江戸川乱歩が
「大正期文壇の一角に燃え上がった
かくの如き犯罪と怪奇への情熱」
と評した幻のミステリ特集
開化の殺人
~大正文豪ミステリ事始~
編:中央公論新社
出版:中公文庫
発売:2022年3月
定価924円(税込)
・一般文壇と探偵小説/江戸川乱歩
・指紋/佐藤春夫
・開化の殺人/芥川龍之介
・刑事の家/里見弴
・肉屋/中村吉蔵
・別筵/久米正雄
・Nの水死/田山花袋
・叔母さん/正宗白鳥
・「指紋」の頃/佐藤春夫
・解説 大正七年 滝田樗陰と作家たち/北村薫
知っている作家の方が少なかったし、
どれも古典的な展開だったりするんだけど、
時代の雰囲気に引き込まれてしまったぁあ♪
佐藤春夫の「指紋」が
MY一等賞ぉおお!!
昔は戯曲が発表されるのって
普通だったんだって!
この本にも2編入っていたぞぉお。
今は無茶苦茶敬遠されちゃうのにねぇ。
解説の北村薫の熱量が
半端なかったぁあ!
こんな古い作家達に、
光を当ててくれるのは
中央公論新社しかない。
ということなので、
これからは要チェックだぁああ!!
この本はいつ買ったんだっけ…
たぶん5月。
その時は、
書店で平積みだったのに、
7月に見てみたら跡形もなく…ぅ。
そうなると、
目に留らなくなっちゃうんだよねぇ。
毎月毎月、
ドンドン新刊が出るからさぁ、
たった数ヶ月で…
棚にさすっていうのかな。
本の題名と作家名しか見えなぁい。
オヨヨ!
このジャケット!この表紙!
って思わず手に取ることが
なくなるのよねぇ。
残念だ…ぁ。
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