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高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

4月26日14時58分 に東京は大地震により崩壊するのか?

2025-04-26 00:05:00 | 巨大地震

 4月26日14時58分 に東京は大地震により崩壊するのか?

数多くの人々が4月26日14時58分に

大地震がくると思っていますが、「来ません!!」大地の地下からの磁力が不足しています!!

地震の予知は「現在の科学的知見からは困難」 内閣府防災X、ネット拡散のうわさ念頭に注意喚起か

 

防災セット

 

広がる地震の噂に警鐘か?内閣府防災が「地震予知」に関する異例の投稿

広がる地震の噂に警鐘か?内閣府防災が「地震予知」に関する異例の投稿

 内閣府は4月24日、防災情報発信用の公式Xアカウントで「地震の日時や場所を特定して予知することは困難」とする内容の注意喚起を投稿した。

 現在インターネット上では、「2025年4月26日に首都直下地震が起きる」や「2025年7月下旬に大災難がやってくる」といった“予知”情報が拡散している。

こうした噂の広がりと時期が重なることから、政府として冷静な対応と正しい理解を促す狙いがあるとみられる。

 

「地震について 日時と場所を特定して地震を予知することは、現在の科学的知見からは困難ですので、いつ発生してもおかしくない地震に対し、避難場所や避難経路の確認、家具の固定など日頃からの備えを行うとともに、揺れを感じたり津波警報等が発表されたら直ちに避難するよう、お願いいたします。」(内閣府防災公式ポストより)

■ SNSで拡散する“予知”とその背景

 「2025年4月26日に首都直下地震が起きる」とする噂は、一部のSNSアカウントや動画投稿などを通じて、不安を煽るようなかたちで拡散されたもの。内容には「霊的な予言」なども含まれており、多くの人が真偽に関心を寄せる事態となっていた。

 また「2025年7月下旬に大災難がくる」との説も、2021年に出版された“予知夢”を扱う書籍をもとに広まり、相乗的に地震予知への注目を高める要因となっている。

■ 科学の力をもってしても「正確な予知」は困難

 日本は世界有数の地震多発国であり、これまでにも数多くの研究機関が地震の発生メカニズムに迫るための調査・解析を続けてきた。

 気象庁や大学、防災科学技術研究所などの専門機関では、全国各地に設置された地震計やGPS観測装置などを使い、地面の動きや震源域の変化を常時観測。プレートの動きや微小地震のパターン、過去の巨大地震の記録など、さまざまなデータが収集・分析され、研究は日々進められている。

 しかし、こうした努力を重ねてもなお、「いつ」「どこで」「どのくらいの大きさの地震が起こるか」を正確に言い当てることは、現在の科学技術をもってしても実現されていない。

 このような背景から、内閣府が今回改めて強調したのは、「いつ発生してもおかしくない」という前提で備えを進めること。備えの一例として、「避難場所や避難経路の確認」「家具の固定」を紹介した。

 また、地震の揺れを実際に感じたときや、津波警報が発表された場合には、「直ちに避難する」ことも強調されている。

内閣府防災のポスト

■ 不確かな情報に惑わされない“防災リテラシー”を

 今回のような「地震予知」の噂は、過去にも何度かSNSや動画サイトで拡散され、話題を呼んできた。そのたびに、根拠が不明確なまま不安が広がる傾向がある。

 不確かな情報に振り回されないためにも、「信頼できる情報源から情報を得る」という基本姿勢が求められる。政府の防災アカウントや気象庁の公式発表など、公的な情報に基づいて判断することが大切だ。

 防災の基本は「正しく恐れること」。科学的な知識に基づいた理解と、日頃からの備え、そして冷静な行動が、災害から命を守る最も確実な手段となる。

 

地震について  日時と場所を特定して地震を予知することは、現在の科学的知見からは困難ですので、いつ発生してもおかしくない地震に対し、避難場所や避難経路の確認、家具の固定など日頃からの備えを行うとともに、揺れを感じたり津波警報等が発表されたら直ちに避難するよう、お願いいたします。
 
アメリカも、イスラエルも、資金が必要なんです!!
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さてはて4月26日14時58分に大地震とな?そろそろ東京直下型8.2の大地震か!!

2025-04-22 00:05:00 | 巨大地震

さてはて4月26日14時58分に大地震とな?

そろそろ東京直下型8.2の大地震か!!

東京湾の地震「海山」が沈み込み活発化か 首都直下クラスの地震が発生する可能性も…

 
 
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東京湾の地震「海山」が沈み込み活発化か 首都直下クラスの地震が発生する可能性も…

東京湾の地震「海山」が沈み込み活発化か 首都直下クラスの地震が発生する可能性も…


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南海トラフ地震臨時情報(調査中) 発表

2025-01-17 00:05:00 | 巨大地震

南海トラフ地震臨時情報(調査中) 発表

きょう13日午後9時19分頃、地震がありました。

震源地は日向灘(北緯 31.8度、東経 131.6度)で、震源の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は6.9と推定されます。

この地震の発生で、気象庁では、今回発生した地震と南海トラフ地震との関連性についての調査を開始しました。

南海トラフ地震で被害が想定される地域の方は、個々の状況に応じて身の安全を守る行動を取ってください。

 
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南海トラフ地震臨時情報(調査中) 発表

●南海トラフ地震臨時情報(調査中)

きょう13日午後9時19分頃、地震がありました。震源地は日向灘で、震源の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は6.9と推定されます。

この地震の発生で、気象庁では、南海トラフ地震臨時情報の発表条件に合致したため、今回発生した地震と南海トラフ地震との関連性についての調査を開始しました。

このため、13日午後10時30分から南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会を開催します。

発表条件は、

・南海トラフの想定震源域及び想定震源域の海溝軸外側50km程度までの範囲監視領域内にて

・マグニチュード6.8以上の地震が発生

となっています。

調査開始は、2024年8月8日の午後4時43分頃、日向灘を震源とする地震(マグニチュード7.1、最大震度6弱)以来になります。

マグニチュード9級の「南海トラフ巨大地震」 | 大鹿村中央構造線博物館

南海トラフ地震臨時情報とは

南海トラフ地震臨時情報は、南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報です。

情報名の後にキーワードが付記され、南海トラフ地震臨時情報(調査中)等の形で情報発表されます。

気象庁において、マグニチュード6.8以上の地震等の異常な現象を観測した後、5~30分後に南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表されます。

その後、「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の臨時会合における調査結果を受けて、該当するキーワードを付した臨時情報が発表されます。

政府や自治体から、キーワードに応じた防災対応が呼びかけられますので、呼びかけの内容に応じた防災対応をとってください。

【最新版】南海トラフ巨大地震の被害想定を知る|建物・施設・人的被害 | トキワシステム

●南海トラフ地震臨時情報が発表されたら

南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表された場合は、個々の状況に応じて避難等の防災対応を準備・開始し、今後の情報に注意してください。

また、地震発生から最短2時間後に観測された異常な現象の調査結果が発表されます。

政府や自治体からキーワード(巨大地震警戒、巨大地震注意または調査終了)に応じた防災対応が呼びかけられますので、それぞれの内容に応じた防災対応をとってください。

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)が発表された場合は、日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をする必要があります。

地震発生後の避難では間に合わない可能性のある住民は1週間の事前避難を行う必要があります。

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表された場合は、事前の避難は伴いませんが、日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしましょう。

南海トラフ地震臨時情報(調査終了)が発表された場合は、地震の発生に注意しながら通常の生活を行いましょう。

ただし、大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに留意しておきましょう。

 南海トラフトもDSの匙加減一つで、いつでも地震を起こせるのですがいよいよのようです!!

日本人皆殺しは、着実に進行しています!!

 

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日本は中国のHAARPにより東南海地震を誘発される!!

2024-08-19 00:05:00 | 巨大地震

日本は中国のHAARPにより東南海地震を誘発される!!

中国、世界最大の気象レーダー観測ネットワークを構築

中国は世界最大の気象レーダー観測ネットワークを完成させた。

気象レーダーの設置数は546基で、全国の気象レーダー高度1キロカバー率は43.6%。

中国気象局が1日の会見で発表した。

中国気象局のレーダー専門家によると、大気中の雲と雨の状態やその変化を観測する重要設備である気象レーダーは電磁波を発射し、雲・霧・雨・雪などの降水粒子の電磁波に対する散乱と吸収を利用することで、降水粒子の空間分布、運動法則、物理的特徴を調べる。

気象レーダーは大気の運動状況を常に観測し、空の荒れ模様を正確に捕捉し、専門的な気象アルゴリズム及びサービス製品と組み合わせる。

これは大気の不安定への早期警戒サービスの最も直接的かつ最も効果的なツールで、予報・早期警戒サービスを力強く支え、気象の防災・減災の「1本目の防衛線」をしっかり築く。

 

Sバンド・Cバンド新世代気象レーダー236基

6日、中国気象局で行われた気象レーダー観測試験開始セレモニーで明らかになったところによると、中国はSバンド・Cバンド新世代気象レーダー236基による世界最大の気象レーダーモニタリング網を構築している。

 

南海トラフ地震臨時情報「注意」を発表 社会はどう動く、私たちはどう備えるのか?

あなた方の日常生活が、ある日突然消えてしまいその先にある者は「奴隷」としての貴方があり「生命」までもコントロールされてしまいます!!

100年物の「カテキン」が、ワクチンの毒素も虫も体内から排除する!!

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東京直下型大地震や南海トラフ地震が本当に来るのか!!

2024-05-24 00:05:00 | 巨大地震

東京直下型大地震や南海トラフ地震が本当に来るのか!!

何かがおかしい?
 
日本列島で「南海トラフ地震」が勃発するのであればあり得ないことが起こっている!!
 
世界の富豪たちが、日本に会社を出し要所に家屋を建て住み着いているのである~
それも100人や200人ではないから不思議なのである!!
 
大災害に襲われて崩壊してしまう地域に、わざわざ大富豪たちが日本国土に移住してくるはずもないが・・・。
 
悪名高きあの「ビルゲイツ」でさえも、軽井沢に豪邸を立て「核シェルター」まで建設したのである。
 
不毛の大地となる地域に馬鹿でもない限り、住宅は建てるはずはない!!
 
南海トラフ大地震
南海トラフト700キロの固着域のひずみが限界にきていることは、承知しているが・・・・。

南海トラフ地震はいつ起こる?

発生のXデーが近づいているといわれる南海トラフ地震。震度7の激しい揺れと、30メートルを超える巨大津波が沿岸部を襲い、最悪の場合、死者は32万人を超えると想定されています。

また、東京や大阪・名古屋など広い範囲で都市機能がマヒし、経済的被害も最大でおよそ214兆円と見られています。これまでにない被害をもたらす南海トラフ地震とは何か、どう備えたらよいのかを考えていきます。

これだけは知っておきたい、南海トラフ巨大地震の脅威


▼南海トラフ地震では震源域が陸に近く、地震発生から津波到達までの時間が短い。
▼過去には震源域の東西で、巨大地震が時間差で2回続けて起こっている。
▼想定震源域で地震や異常な現象を観測したときに「南海トラフ地震臨時情報」が発表される。

 

南海トラフ地震で桁違いの被害が…

南海トラフ地震。それは東海から九州まで東西およそ700キロに及ぶ南海トラフに沿って発生する巨大地震です。
この地域ではこれまでおおむね100年から150年の周期で、マグニチュード8クラスの巨大地震が発生しています。

南海トラフで繰り返し起きた地震
南海トラフで繰り返し起きた地震

国の最悪の想定によると、南海トラフ地震では広い範囲で震度6から7の強い揺れが、数分にわたって続きます。
建物の倒壊によって亡くなる人は、およそ8万2000人。

建物倒壊で亡くなる人は約8万2000人

そして津波は、震源域に近い高知県の沿岸では最大34メートル(黒潮町)、名古屋や大阪などにも5メートルの津波が襲来します。

南海トラフ地震では震源域が陸に近いため、地震発生から津波到達までの時間が短いことも特徴です。地域によってはわずか2分で津波が押し寄せます。

津波による死者は最悪の場合、東日本大震災の10倍以上、およそ23万人と推定されています。

震源域が陸に近く津波の到達時間が短い

そして東京でも最大震度5強の揺れに襲われます。

高層ビルなどは長周期地震動によって、東日本大震災の時以上に大きく揺れると予想されています。

超高層ビルの上層階では、固定されていない家具の多くが転倒。キャスター付きの家具などは大きく移動し、凶器になります。

日本経済全体に及ぼす影響も計り知れません。

南海トラフ地震の被災地は「太平洋ベルト」と重なっています。

ここには日本の人口の半分が暮らし、工業製品の出荷額は国内のおよそ7割を占めます。

国が被る経済的被害は、最大でおよそ214兆円。

これは東日本大震災の被害の10倍以上、日本の国家予算の2倍にもなります。

経済的被害は約214兆円

名古屋大学名誉教授の福和伸夫さんは
「今回の想定死者の数は“直接死”だけ。東日本大震災でも地震のあとで亡くなった方が多かったですが、ここには含まれていません」と指摘します。

福和さんは、「被災者に行政の救援や支援が及ばなくなること」も心配しています。

行政の救援や支援が及ばなくなる恐れが

日本に住む半分が被災するとなると、助ける人と助けられる人が同じ人数。

1人で1人を助けなければならず、結果として行政の支援の力も足りなくなります。


「自らの力で生き残っていくことが大切なのです」(福和さん)

名古屋大学名誉教授の福和伸夫さん
名古屋大学名誉教授の福和伸夫さん

巨大地震発生のメカニズムとは?

どうして関東から九州までの広範囲で地震が起きるのでしょうか。

日本列島の下では、海側の「フィリピン海プレート」が、陸の「ユーラシアプレート」の下に潜り込んでいます。

そのスピードは年間数センチほどで、人間の爪が伸びるくらいのスピードです。

日本列島の下で重なり合う2つのプレート
日本列島の下で重なり合う2つのプレート

プレートの潜り込みは100年で数メートルになり、次第に歪みがたまります。

その歪みを戻そうとプレートが跳ね上がり、大きな地震や津波を起こすのです。

陸側のプレートの下に海側のプレートが沈みこむ
陸側のプレートの下に海側のプレートが沈みこむ

過去には、「陸側のプレート全部が一度に持ち上がる地震」と「東と西に分かれて持ち上がる地震」がありました。

全体が動くものを「全割れ」、半分ずつを「半割れ」と呼んでいます。

プレートが動く場所によって震源域が変わる
プレートが動く場所によって震源域が変わる

南海トラフ地震の震源域のうち、東側半分で起きるマグニチュード8クラスの地震を「東海地震」や「東南海地震」と呼び、西側の地震を「南海地震」と呼んでいます。

 

南海トラフ地震を歴史から学ぶ

●時間差で起こる東西の地震

この東西の地震の発生の時間差が、いま研究者の間で問題になっています。

時間差で起こる巨大地震
時間差で起こる巨大地震

直近3回の南海トラフの地震を見てみると…
・3回前の「宝永地震」(1707年)ではほぼ同時に全部のプレートが動きました。

・2回前の江戸時代末期の「安政東海地震」(1854年12月23日)は、その32時間後に「安政南海地震」が起きました。

・前回は、戦争中の1944年12月7日に「昭和東南海地震」が起き、2年後に「昭和南海地震」が起きました。

直近3回の南海トラフ地震の時間差
直近3回の南海トラフ地震の時間差

●地震は約100年間隔で起きている

さらに古い歴史をさかのぼってみると、100年から150年の間隔で大きな地震が起きていることがわかります。

前回の地震からすでに78年がたっている現在、いつ起きてもおかしくない時期に入り始めているのです。

南海トラフ地震が起きた間隔
南海トラフ地震が起きた間隔

●体験者が語る昭和東南海地震

直近の地震のひとつは1944年の昭和東南海地震です。

和歌山県熊野灘を震源とし、マグニチュードは7.9。

東海地方を中心に大きな被害をもたらし、死者は1223人に上りました。

昭和東南海地震の被害を記録した写真
昭和東南海地震の被害を記録した写真

この地震は「隠された地震」ともいわれています。

当時は戦時下で、国民の戦意を鈍らせてはならないと、小さく報じられただけだったのです。

当時の新聞紙面
当時の新聞紙面

1944年、静岡県袋井市の国民学校。地震が起きたのは午後の授業中でした。

3棟あった校舎のうち平屋の2棟が倒壊し、多くの児童が下敷きとなりました。

被害を知った大人たちがすぐに集まり、崩れた校舎から児童を救出しましたが、自宅で亡くなった2人を含む20人が亡くなりました。

中には東京から学童疎開していた児童も2人含まれていました。

当時の袋井町西国民学校の校舎
当時の袋井町西国民学校の校舎

犠牲となった児童のことを忘れまいと、地震から50年目の1994年に慰霊碑が建立されました。

袋井町西国民学校被災児慰霊碑
袋井町西国民学校被災児慰霊碑

震災のあった12月7日には毎年、当時の児童で地震を体験した3人の卒業生が母校を訪れ、震災の語り部として特別授業を行っています。

当時の地震を体験した人たちが母校で体験を語る
当時の地震を体験した人たちが母校で体験を語る

徹底解説!南海トラフ地震臨時情報とは?

南海トラフ地震に対応するため、国は「南海トラフ地震臨時情報」という新たな仕組みを2019年に立ち上げました。

「南海トラフ地震臨時情報」とは、南海トラフ地震の想定震源域で大きな地震や異常な現象を観測したときに発表され、国民に注意あるいは警戒してもらうための情報です。

内閣府のシミュレーションドラマから
内閣府のシミュレーションドラマから

●いつ、どんなときに発表されるか?

具体的には、南海トラフ沿いでマグニチュード6.8以上の地震が発生した場合や、プレート境界面で異常が観測された場合、「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」が、発生後5分から30分で気象庁から発表されます。

情報発表後、検討会が開かれます。地震発生の可能性の大きさに応じて、
「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」
「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」
可能性が小さい時には「調査終了」が発表されます。
これらの情報発表まで2時間ほどが想定されています。

南海トラフ地震臨時情報が出されるまで
南海トラフ地震臨時情報が出されるまで

●1週間の避難生活の過ごし方

「巨大地震注意」の情報が出された場合は、1週間、地震発生に備えた生活をすることが呼びかけられます。

その間に家具の固定や避難場所、避難経路の確認などを行いましょう。

地震発生に備えた生活でやるべきこと
地震発生に備えた生活でやるべきこと

「巨大地震警戒」の場合は、自治体が定めた事前避難対象地域の住民は1週間避難を続けることが呼びかけられます。

津波が来ない安全な場所、避難所や親戚、友人宅へ避難することになります。

巨大地震警戒が出たら対象地域では1週間避難
巨大地震警戒が出たら対象地域では1週間避難

事前避難対象地域以外の場所では学校や企業などは、地震発生に注意しながらも通常どおり活動します。

巨大地震発生を恐れるあまり社会の活動を止めてしまうと、経済などへの影響が大きくなりすぎてしまうからです。

事前避難は1週間で解除されますが、「1週間たったからもう安全」という意味ではありません。自宅に戻っても引き続き地震に注意することが大切です。

「避難によって体調を崩すこともあり、避難している時間の限界だろうということで1週間と決められました。

1週間すぎても安心せず、注意深い生活を始めようということです」(名古屋大学 福和伸夫名誉教授)

事前避難対象地域の詳細はお住まい・勤め先のある自治体に確認してください。

 

南海トラフ地震 自治体の備えは?

広範囲にわたって被害をもたらす南海トラフ地震。

中でも和歌山県は、「半割れ」の地震が起きた場合、東西の地震で2回被災する可能性があるといわれています。

想定される死者は最悪の場合およそ8万人。

被災建物は19万棟にも及びます。

和歌山県では東西の地震で2回被災する恐れ
和歌山県では東西の地震で2回被災する恐れ

●那智勝浦町の取り組み

海に面した那智勝浦町は地震が起きた場合、およそ3分で最初の津波が到達。高さは最大で18メートルにもなると予想されています。

海から見た和歌山県那智勝浦町
海から見た和歌山県那智勝浦町

町ではこれまで、津波タワーの設置や屋上に上る避難階段の設置、さらに自主防災組織が整備する避難路に補助金を出して支援するなど、積極的に対策を行っています。また地面を2メートルかさ上げし、一時避難場所を整備しました。

町が整備した一時避難場所
町が整備した一時避難場所

住民もいざという時に備え、対策を行っています。海に近い北浜区では、近くの海抜19メートルの小さな山が避難場所になっています。

ここにはおよそ320人が避難する予定です。

防災倉庫には、水や食料のほかテントや寝袋も準備されています。

北浜区の避難場所は近くの小さな山
北浜区の避難場所は近くの小さな山

それでも自主防災組織のリーダーを務める前地俊秀さんは、避難への不安を感じているといいます。

「いま各地区の自主防災組織で困っているのが、高齢化。逃げるのが大変だから家にいるという人がかなりいる。

避難所の入り口まで来てくれたらどうにか抱え上げてあげられるかなと思うんやけどね」(前地さん)

避難への不安を語る自主防災組織リーダーの前地俊秀さん
避難への不安を語る自主防災組織リーダーの前地俊秀さん

 

私たちはどう備える?今から準備できること

南海トラフ地震に備えるために、事前にできる対策を確認しましょう。

いまから準備できること ・建物の耐震化・家具の固定・避難先の確保

「臨時情報」を生かしていくためには、家の耐震化など事前の対策が肝心です。

「臨時情報」が出たときに大変です。

日ごろから家具を固定していなければ、「臨時情報」が出て、あわてて家具の転倒防止金具を買いに行っても間に合いません。

十分な備蓄もしておく必要があります。

避難先を確保するためには、避難先の人たちと日頃から親しくしておくことも大切です。

「この地震の問題を考えることをきっかけに、さまざまな取り組みを先駆けてやっておきましょう」


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