備蓄米は「家畜用だろう?古古古米」「5キロ83円が2千円」
立民・原口一博氏のX物議
立憲民主党の原口一博元総務相が備蓄米を「小泉米」と称し、「家畜用だろう?」と自身のX(旧ツイッター)で発信した内容がネット上で物議を呼んでいる。
立憲民主党の原口一博元総務相が備蓄米を「小泉米」と称し、「家畜用だろう?」と自身のX(旧ツイッター)で発信した内容がネット上で物議を呼んでいる。
原口氏は29日に「家畜用だろう?古古古米。5キログラム83円のものが何故、2000(円)もするのか?
誰と随意契約したのか?小泉米」と投稿した。
古古古米は2021年産米を指すとみられる。
備蓄米に関し、28日の衆院農水委員会では国民民主の玉木雄一郎代表が「備蓄米はあと1年経ったら、家畜のエサに出すようなもの」などと発言し、釈明に追われる事態になったばかり。
原口氏と同じ立民では、泉健太前代表が「この局面で使う言葉ではない。
改めていただきたい」と玉木氏の発言に苦言を呈している。
農水史に残るJA幹部の勘違い発言に、小泉進次郎氏がぶち切れ! 「農協改革は終わらない」と決意を新たにした
9月30日の自民党本部。農業協同組合(JA)の構造改革を進める自民党の小泉進次郎農林部会長は本紙記者の問いかけに、ため息交じりに今の心情を吐露した。落胆させたのは、あるJAグループ幹部の言葉だ。「あれは間違いなく、日本の農水史に残る発言だった」。小泉氏をそこまで思い悩ませる発言の深層とは-。
「手数料は切れない」
農家の所得向上に向け、小泉氏が掲げる重要テーマは、農機や農薬などの農業生産資材価格の引き下げだ。そのためには、資材流通をほぼ独占する全国農業協同組合連合会(JA全農)の構造改革が必要と明言し、全農を「改革の本丸」と位置づけてきた。
「何が1円でも生産者の手取りを増やすだ。それならJAが取る手数料を値下げすべきではないか」。農事組合法人「さんぶ野菜ネットワーク」の下山久信事務局長の怒号が響き渡った。緊張に包まれる会場。下山氏は続けざまに「野菜を全農の青果センターに出荷すると手数料が8.5%取られ、それに全農県本部から1%取られ、計9.5%も取られる。これは手数料の二重取りだ」と詳細な手書きの資料まで提示し、JA幹部をにらみつけた。
「全農の認識は問題だ」
だが、この神出氏の発言に強い不快感を示したのが小泉氏だった。会の終盤にあいさつを求められると、「先ほどの神出さんの言葉に、手数料で食っているのがJAグループという意識があるなら、それは問題だ」と名指しで批判。議員や農水省幹部、マスコミなど100人以上が詰めかけた会場で、神出氏への公開説教が繰り広げられた。最後には「農家が食べていけるから農協職員も食べていけるという認識で改革に取り組んでほしい」と苦言を呈し、締めくくった。