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文豪たちの妙な旅

2023年11月29日 | 


日本文学史に名を残す文豪が書いた「変な旅」を集めたアンソロジー。
旅には不思議がつきもの、ミステリー感漂う異色の9篇を収録。

文豪たちの妙な旅
ミステリーアンソロジー
山前 譲 編
河出文庫
2023年4月6日発売
979円
「夜航船」      徳田秋聲
「天鵞絨」      石川啄木
「温泉宿」      林芙美子
「島からの帰途」   田山花袋
「幻影の都市」    室生犀星
「二人の青木愛三郎」 宇野浩二
「エトランジェ」   堀辰雄
「虎狩」       中島敦
「猫町」       萩原朔太郎


“文豪”って何年か前からシリーズ化というか、
どこかの出版社で、誰かが編集して出してるよね。

有名だけど読んだことがない作家って
沢山いるから、
アンソロジーだったら、
ちょっとづつ、つまみ食いなムードで
気軽に読めるという気がするのよぉ。

ヒァアアア!!
どの作家も個性が溢れてるぅうう!!
さすがは文豪だぁあああ!!

表紙がファンタジックなもんだから、
甘ぁい感じなのかと思ったらぁ、
シチュエーションも独特ぅう。
いくら旅先の話。っていってもねぇ。
今じゃ有り得なかったりもするぅう。
でも、だからこそ、
時代の雰囲気に引き込まれてしまったぁあ。
面白かったぁああ。

徳田秋聲[トクダシュウセイ]
1872年生まれ。著書に『あらくれ』『新世帯』他多数。1943年没

石川啄木[イシカワタクボク]
1886年生まれ。著書に『一握の砂』『悲しき玩具』など。1912年没

林芙美子[ハヤシフミコ]
1903年生まれ。著書に『放浪記』『浮雲』他多数。1951年没

田山花袋[タヤマカタイ]
1872年生まれ。著書に『蒲団』『田舎教師』他多数。1930年没

室生犀星[ムロウサイセイ]
1889年生まれ。著書に『幼年時代』「蜜のあわれ』他多数。1962年没

宇野浩二[ウノコウジ]
1891年生まれ。著書に『蔵の中』『子を貸し屋』他多数。1961年没

堀辰雄[ホリタツオ]
1904年生まれ。著書に『聖家族』「風立ちぬ」他多数。1953年没

中島敦[ナカジマアツシ]
1909年生まれ。著書に『山月記』『文字禍』他多数。1942年没

萩原朔太郎[ハギワラサクタロウ]
1886年生まれ。著書に『月に吠える』『青猫』他多数。1942年没



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