナも3回転で2番目に基礎点の高いトリプルフリップの不正があった。
 ところが何故かキムヨナの不正トリプルフリップだけは見逃され続け驚異の加点
 それでも真央が2008年ワールドで優勝してしまう

 

  • その直後、来シーズンから今度は回転不足の厳格化を発表
 更にトリプルルッツを跳べないでる浅田に、浅田の得意な3回転半を除いた
 3回転5種類を跳んだ場合のボーナスを出す情報が流れる

 

  • 予想通り真央のトリプルアクセルとトリプルループ、安藤のトリプルループ、特に二人ともセカンドトリプルループが怖いぐらい全く認められなくなる

 

  • ところがキムヨナの得意なセカンドトリプルトゥループだけは決して回転不足にならず初戦のアメリカ戦でトリプルフリップがまた見逃される。しかしVTRではっきりトリプルフリップの不正が映ってしまい、2戦目からエラーではない「!」の注意がつくも、彼女だけマイナスにならず小さいながら加点がつき続ける。

 

  • 真央がトリプルサルコウを克服しルッツもなんとか矯正してくる。対照的にキムヨナはトリプルループが跳べなくなる
 真央が文句のつけようのない演技をしてグランプリファイナル優勝
 するといつの間にか5種類ボーナスの話しが立ち消えに

 

  • 五輪シーズン、8月に韓国でルール改正決定。真央の最大の得意技トリプルフリップも、蹴る足がつま先ではなくブレード全部で蹴ってるからと減点に。
 ジャパンオープンで矯正しても不正扱いされ浅田の最後の砦トリプルフリップも減点、しかもいじっていびつになり質が悪化、ついでにトリプルトゥループも減点ジャッジが登場

 

  • 2010年度初戦で真央に回転不足4連発判定。内3つは明らかに足りてるループ
 5輪シーズン、彼女のループを2回転含め全て潰す意図が明確に
 キムヨナはトリプルフリップの不正は再び注意もつかなくなり、フリーではトリプルフリップを跳ばずに世界最高得点更新



 いかがでしょうか。
 浅田真央は、4年もの長きにわたって、これだけの仕打ちに耐え、乗り越えてきたのです。これだけの、浅田真央に不利でキムヨナに有利なルール改正。浅田真央が、何十年に一度の稀有な才能の持ち主でなければ、ここまで露骨なルール改正はなされなかったかもしれません。これでもか、これでもかと浅田真央をつぶしにかかり、それでもつぶれなかった浅田真央は、本当に頑張ったし、偉いと思います。




3.浅田真央の代わりにプルシェンコが滑ったら・・・
http://nereidedesign.jugem.jp/?eid=205 より一部転載)

 

日本の皆さんは、「浅田真央がノーミスなら当然金メダルだったはず・・・」と思っているでしょう。

 違います。
浅田真央の代わりにプルシェンコが滑って、4回転ジャンプをかましても、キム・ヨナに勝つのは無理なんです。

 

だから浅田真央は滑る前の、気持ちの持って行き方に迷いが出たのです。
絶対勝てない、って分かってたから。

 

キム・ヨナのフリー競技のスコアをご覧ください。

 

▼ 浅田真央 FREE SKATING

▼ キム・ヨナ SHORT PROGRAM

▼ 浅田真央 SHORT PROGRAM

Judges details per skater ⇒ SHORT PROGRAMFREE SKATING

 

男子と同じPCS(*女子は×1.6、男子は×2.0)で計算すると、 キム・ヨナはジャンプが1回少ないにもかかわらず、ライサチェックの得点を超えます。

 

女子金メダル キム・ヨナ(12要素ジャンプ7回)
FS 168.00点 [TES 78.30(加点 17.40 ) PCS *89.70]

 

男子金メダル ライサチェック(13要素ジャンプ8回)
FS 167.37点 [TES 84.57(加点9.64) PCS 82.80]

 

男子銀メダル プルシェンコ(13要素ジャンプ8回)
FS 165.51点 [TES 82.71(加点7.68) PCS 82.80]

 

女子の身体能力(体力)は、身体組成からみて男子よりも劣るという研究結果があります。(身体組成からみた男女の体力差

 

しかし、女子であるキム・ヨナは男子のライサチェックやプルシェンコを超えた。

 

ちなみに、PCS(Program Components Score)はプログラム全体の演技を5つの観点から評価します。5つの観点は以下の通りです。

 

スケート技術 (Skating Skills)
要素のつなぎ (Transitions)
実行力/遂行力 (Performance/Execution)
振り付け (Choreography)
曲の解釈 (Interpretation)

 

女子であるキム・ヨナが男子のプルシェンコやライサチェックよりもダイナミックでパワフルなパフォーマンスをしていましたか?

 

私はそうは思えません。

 

では、どうしてそんな差がついたのか?

 

一言でいうと、 審判のおまけポイント
審判の気分次第で10点20点の差ができる仕様になっております。

 

            GOE女子                     GOE男子          
1位 キム・ヨナ: 17.40 9.64 : ライサチェック
2位 浅田真央 : 8.82 7.68 : プルシェンコ
3位 ロシェット : 4.42 3.20 : 高橋大輔
4位 長洲未来 : 8.50 2.58 : ランビエール
5位 安藤美姫 : 5.30 3.80 : P・チャン



そして当日、韓国人審判とカナダ人審判が入っておりました。

 

だから

 

「オリンピックの試合だが、全く緊張しなかった」

 

などと余裕をぶちかませたのです。



色々な感情がありますが、まずは浅田真央という選手を賞賛するべきでしょう。

 

スキージャンプよりも酷いルール変更の連続に苦しめられて、それをたった1、2年で修正してきて、「用意された王者」を脅かす所までいったのです。



4.画像比較 バンクーバー五輪SPにおける浅田真央とキムヨナそれぞれの演技





こうやって並べて比較すると、いかにキムヨナが浅田真央に比べて体が硬く、難易度の低いポジションでしか滑れないかがわかります。
 ところが、ここでの二人のポイントは、驚くべきことに、全く同じなのです。また、キムヨナはスパイラルの途中で一瞬よろけてしまいますが、そんなこともおかまいなしに加点がついています。

5.さいごに

この四年というもの、フィギュアスケートファンが、どれほどの憤りを抱えてきたか、おそらくフィギュアを五輪でしか見ない人には想像もつかないでしょう。けれど、ここまでのまとめで少しだけでもわかっていただけたでしょうか。 それでも・・・と思われるでしょうか。
 私たちが忘れてはならないのは、浅田真央は間違いなく、世界的に見ても何十年に一度の稀有な才能の持ち主であり、キムヨナは凡庸な選手でしかないということです。
 凡庸な選手を、何年もかけてさもものすごい選手であるかのように仕立て上げた。五輪という大きな舞台で、世間に文句を言わせないために。
 キムヨナの演技というのは、フィギュアをよく知らない人から見れば、パーフェクトで素晴らしいものに見えるかもしれない(点数という後押しもあり)。しかし、フィギュアを少しでも詳しく知る人間から見れば、キムヨナの行っている演技は、五輪10位の選手ともたいして変わらない、平凡なものです。ただ難易度の低いプログラムを、自信たっぷりに滑っているから、素人目には素晴らしく見えるだけなのです。ジャンプ以外の要素・・・ステップ、スピン、スパイラル。すべての要素について、それは言えることです。
 では、自信たっぷりに滑れる彼女の精神力を讃えるべきだといわれるかもしれません。ですが、上記にあげたように、キムヨナは様々なものから守られている。採点基準・審判・マスコミ・・・。
 バンクーバー五輪フリーにおけるキムヨナの得点はどのようなものか、簡単に言ってしまえば、あのプログラムから、3-3のコンビネーション+3回転を一回、すっぽぬけたとしても優勝してしまえる。そのような異常な高得点なのです。ですが、コアなファンでなければ、そんなことはわかるはずもありません。1回や2回転んでも優勝できると分かっている選手と、世界最高の技をパーフェクトに滑っても優勝できないかもしれない選手が、同じプレッシャーであるわけがありません。
 そのような、プレッシャーのない状況ですから、キムヨナがノーミスで滑れるのは、別に驚くべきことではないのです。

 

 フィギュアスケートは、芸術的要素を多分に含んではいますが、スポーツです。それなのに、難易度の低いプログラムをプレッシャーのない状況で滑った選手が勝ち、異常なプレッシャーの中で、それでも大技に果敢に挑戦した選手が負ける・・・。そんなことがあって許されていいのでしょうか?
 高得点が出るのはキムヨナのほうが、表現力に優れているからでは?と思われる方は、上にある画像をもう一度見ていただきたい。明らかに、浅田真央のほうが技術だけでなく表現力にも優れていることがよくわかるでしょう。

 

 平凡平凡と何度も書きましたが、それは浅田真央と比べたらの話であって、キムヨナに才能がないわけではありません。トップレベルであることは間違いない。ただ、浅田真央が天才すぎただけです。浅田真央が天才すぎなければ、ここまで念入りに、キムヨナを「世界最高」に仕立て上げる必要もなかったかもしれない・・・とも思います。ある意味、キムヨナも被害者かもしれないというのは、そういうところにあります。

 

 「仕立て上げられた世界王者」この言葉を、私はこれからもずっと忘れないでしょう。そして、浅田真央がこの四年間で何をされてきたか、そしてそれをいかにして乗り越えてきたか。それを、私はできるだけ多くの人に伝えていきたいと思っています。冒頭にも書きましたが、私はフィギュアスケートを愛しているからです。

 

 浅田真央は、間違いなく、もっともっと、世界的に評価されなければいけないスケーターです。私は、浅田真央とキムヨナが甲乙つけがたいと評価されるだけでも我慢がならないのです。
 どうか、この思いが、少しでも多くの人に伝わりますように。
 そして、フィギュアスケートの現状が少しでもいいから変わりますように。
 
以上転載
 
まあ何があるにせよオリンピックは、奴等の祭典ですから部外者は評価されません!






 
 






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インフルエンザが、急増しています!

2014-02-21 00:08:25 | 有害物質

インフルエンザが、急増しています!

空気の乾燥に伴い、インフルエンザが流行している。国立感染症研究所によると、大流行の発生・継続が疑われる「警報レベル」を超えた地域は、宮城、愛知、三重、大阪、山口など、乾燥した太平洋側に多くなっている。

 流行性感冒と呼ばれるように、インフルエンザは急速な広がりが特徴だ。学校から家庭や社会へ大流行すれば、社会機能が麻痺(まひ)してしまうことさえある。これを防ぐには、まずは一人ひとりができる限りの感染予防に努めることが重要となる。

 新学期に入ると、子供たちが再び一つの教室内で長い時間を過ごす。感染機会もぐんと増え、流行が拡大するのが例年の傾向だ。しかも、今冬は大陸から強い寒気が断続的に流れ込み、気温は全国的に低く空気も乾燥している。大流行の条件がそろってきた。

 ウイルスを運ぶとされる渡り鳥の飛来が始まり、関係当局は高病原性鳥インフルエンザ(鳥インフル)への警戒を強めている。農林水産省などは被害が多発した昨シーズンの反省を踏まえ、予防ルールを厳格化。養鶏業者らは独自マニュアルを作成し、水際対策に本腰を入れている。

記事本文の続き 鳥インフルの感染ルートは特定されておらず、渡り鳥のほか、野鳥の落とした糞(ふん)が人の靴底や小動物などに付着して運ばれた可能性も指摘されている。

 

 昨シーズンは、一部養鶏場で、野鳥の侵入を防ぐネットに穴や隙間があったり、作業者が鶏舎出入り時に、靴や作業着を交換していなかったことも発覚。農水省は飼養衛生管理基準の見直しを行った。

 病原体を持ち込ませない方法を、これまでの「衣服や靴の消毒」に加え、「衛生管理区域に専用の衣服、靴を設置する」「家禽(かきん)舎ごとに専用靴を使用する」といった内容に改めた。防鳥ネットも網目が2センチ以下などと明示。予防ルール順守に漏れがないか確認するチェックシートも強化した。

 養鶏業者らは、こうした基準を基に独自のマニュアルづくりを行っている。

 昨年1~3月、13農場で感染を確認、約101万羽が処分され、被害総額が約91億円に上った宮崎県。同県内の養鶏会社は農場入退場時に作業者はシャワーで身体を洗浄。各鶏舎の出入りごとに、服を着替え、靴の履き替えを行っている。農場内は1日2回消毒され、作業員が移動時に使う車両の消毒も欠かさない。

インフルエンザに「ビタミンD有効」

 インフルエンザについて多くの人が怖いと思っている半面、正しい知識を持った人は少ないことが、トレンド総研(東京都渋谷区)の調査で分かった。「予防にはビタミンDが有効」(専門家)で、簡単にビタミンDを摂取できるサプリメントも多く販売されている。

20~39歳の男女500人を対象にした調査によると、全体の10%が昨シーズン、インフルエンザに感染しており、「家族・友人・職場の同僚など、周囲の人が感染した」人の割合は3割強だった。対策として、「手洗い」(76%)、「うがい」(71%)が7割を超えて主流となっているが、ビタミンDの効果にも注目が集まっている。

 東京慈恵会医科大学の浦島充佳准教授は「予防には手洗いとうがいをし、ストレスをためないことやバランスの取れた食事で栄養をしっかり取ることが大切」と指摘。そのうえで、6~15歳の334人対象の調査で、ビタミンD入りの錠剤と入っていない錠剤を半数ずつに冬の4カ月間投与したところ、「ビタミンDを服用したグループの発症率は、服用しないグループの約半分に抑えられた」と話す。

 ただ、食事だけでビタミンDを摂取するのは難しく、「サプリメントを活用することも手段の一つ」ドラッグストアなどにはビタミンDのサプリメントが数多く販売されており、「インフルエンザがはやりだす少し前から飲み始め、ピークを過ぎる3月くらいまで飲み続けるのが効果的だ」という。

 農水省は12月、100羽以上の家禽を飼育する全国9297農場に対して、都道府県が行った立ち入り検査の結果(11月11日現在)を公表した。予防ルールを守っていた農場は71・2%で、不備があった農場は26・8%。農水省動物衛生課は「日常の取り組みをしっかりと行うことが予防につながる」と管理の徹底を呼びかけた。

 ただ、一度感染が確認されれば、被害は短期間に広がる可能性が高い。改正家畜伝染病予防法では、家畜所有者や獣医師に同じ畜舎内で1日当たりの死亡率が過去3週間の平均値の2倍以上であった場合、都道府県への通報を義務づけた。

 今シーズンは11月に、松江市内の渡り鳥の死骸から低病原性ウイルスを検出。緊張は高まっており、同課は「異常を察知したらすぐに通報することが被害軽減につながる」としている。

  子供たちが学校で感染すると、各家庭にも広まる。高齢者や幼児ら健康弱者を中心に、2千人近い死者を出したこともある。ここが通常の風邪と大きく異なる点である。侮ってはならない。

 家に戻ったら、うがいや手洗いを励行したい。夜更かしも禁物だ。万一具合が悪くなったら、無理をせずゆっくり休むことだ。

 ワクチンに即効性はないが、いま打てば来月には効果が出て、感染しても症状の悪化を食い止められる。厳しい冬だが、元気で乗り切れる工夫をしよう。

インフルエンザ生物兵器以外にも

ノロウイルスについて

 

 


残念ながら、ノロウイルスに効果のある薬剤は現在ありません。激しい嘔吐を抑えたり、脱水症状を緩和するために点滴をするような治療になります。

今年は、ノロウイルスが猛威を振るっていますね。原因は、いろいろあるようですが、ウイルスの変異にも起因しているようです。

ノロウイルス感染の症状について

「胃腸にくる風邪」として表現されることもあります。ノロウイスルに感染するとだいたい24時間~48時間ぐらいで発症します。それほど熱は出ませんが、吐き気や嘔吐、腹痛、下痢などの症状があり、これらの強い症状が1~2日ほど出て、徐々に回復してきます。人によっては、感染しても症状の出ないことや軽い症状の場合があります。

ただ、症状が強い場合や、小児や高齢者など体力が弱い方の場合は、脱水症状になったり、さらに体力を消耗して大変危険ですので酷い場合は病院にかかるようにしましょう。

また、症状が治まっても3日~5日間ぐらいは、便にウイルスが含まれていることもあるようですので、感染の拡大に気をつけるようにしましょう。

ノロウイルスの治療について

ノロウイルスに対する薬は、現在でておりません。吐き気を抑える薬や、胃腸を整える薬などの飲み薬や、脱水症状に伴う点滴などで症状を緩和します(対症療法)。

吐き気を抑える薬の中には、副作用として眠くなる場合がありますので、注意してください。また、ほとんどの吐き気止めは、食前の投与になると思いますので、食事が摂れない状態でも服用できます。
※薬の種類によっても異なりますので、薬剤師にご相談ください。

※下痢止めも処方されることがあるかもしれませんが、感染初期の段階では、ウイルスを排泄させた方が良いとの考えから、使用しないことがあります。

また、ウイルスを早く追い出し、脱水症状を予防するためにも水分を沢山取るようにしてください。食べれる状態になったら、栄養のあるモノを摂取するように心がけてくださいね。

マイコプラズマ肺炎

 肺炎マイコプラズマ(mycoplasma pneumoniae)は細胞壁を欠いた細菌で、呼吸器系と泌尿生殖器系のものがあります。肺炎マイコプラズマは呼吸器系のもので唯一ヒトに対して病原性があります。
 マイコプラズマ肺炎は、 飛沫感染(ひまつかんせん)などによる濃厚感染であり、学校、幼稚園、保育所、家庭などの比較的閉鎖的な環境で、地域的に流行します。従来、わが国では、4年ごとのオリンピックの開催年に一致してほぼ規則的な流行を認めていましたが、最近ではこの傾向は崩れて毎年地域的に小流行を繰り返すようになってきました。季節的には初秋から冬に多発する傾向がみられます。それは何故か?生物兵器として加工されたからです。 好発年齢は、幼児から学童、とくに5~12歳に多くみられます。4歳以下の乳幼児にも感染はみられますが、多くは不顕性感染または軽症です。潜伏期は2~3週間です。

症状

 咳は必発の症状で、乾性~湿性の咳が頑固にしかも長期にわたって続き、発作性のように夜間や早朝に強くなる特徴があります。発熱、痰(たん)、のどの痛み、鼻症状、胸痛、頭痛などもみられますが、肺炎にしては元気で一般状態も悪くなく、そのため診断が遅れることがあります。

診断

 周辺地域での流行状況と 好発年齢を参考にします。頑固に続く咳にも注意が必要です。胸部X線では、均等で淡い び漫性陰影が特徴といわれていますが、気管支肺炎や間質性肺炎像のパターンも少なくありません。
 咽頭拭い液を培養して肺炎マイコプラズマを検出すれば、診断は確実となりますが、結果を得るまでに通常1~4週間を要します。 補体結合反応(CF) 抗体価64倍以上を陽性としますが、通常は感染してから2週間以後でないと上昇しません。 寒冷凝集反応は、早期に短期間で結果が得られますが、非特異反応が問題です。PCR法、 DNAプローブ法による 抗原検出法が開発されていますが、それ相応の技術と設備が必要となります。 鑑別診断が必要な疾患は、クラミジア肺炎、オウム病、肺結核などです。

これらのは、ウイルスや細菌は知能を持っており環境により変化して生存します。勿論、ワクチンや、治療薬にも死滅することなく耐性を付けて生存して再び人類に襲い掛かりますから非常に厄介な生物です。

 

 

毎日のうがいや、外出時のマスクの着用と帰宅時の手洗いとうがいをすることでも大きな予防効果はありますので、必ず実行してください!

 

 

 


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