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高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

基地局設置に関するトラブルが急増、懸念される電磁波の人体影響!!

2025-01-31 00:05:00 | 電磁波の恐怖
 
頭痛、めまい、肩こり、倦怠感、不眠などは、電磁波の影響です!!
 

無線通信の基地局設置に関するトラブルが急減に増えている。

「電磁波からいのちを守る全国ネット」の運営委員をしていることもあって、また、わたし自身がこの問題を取材していることもあって、相談の対応に追われている。

最も多いのはKDDI基地局についての相談である。

Segnalazione nuova postazione BTS - FibraClick Forum

次に楽天、ソフトバンクとNTTドコモに関する案件はそれぞれ1件である。


先週、2件ほど事例を紹介しておこう。

 

設置場所は、埼玉県春日部市金崎675-2 にあるグループホーム、庄和ケアセンター「そよ風」に隣接する土地である。KDDI基地局である。

設置場所は、千葉県野田市岩名2丁目44-1 。 配電盤に通信会社の名前はない。

同形の基地局が野田市五木新町37、「五木しんまちふれあい公園」横の駐車場にもある。

東武線野田市梅郷駅東口ロータリ付近、アパート側にも、配電盤に社名がない基地局がある。

 5Gの導入を機に、電磁波問題の認知度が高まってきた。

かつては電磁波問題といっても、まったく知識がない人が大半を占めていた。

その最大の原因は、マスコミがこの問題を報じないことである。

報じない理由は、電話会社が広告のスポンサーになっているからにほかならい。

基地局からの電磁波は、携帯電話末端の電磁波ほど強くはないが、最大の問題は24時間被曝することである。

1日か2日の期間ではない。5年、10年、15年と被曝し続けるのである。

3Gや4Gの基地局周辺で癌の発症率が高いことを示す疫学調査はすでに複数ある。

5G基地局からの電磁波は、将来的にはミリ波と呼ばれる極めてエネルギーが強い周波数帯のものが使われる可能性が濃厚だ。

その電磁波を長期にわたって被曝したとき、どのような人体影響が現れるのか、まだ分かっていないのである。

しかも、基地局に関する情報は、企業秘密などを理由に公表されない。

設置に際しても、電話会社はどのようなリスクがあるのかを住民に説明しない。

総務省の電波防護指針に従って操業するので、安全だとオウムのように繰り返す。

住民は自分たちがどのような電磁波に被曝しているのかを正確に知ることすらできないのである。


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ワクチンの75%は10か国に集中、テドロス氏「恥ずべき不公平だ」

2025-01-30 00:05:00 | 国賊

ワクチンの75%は10か国に集中、テドロス氏「恥ずべき不公平だ」

【ジュネーブ=杉野謙太郎】世界保健機関(WHO)の年次総会が24日、オンライン形式で始まった。

テドロス・アダノム事務局長は演説で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で、「世界は依然として非常に危険な状態にある」と述べ、一部の先進国にワクチンが集中している現状の是正を訴えた。

24日、年次総会で演説するテドロス事務局長(動画から)
コロナワクチンについてPart.1 | キノシタ薬品

テドロス氏は、今年の感染者が既に昨年1年間の合計を上回っており、死者数も今後3週間のうちに昨年1年間を超えるだろうと指摘した。

世界のワクチン接種の75%が、わずか10か国に集中している点を挙げ、「恥ずべき不公平だ。

ワクチンを手にした少数の国々が、世界のその他の命運を左右している」と批判した。

WHO、ワクチン分配で貧困国を「ないがしろ」にしないよう警告 - BBCニュース

これまで接種されたワクチンを合わせれば、世界の医療従事者や高齢者に接種するのに十分な量だったとし、「公平に分配されていれば、我々はもっとよい状況にいられたはずだ」とも語った。

テドロス氏は今年9月までにすべての国で人口の少なくとも10%、年末までに30%にワクチン接種を済ませる目標を掲げ、加盟国にはワクチン分配の国際的枠組み「COVAX(コバックス)」への提供を、製造者にはワクチン増産を求めた。

演説中、医療従事者をたたえるため参加者に拍手を求め、約30秒間にわたって手をたたく場面もあった。

三種混合ワクチン(DTP)ワクチンは救うよりも多くの子供を殺す可能性がある|नटराज

フランスのマクロン大統領は総会にビデオメッセージを寄せ、感染症発生時にWHOの調査権限を強めるよう訴えた。

ドイツのメルケル首相も、「WHOは引き続き、世界の保健に主導的な役割を果たすべきだ」と述べ、今後の大流行に対処するパンデミック条約採択を支持した。

 総会は6月1日までで、これまでの新型コロナ対応の検証や、WHOの機能強化について議論する。

 

WHO、ワクチン3回接種すべきではない

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WHOのテドロス事務局長は、途上国へワクチンを優先供給するよう訴えている=ロイター

【ウィーン=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)は12日、新型コロナウイルスのワクチンについて3回目の接種をすべきではないとの見解を示した。

追加接種が必要との科学的根拠はないとし、ワクチンの普及が遅れている途上国に優先供給するよう訴えた。

テドロス事務局長は12日の記者会見で「今、優先しなければならないのはまだ接種をしていない人々だ」と強調した。

新型コロナ「終わりが視野」 テドロス発言の背景とは | これ大事!いま知りたい医療ニュース | 高野聡 | 毎日新聞「医療プレミア」

米製薬会社のモデルナとファイザーを名指しし、「追加接種のために接種率が比較的高い国へのワクチン供給を優先するのではなく、低・中所得国への供給に全力を尽くす必要がある」とも指摘した。

イスラエルは12日、免疫力の低い成人を対象に3回目の接種計画を発表した。

一定期間後にワクチンの効果が低くなる可能性にも備え、この他にも複数の国が追加接種を検討している。

WHOは多くのワクチンに必要な2回目接種後、1~2年以内の追加接種には否定的な見解を示している。

子どもの予防接種、コロナ禍でも続けて WHOが危機感

写真・図版

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は、新型コロナウイルス対策の影響によって世界で子どもへのポリオやはしかなど通常のワクチン接種が停滞していることを取り上げ、「命への大きな脅威となる」と22日の記者会見で危機感を示した。

この者達のターゲットは、子供と老人である・・・

 テドロス氏は、新型コロナの影響で通常のワクチン接種の活動が「少なくとも68カ国で大幅に停滞し、8千万人の子どもが影響を受けている」との分析を報告。

「命を救う多くのワクチンが既にあり、それを子どもたちに届け続けなければならない」と述べた。

WHOは新型コロナ対策と両立させる形でのワクチン接種活動の指針を発表するとしている。

 会見には、ワクチン接種の推進でWHOと協力する国連児童基金ユニセフ)のヘンリエッタ・フォア事務局長も参加。

フォア氏は、医療機関が新型コロナ対応で手いっぱいになったり、移動制限で親が外に出なくなったりしてワクチン接種が進まず、渡航制限の影響で供給も滞る現状を報告し、「子どもの権利の危機になることを恐れている」と訴えた。

また、人と人との距離をとりながら通常のワクチン接種を継続しているラオスなどの例を紹介した。

 

日本人皆殺しは、着実に進行しています!!


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帰化した政治家・これが虚偽であるというが・・・

2025-01-29 00:05:00 | 国賊

帰化した政治家・これが虚偽であるというが・・・

なりすまし日本人帰化国会議員リスト                             ※タイトルに在日・韓国・朝鮮を入れると再生回数爆上げです。どんどん入れましょう!!

「国会議員713人中、690人が帰化人」というデマの出所



国会議員713人中、690人が帰化人」、96.7%が帰化人であり日本国籍が23名とかいうデマ。

説明する必要もないほどにデマなので、そんなわけねえだろ、で終わっても良いのだがそれなりに拡散してしまってる*1のでこのネタの出所を貼っておく。

あとこういった人間にとってはどうでも良い部分だろうが、帰化したなら日本国籍なので日本国籍23名はおかしい。

さてこの情報出所だが「橋広バロン幸之助🇯🇵MJGA💫@hasibiro_maga」が挙げている動画はスピリチュアルカウセリングを行っているはっしーこと橋本友明という人物が1月14日に挙げた動画「1/14 DS情報:為替が廃止固定レートに/薬学部閉校/日本は世界一のマネーロンダリング国家/特別会計は使途不明/シンプソンズ予言/木星上空の宇宙会議/国会議員のほとんどが朝鮮帰化人」となる。

そこでは次のように述べている。

国会議員の話ね、713人中690人が朝鮮下人だってさ、もう日本じゃねえな。

日本人国籍の国会議員はたったの23人だって。

いったい誰だろうなあ。

これだけである。

ソースも一切存在しない。ちなみにこの動画が公開されている彼の橋本チャンネル4(橋本チャンネルは1~6まで存在)は次の様な動画が並んでいる。

かなり「濃い」部類と言えるだろう。だたしこの国会議員の話はこの橋本が出所ではなく、おそらくは2024年5月ごろに生まれた言説だと思われる。

まずX上での流布は下記の「カミーユ ディアラン(ΦωΦ)Uo・ェ・oU🦜@Camille_Dyalan」というアカウントがおそらくは初となる。

 


https://x.com/Camille_Dyalan/status/1789060816437915839

このカミーユは定期的にこの話題をあげており、8月ごろにはそれなりに拡散していたことも確認できる。

そしてこのアカウントがソースとしている動画だが、これは未来党代表の石川新一郎による動画「【第604回ライブ】明治維新の真実とEBSインテル情報‼️」(5月10日配信)となる。彼の語り口はこうだ。

具体的には言いませんが、衆議院参議の国会議員の人数衆議員の方は465名です。

参議院の方は248、24が8ですねはい248、合計713名の国会議員がいます。

いいですか、なんとその97%が、いいですか私も笑いながら言うしかないんですけどいいですか、713人のうちのなんと97%がそもそもの日本人ではないんです。

(略)もう少し細かく言います。

つまり713人のうち日本人そっくりさんがいいですか、690人いると言うんですよ。

残り純粋な日本人ね、純粋な日本人そもそもの日本人ね、純粋な日本人はなんとわずか23名とか713人のうちわずか23名が純粋な日本人と言われているのであります。

(略)つまり私たちは国政選挙の時に日本人そっくりさんを闇の勢力とメディアによって私たちは巧に選ばされてきたのであります。

いいさですか、国政選挙の時、私たちは日本人そっくりさんをね、闇の勢力とメディアによって巧みに選ばされてきたのであります。誘導されてきたのであります。

当然ソースはない。

【真相】 帰化した韓国人も実は韓国籍のままだった ※『韓国人の自滅スタイル』を作った安倍総理 | 朝鮮, 社会学

後半では「闇の勢力」などと言っている様に石川新一郎はQアノン系の人物である。

それは彼のチャンネル(石川にも複数のチャンネルが存在)を見ても明らかだ。

またこの動画では芸能人の9割以上は日本人ではないとも言っており、彼の世界では日本人はほとんどいないほどに無能な民族に堕しているともいえる。彼流に言えば「奴隷」となるのだろうが。

元在日朝鮮人3世の帰化人「純粋な日本人の皆さまへ。実は私たち帰化人は非常に投票率が高く、それが売国議員を増やす原動力となっています。」がネット ...

ちなみにだが石川の第599回ライブ(4月27日配信)においては国会議員の3分の2は在日朝鮮人だと言っており、604回と若干の齟齬をきたしているともいえる数値を出している。

これに関しては在日朝鮮人の他は在日中国人であるという言い逃れそのものは可能だが、しかし短期間での数値の変動は設定が定まっているとはあまり思えない。そして現状調べる限りこの石川がデマの出所と思われる。

「沖縄県、国を提訴」「引きこもりUX会議『声明文』」とブルーバッチ議員と蓮池透氏ほかアレコレ - 四丁目でCan蛙~日々是好日~
 この手の○○議員は在日という手のデマは00年代から盛んにあるネットデマだが、ここまで盛った数値自体は初めてとなる。

最早反論も不要なレベルのデマであろうが、Qアノン系やスピリチュアル系の「愛国心」あふれる人間にはどうにも真に受けていそうな感じすらある。しかし、そこにはソースなど微塵もない。

スーパーチャットなどで金銭を貰ってるQアノン系のおっさんが初の与太だ。

 

「総理になれるのはほぼ朝鮮人!官報でも確認できる事実」は誤り 

歴代の内閣総理大臣のほとんどが朝鮮人だという言説が画像とともに拡散しましたが、誤りです。

外国籍では首相になれない上に、発信者は「官報で帰化人か確認できる」と主張していますが、帰化した記録は見つかりません。

検証対象

吉田茂以降の歴代首相の名前を一覧にし、「総理になれるのはほぼ朝鮮人!」というツイートが拡散した。

画像

ツイートへのリプライには「政治家になるのもほぼ帰化朝鮮人 日本人探すのが難しい、知事/市長/区長も帰化朝鮮人だらけ」などと同調した投稿がある一方で、「で、あなたや周りの方はその目で官報を確認したのですか?」など疑問も多く投げかけられた。

検証過程

内閣総理大臣は国会議員の中から選ばれる(憲法67条第1項)。

国会議員に立候補できるのは日本国民だ(公職選挙法)。

つまり、日本国籍がなければそもそも総理大臣にはなれない。

拡散したツイートの発信者は朝鮮人とは「朝鮮系の帰化人」という意味であり、帰化したかどうかは「官報」でわかると主張している。

帰化とは、日本国籍を持たない人に国が国籍を与える制度で、法務大臣が帰化を許可した場合に国の機関誌である「官報」に掲載される。

日本ファクトチェックセンター(JFC)が官報情報検索サービスで確認したところ、一覧表にある歴代首相で帰化の記録がある人物はいなかった。

帰化をして吉田茂という名を名乗ることになった人は6人いたが、いずれも吉田茂首相の死後の1972年以降だった。

判定

戦後の内閣総理大臣の多くが帰化した朝鮮人だという言説は、誤り。

検証:宮本聖二
編集:古田大輔


検証手法や判定基準などに関する解説は、JFCサイトのファクトチェック指針をご参照ください。

「ファクトチェックが役に立った」という方は、シェアやいいねなどで拡散にご協力ください。誤った情報よりも検証した情報が広がるには、みなさんの力が必要です。

日本人皆殺しは、着実に進行しています!!

 
 
 

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お釈迦さまの“本当”に教えたかったこと

2025-01-28 00:05:00 | 平和

道綽禅師、浄土仏教こそ真実の教えと鮮明にされる! [聖道仏教と浄土仏教]

親鸞聖人が、七高僧の4番目に挙げておられる、

道綽禅師(どうしゃくぜんじ)について言われたお言葉に、

 

道綽決聖道難証(道綽は、聖道の証し難きことを決し、)

唯明浄土可通入(唯、浄土の通入すべきことを明す。)
 

と、正信偈にあります。

つまり、

道綽禅師が仏教を2つに分けられ、

『聖道仏教では助からないから捨てよ、

浄土仏教を信じなさい』

と、ハッキリ教えてくだされたばこそ、

親鸞、弥陀の救いに遇えたのだと、

道綽禅師の厚きご恩を喜ばれているお言葉です。

 

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仏教に、2つある
 

では、道綽禅師が仏教を2つに分けられた、

とはどういうことでしょうか。

仏教とは、仏の説かれた教え、ということですが、

ここで「仏」といわれているのは、

約2600年前、インドで活躍された

お釈迦さまのことです。

お釈迦さまが、35歳の時、

最高無上の「仏」のさとりを開かれてから、

80歳でお亡くなりになるまでの45年間、

説いていかれた教えを、

今日、仏教といわれます。

仏のさとりまで到達された方は、

この地球上ではお釈迦さまお一人ですから、

これを「釈迦の前に仏なし、

釈迦の後に仏なし」と言われます。

「自称、仏」という人は時々ありますが、

自他ともに認める仏は、お釈迦さまだけです。

ですから「仏教」といえば、

この地球上では

「釈迦の教え」だけをいわれるのです。

ほかの何人(なんびと)の説いたものも、

仏教とはいわれません。

 

世の中には、お釈迦さま以外の名前を出して

「○○の仏教」などと言う人がありますが、

それは○○教と呼ばるべきものであって、

「仏教」ではありません。

繰り返しますが、

仏教とは、

「仏のさとりを開かれた、お釈迦さまの教え」

のみをいうのです。

 

道綽禅師が、その仏教を大きく2つに分けられた、

ということは、

「一人のお釈迦さまが、2つの仏教を説かれた」という、

突拍子もないことを言われているのですが、

実はこのように仏教を2つに分けられたのは、

道綽禅師が最初ではありません。

道綽禅師の500年前、

インドの龍樹菩薩が、

「難行道」と「易行道」に分けておられます。

 
また、道綽禅師の少し前の時代、

同じ中国の曇鸞大師は、

「自力の仏教」「他力の仏教」とおっしゃっています。

それを道綽禅師は、

「聖道仏教」「浄土仏教」と言われたのです。

 

EPSON050.jpg-1-d35e6.jpg

 

2つの仏教
 

「聖道仏教」とは、出家して山に入り、

厳しい修行に打ち込んで、

さとりを得ようとする仏教をいいます。

欲や怒り、ウラミ・ネタミの煩悩と闘い、

後生の一大事を助かろうとする教えです。

例えば聖道仏教の一つ、比叡山の天台宗は、

『法華経』の教えに従って戒律を守り、

さとりを開こうとする宗派で、

今日でも「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)

といわれる荒行があります。

伝教(でんぎょう)が開いてより千数百年、

完遂した者はわずか、

途中で挫折すれば持参の短刀で

自害せねばならなぬ掟もある、

まさに命懸けの修行です。

 

それは、「行ずることが難しい教え」

ゆえに龍樹菩薩は「難行道」と言われ、

「自らの力」を励んで助かろうとする教えだから

曇鸞大師は「自力の仏教」と言われました。

現在ある聖道仏教の宗派は、

天台宗、真言宗、華厳宗、法相宗(ほっそうしゅう)などで、

これらすべてを聖道諸宗といわれます。

 

「浄土仏教」とは、

無上仏である阿弥陀仏のお力によって

救われる仏教です。

「すべての人を、

欲や怒りの煩悩のあるがままで、

この世は絶対の幸福に救い摂り、

死ねば必ず、

浄土往生の本懐を果たさせてみせる」

と誓われているのが「弥陀の誓願」であり、

この弥陀の救いを

明らかにされた教えが「浄土仏教」です。

弥陀に救われたお礼の念仏は、

弥陀によって称えさせられる易しい行だから

龍樹菩薩は、「易行道」と言われ、

まったく弥陀のお力(他力)によって

救われる教えだから

曇鸞大師は、「他力の仏教」と言われました。

 

このような龍樹、曇鸞のご指南にしたがって道綽は、

仏教を「聖道仏教」と「浄土仏教」に大きく分けられ、

「聖道仏教では一人も助からぬ。浄土仏教を信じよ」

と徹底して叫んでいかれたのです。

これを道綽禅師の「聖浄廃立」といわれます。

「廃立」の「廃」とは、廃物の「廃」で「捨てもの」ということ、

「立」は「立てるべきもの、信ずべきもの」ということ。

「捨てるべきもの」と「信ずべきもの」をハッキリさせ、

「捨てるべきものを捨てよ、信ずべきものを信じよ」と

教えることを、「廃立」といいます。

「聖道仏教では助からなかった」

と身をもって知らされ、弥陀の本願によって救い摂られた

道綽禅師が、釈迦の経典、先師の論釈にしたがって、

「弥陀一仏を信じよ」と徹底された教えが、

「聖浄廃立」であったのです。

では、その弥陀の救いにあわれるまでの、道綽禅師の半生をうかがってみましょう。

 

綽禅師

道綽禅師は、1400年前の中国の方で、当初は、聖道仏教の一宗派である

「涅槃宗」に打ち込んでおられました。

涅槃宗とは、釈迦が最晩年に説かれた

『涅槃経』を信奉する宗派で、当時の中国仏教界を風靡していました。

厳しい禅定や懺悔の行の実践を重ね、「道綽禅師」の名は次第に四方に高まり、衆人の尊敬を集めます。

 

しかし、当の道綽は、深刻な壁に直面していました。

後生の一大事の解決を求めて、座禅等の自力修行に励めば励むほど、

一向に定まらない自己の本心が知られてくる。

身体は座禅していても、心は猿のごとく、馬のごとく娑婆中を飛び回って、

動きずくめに動く。

悪を造る心は一瞬たりともやまない。

私が悪を造る状態を例えるならば、その激しさは暴風、どしゃぶりの雨のようなものだ

求めれば求めるほど、知られてくるのは、

救われる縁のない自己の姿。

「本当に座禅などの自力修行で、この暗い魂の解決、できるのだろうか」
 

そんな時、たまたま曇鸞大師の旧跡・玄忠寺に詣でた道綽禅師は、曇鸞の行跡を記した境内の碑文を一読するや、心に百雷(ひゃくらい)のごとき衝撃を覚える。

「曇鸞大師ほどの偉大な高僧でさえ、四論宗の自力修行を捨てて阿弥陀仏の本願他力をたのみ、仙経を焼き捨てて浄土教に帰依しておられるではないか。

まして私のような至らぬ者が、自力修行によってさとりを得ようなどとは、

全く不可能であった」
 

ついに涅槃宗を捨て、浄土仏教に帰依されたのです。

48歳の時でした。

玄忠寺に滞在し、曇鸞大師の大著『浄土論註』に取り組まれ、

やがて弥陀の本願に救い摂られたのです。

そのあとは、御恩報謝の念仏を日々七万遍ずつ称えられ、弥陀の本願を宣布していかれました。
 

『観無量寿経』を解釈して有名な『安楽集』を著し、聖道自力の仏教では

誰も助からないこと、浄土仏教によってのみ

すべての人が救われることを、明らかにされたのです。
 

しかもこれは、決して道綽禅師の独断ではなく、次のように釈迦自身が『大集経』という経典に説かれていることなのだと、おっしゃっています。
 

「我が末法の時の中の億億の衆生、行を起し道を修せんに、未だ一人も得る者有らず」と。

当今は末法にしてこれ五濁悪世なり、唯浄土の一門有りて通入すべき路なり。
 

仏教を説かれた目的は
 

ここで、こんな疑問が起きる人もあるかも知れません。

「聖道仏教では助からないのに、なぜ釈迦は説かれたのだろうか」

「仏の説かれた教えを、捨てよとは、もったいないのではないか」

もっともな不審ですが、例えでお答えしましょう。

 
ビルや学校、住宅など「建物」を建てる時には、

「足場」が必要です。

「足場」を設けずに、

「建物」を建てることはできません。

しかしその「足場」も、

建設を終えれば全部取り払われます。

工事が終わり、目的の「建物」が完成したのに、まだ「足場」が建物を囲んでいる、ということはないでしょう。

いつまでも残しておくと、見栄えが悪く、不便で、子供が遊んでケガをする危険もあるからです。

 

浄土仏教は、目的である「建物」にあたります。

お釈迦さまが仏教を説かれた目的は、

この浄土仏教、すなわち「弥陀の本願」一つを説かれるためでした。

そのことは、親鸞聖人の『正信偈』のお言葉、

如来所以興出世(釈迦如来が仏教を説かれたのは)

唯説弥陀本願海(弥陀の本願、ひとつであったのだ)」

で明らかです。

ところが、

世界最大級の建物を建てるには、それなりの足場が要るように、大宇宙最高の妙法である

「弥陀の本願」を明らかにする時には、どうしても、それ相当の準備が必要だった。

その足場に当たるのが、聖道仏教なのです。

経典の数でいえば、7000冊余りの一切経のうち、

浄土三部経の三巻以外は、すべて聖道仏教の経典です。

具体的には『法華経』『般若経』『涅槃経』『華厳経』

『金光明経(きんこうみょうきょう)』

『解深密教(げじんみっきょう)』などです。
 

すなわち、浄土仏教という建物を建て、

弥陀の本願を鮮明にするために、それら7000余巻の膨大な聖道仏教の教えを足場となされた、ということです。

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しかし、建物が完成すれば足場は要らぬように、すでに「弥陀の本願」が明らかになった今、聖道仏教は必要ありません。

それどころか、

迷ってケガする人もあるので、直ちに捨てなければなりません。

ですから、「助からない教え」を、

「それでは助からないから、捨てよ」

と教えるのは、もったいないどころか、釈迦の真意にかなったことになるのです。
 
もちろん、そのように「聖浄廃立」を叫んだならば、いまだ釈迦の本意を知りえず聖道仏教に迷っている人たちからは、激しい非難攻撃の嵐が吹き荒れることも、当然でしょう。

「弥陀一仏に向け」

と徹していかれた聖人の、波瀾万丈のご一生を見れば明白です。

 
しかし、極悪の親鸞を救いたもうた、広大無辺な弥陀のご恩を思えば、どうして後ずさりできようか。

道綽禅師が、身命を賭して「聖浄廃立」してくだされたばこそ、弥陀の絶対の救いに親鸞、いま遇うことができたのだ。

ご恩を深く仰がずにおれないと、そのご苦労を絶賛なされているお言葉が、
 
道綽決聖道難証(道綽は、聖道の証し難きを決し)

唯明浄土可通入(唯、浄土の通入すべきことを明かす)」
 

阿弥陀仏の本願以外に、仏教はない [聖道仏教と浄土仏教]


顕示難行陸路苦(難行の陸路の苦しきことを顕示し)

信楽易行水道楽(易行の水道の楽しきことを信楽せしめたまう)
 
これは龍樹菩薩の教えられたことを、親鸞聖人が明らかにされているお言葉です。

大意はこうです。

“「難行」の教えでは誰も助からない。

すべての人の救われる道は、阿弥陀仏の本願しかないのだから、早く弥陀の本願を聞きひらき、無上の幸福に救われてもらいたい。

龍樹菩薩は我々に、かく勧められているのである”
 

難行道と易行道
 

まず「難行」「易行」と言われているのは、

「難行道」の仏教と「易行道」の仏教のことです。
 

「難行道」の仏教とは、“捨家棄欲”といって、妻子家族を捨てて深山幽谷に入り、欲や怒りの煩悩と闘う難行苦行によって、仏のさとりを得ようとする教えです。

現在も日本にある宗派でいえば、天台宗、真言宗、禅宗、華厳宗などで、聖道諸宗ともいわれています。
 

例えば比叡山の天台宗は、

『法華経』の教えに従って戒律を守り、さとりを開こうとする宗派で、今日でも「千日回峯行」といわれる荒行があります。

真夜中の零時前に起床して、山上山下の行者道を30キロ歩くのです。

この間、堂塔伽藍や山王七社、霊石、霊水など約300カ所で所定の修行。

無論、雨風雪、病気になってもやめることはできない。

もし途中で挫折した時は、持参の短刀で自害するのが山の掟になっています。

初めの3年間は毎年100日、次の2年間は毎年200日、

その翌年は100日、最後は200日間、

休まず修行しなければならず、とりわけ大変なのが、

最後の年に100日続ける「大回り」です。

山を下りて京都の修学院から一乗寺、平安神宮、祇園と1日84キロを、17、8時間で回る生死関頭の苦行です。

最澄が叡山を開いてより今日まで、やり遂げた人は数える程で、文字通り命がけの修行です。

それでも、仏のさとりにはほど遠い、初歩の段階といわれます。

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このように「行ずることが難しい教え」

ゆえに「難行道」と言われているのですが、これは龍樹菩薩が身をもって知らされたことでした。

 
龍樹菩薩でさえ
 
今日まで、52段のさとりの最高位である仏覚に到達された方は、

2600年前、インドで活躍されたお釈迦さまお一人です。

その釈迦に次いで高いさとりを開かれた方が、龍樹菩薩です。

面壁9年で手足腐るほど修行に打ち込んだ、あの達磨大師でも30段そこそこであったと言います。

中国天台を開いた智者(天台大師)も臨終に、

「ただ五品弟子位(10段に満たない位)あるのみ」

と告白しています。

これらと比較しても、自力難行によって41段のさとりを開かれた龍樹菩薩が、いかに人並み外れて優れた方か、知られましょう。

今日も仏教の諸宗派から尊敬され、

「小釈迦」とか「八宗の祖師」と仰がれているのも分かりますね。

ところが、です。その龍樹でさえも、「『難行』の教えは険しく苦しい道だから、とても仏覚まで到達することはできない。

意志薄弱、ねい弱怯劣の私ごとき者の進める道ではなかった」

と知らされ、真に魂の救われる道を探し求め、ついに「阿弥陀仏の本願」によって絶対の幸福に救い摂られたのです。
 

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「本願」とは「誓願」とも言われ、お約束のこと。

大宇宙にまします無数の仏方の師(本師本仏)である阿弥陀仏は、

「どんな罪悪深重の者も平生の一念に必ず絶対の幸福に救い摂り、死ぬと同時に浄土で仏のさとりを開かせる」

と、とてつもない約束をなされています。

欲や怒り、妬みそねみ一杯の私たちが、この世も未来も無上の幸せに救われるのは、ひとえにこの本願力不思議、弥陀の独り働きによってですから、弥陀の救いを「易行道」と龍樹菩薩は言われているのです。
 

陸路と水道

この「難行道」と「易行道」との違いを、

分かりやすく「難行の陸路」「易行の水道」と仰っています。

目的地に行こうとする時に、テクテク歩いていく「陸路」の道は、山あり谷ありで、石につまずいてケガをしたり、雨に打たれて難儀したりと、つらい苦しい道となります。

それに対して、船に乗って船頭まかせ、重荷を下ろし、風に吹かれて海や河川の水面を滑るように進む「水道」は、大変楽しい道でしょう。

同様、難行苦行の教えでは一人も助からないのだよ、すべての人を安楽無上の幸せに生かして下さるのは、阿弥陀仏の本願しかないのだから、弥陀一仏に向け、弥陀のみを信じなさい。

このように龍樹菩薩が、非難迫害の嵐の中、熱烈に布教して下されたおかげで親鸞、弥陀の本願を知らされ、救われることができたのだ、なんと有り難いことなのかと、厚きご恩に合掌感泣されているお言葉が、

「難行の陸路の苦しきことを顕示し、易行の水道の楽しきことを信楽せしめたまう」

の2行です。

これはそのまま、仏教を説かれたお釈迦さまの真意でした。
 

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仏教は、弥陀の本願一つ
 

釈迦が、80年の生涯、説いていかれた教えを今日、仏教といわれます。

その教えのすべてが書き残されているのが、七千余巻の一切経。

仏教とはどんな教えかを知るには、その一切経を読まねばなりませんが、漢字ばかりで、しかも一字一句に深遠な意味がありますから、誰でも彼でも読めるものではありませんし、正しく理解できるものでもありません。

今日、世界の光と仰がれている親鸞聖人は、その一切経を何度も読破されて、『正信偈』にこう断言されています。
 
如来所以興出世

唯説弥陀本願海
 

この意味は一言で、

「釈迦が仏教を説かれたのは、

阿弥陀仏の本願一つを明らかにするためであったのだ」

と仰有ったお言葉です。

簡潔に言えば、

「仏教=阿弥陀仏の本願」

ということ。

「阿弥陀仏の本願以外に、仏教はない」

と断定されている、親鸞聖人のお言葉なのです。

そして、

「決してこれは、親鸞の独断ではない。

インド・中国・日本の七高僧方が、明言されていることなのだ」

と、同じく『正信偈』に、
 
印度西天之論家

中夏日域之高僧

顕大聖興世正意

明如来本誓応機
 

「インド・中国・日本に現れられた七高僧方は皆、

“仏教を説かれた釈迦の本意は、どんな人も救う弥陀の誓願一つであった”

と明らかにされている」

と仰っていることも、繰り返しお話をしてきました。
 

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続いて、その七高僧の筆頭である「龍樹菩薩」が、弥陀の本願を明らかにされ、勧めておられることを聖人は、

「顕示難行陸路苦信楽易行水道楽」

と仰有って、

「釈迦の真意は、捨家棄欲の難行道ではないのだよ。

出家も在家も等しく救う弥陀の本願一つが仏教なのだ。

みな人よ、早く弥陀の本願を聞信し、浄土で仏になれる身になってもらいたい」と教示されているのです。
 

これでお分かりのように、弟子である釈迦が、本師本仏の阿弥陀仏の御心を、生涯、明らかにされているのが仏教なのです。

分かりやすく言えば、こういうことです。

阿弥陀仏がお釈迦さまに、

「釈迦よ、私の心を、地球の人たちに伝えてきなさい」

と命じられた、その通りに釈迦がこの世に現れられて、

弥陀の御心ひとつを説かれた。

されば「仏教=阿弥陀仏の本願」であり、

「弥陀の本願以外に、釈迦の教え・仏教はない」ことも、

当然と知られるでしょう。

日本人皆殺しは、着実に進行しています!!

 
 
 

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この世界は人命をなんだと思っているのか!!

2025-01-27 00:05:00 | 国賊

この世界は人命をなんだと思っているのか!!

人の命は地球よりも重い?

揺れる「人権の尊重」「命の意味」

「人の命の重さ」というテーマで、考えさせられる内容でしたので、ここに紹介いたします。

みなさんは、どのように感じられたでしょうか。

 

本当に「人の命は地球よりも重い」のか?

人の命は地球より重い

多くの人が、耳にした言葉だと思います。

これは1977年、日本赤軍が日航機をハイジャックした際に、当時の福田赳夫(たけお)首相が語った言葉として知られています。

「人の命はこの地球よりも重いのだ、だからどれだけのお金を積んでも、命には変えられない」

そう言われれば、特別に理由を示されずとも、同意する人が多いのではないでしょうか。

にもかかわらず、その重いはずの命が、中東では内戦により、シリアだけでも40万以上も失われたといわれています。

日本でも減ったとはいえ、毎年、約2万4千人もの人が自ら命を断っています。これでは到底、人の命は地球よりも重いとはいえないのではないでしょうか

また新聞を開いたり、テレビをつけたりすると、親が子供に対する虐待で逮捕された、学校でのいじめを苦に子供が自殺した。

大人についても、上司のパワハラで長時間労働を強要されて自殺したなどのニュースが踊っています

「虐待の疑いがある」と警察が児童相談所に通告した件数は右肩上がりになっていることも、それを裏付けています。

あまりにも多いため、一つ一つについてだんだん驚かなくなっている自分の感覚にハッとさせられることがあります。

これはどういうことなのでしょうか。

人権をどうして尊重しなければならないのか、その理由がわからない

国の基本である憲法では、「基本的人権の尊重」をうたっています。

ですが、なぜ基本的人権を尊重しなければならないのか、納得できる理由を探してみると、実はその理由がわからない、と気づくのです

人権は、欧米の天賦人権思想(あらゆる人間には神から授かった生得の権利がある、という考え)に端を発しているといわれています。

しかし神から与えられたということで問題が何ら解決されないことは、無差別に銃が乱射されることもある欧米の状況を見れば明らかです。

日本でも、1年前に障害者施設に侵入して多数の障害者を殺害した犯人が、「障害者は家族や周囲を不幸にしているから、その不幸を減らすためにやった」とその動機を語ったといわれていますが、それは人の命の重さを真っ向から否定する考え方です。

パラリンピックなどで、障害者が困難を乗り越えて記録に挑む姿が多くの人の感動を呼んでいますが、その根底にある、努力が尊いという考え方は、努力するのが困難となった重度の認知症の人の命の重さを意味づけてはくれません

命の意味の解明が求められている

そこで憲法学者や哲学者も、人権の意味を色々と基礎づけようとしていますが、成功しているとはいえない状況です。

ある法学者は、人間を評して、「人間は、何人もの人と働き、二人で愛し、一人で死ぬ」と言っています。

人間は、多くの人と働く社会の構成員としての面と、愛する家族の構成員としての面と、最後死んでいくときは一人一人という極めて個人的な側面とがあります。

たとえ、社会や家族の構成員として一定の満足を得たとしても、最後はそれらと別れて一人で死んでいかねばならない孤独な存在こそ、人間の真の姿なのです

高齢化社会が進行し、多死社会となったといわれます。

そんなときだからこそ、やがて歳をとって身体が不自由になり、最後は必ず一人一人死んでいかなければならない人間の命の意味、その重さの解明が求められています。

 

一人の生命は全地球よりも重い

「一人の生命は全地球よりも重い」という言葉は、人間の命の重みや尊厳を強調した表現として広く知られています。

地球だけに生命が誕生した理由 - YouTube
このフレーズは、特に中村正直によるサミュエル・スマイルズの著作『自助論』の翻訳過程で使用されたものであり、以降の日本の法律や政治の場でもその重要性が取り上げられてきました。

歴史的背景

「一人の生命は全地球よりも重い」という概念は、明治時代の思想伝承の一環として浸透し、日本国憲法の解釈や重要な事件に影響を与えてきました。
 
1948年には最高裁判所がこの言葉を引用しつつ、死刑制度の合憲性について言及しました。
 
この判決においては、日本国憲法第36条に基づき「残虐な刑罰」は禁じられているものの、一人の命の重要性も同様に考慮されました。
 
合憲であるとされる一方で、未来の展望には疑問が残る意見もありました。
 
特に、死刑制度に関しては社会がどう判断するかが問われています。

政治と倫理

1977年に発生したダッカ日航機ハイジャック事件では、当時の総理大臣福田赳夫が「一人の生命は全地球よりも重い」という考えをもとに、犯人の要求に応じる決断を下しました。
 
人質の命を救うため、国内の過激派メンバーの釈放と多額の身代金が支払われることになりました。
 
このような状況から、人命を最優先に据える価値観がどのように政治的な判断に影響を与えるのかが明らかになります。

社会的価値観

最近の事例として、女性が土俵から降りるべきかという議論があります。
 
この中でも「一人の生命は全地球よりも重い」という立場からは、命と伝統的なしきたりとの対立が浮き彫りになります。
 
この論争は、人命を最優先する価値観が強調される一方で、倫理的な問題をも孕んでいます。
 
これにより、人命の尊重が社会で如何に受け入れられ、または拒否されるかに対する批判の声が注目されています。

現代の影響

さらに、コロナウイルス感染症の流行時には、橘川俊忠氏がこの価値観の影響について発言しています。
 
彼は、命の重視とそれに基づいた倫理観が、政府の経済対策や規制解除の決定に大きな影響を与えたと指摘しました。
 
このように「一人の生命は全地球よりも重い」という考え方は、現代社会においても引き続き重要な倫理的指針として機能しているのです。

結論

この言葉は、個々の命に対する尊重が私たちの社会の礎であることを示すものです。その考え方は、司法、政治、倫理において深く根付いており、ますます複雑な状況に対して私たちはどう向き合うべきかを問いかけ続けています。
 

日本人皆殺しは、着実に進行しています!!

 
 

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