アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

アガサ・クリスティー トミー&タペンス登場! 秘密組織 

2023年04月25日 | 


“アガサ・クリスティー”
という名を聞くと、
MY脳内に浮かぶのは英国ドラマ。
ポワロとミスマープルだよぉお。
なもんで、
原作はつまみ食い程度にしか
読んだことが無くって…。
『スタイルズ荘の怪事件』がデビュー作!
ということも今回知ったぁあ。
その2年度に出したのがこの本!

秘密組織 【新訳版】
原題:The Secret Adversary
著:アガサ・クリスティ
訳:野口百合子 
シリーズト:トミー&タペンス
出版:創元推理文庫(東京創元社)
英国初版:1922年
新訳初版:2023年2月28日
定価:990円

“トミー&タペンス”ジリーズの
第1作なんだって。
ん…そう言えば
テレビで観たことがある気が…。
演じる俳優達にビビっとこなくて、
1回しか観なかったんじゃなかったかなぁ。
小説は楽しめるかもぉお。
よぉおし!レッツゴー!

あらすじ
第一次世界大戦が終わり、ロンドンで再会した幼馴染みのトミーとタペンス。
仕事のない二人は、〈若き冒険家(ヤング・アドヴエンチヤラーズ)商会〉を設立し
〈仕事を求む。内容、場所は不問。高額報酬必須〉という広告を出そうと相談していた。
偶然それを聞いた男が怪しげな仕事を持ちかけ、二人は英国の命運に関わる秘密文書争奪戦に巻きこまれる! 
物語の面白さとスリルをたっぷり味わえるスパイ風冒険小説。

魚雷攻撃で沈没寸前の
英国汽船「ルシタニア号」
ここでの出来事が物語の発端なんだけど、
1915年にドイツの潜水艦(U20)に
撃沈されたという史実が!
それを基にしてるんだってぇえ。
1922年の発表当時に読んだ人達には、
リアルだっただろうなぁ。

クリスティが、
この本を書こうと思ったのが、
軽食店で、たまたま近所の客が
喋っていた人の名前を聞いて、
ピン!と来たからなんだってぇえ。
そんなことってあるのねぇ。

トミー&タペンスが偶然再会。
っていう初っ端から
トークのキャッチボールが面白いぃい。
現代風なんだよねぇ。
これが新訳ならではの親近感ってことねぇ。
ワクワクだぁあ♪
2人が事件に突撃していく
若さ爆発な姿にまたまたワクワク♪
ドッタンバッタンあった後で、
お互いの存在が…。
ウキャァアア♪
続きはどうなるのぉおお。

2作目は短編集『二人で探偵を』で1929年!
7年も後に書いたのかぁああ。
長編は1941年『NかMか』…19年後ってぇえ。
どんだけぇえええ!
2人は中年にぃいい。
お次は1968年『親指のうずき』
またまたどんだけぇえええ!
2人は初老にぃいい。
最終作は『運命の裏木戸』で1973年
老人になっちゃってるんだぇえ。
そうしてこれがクリスティーの絶筆!
ヒエェエエ!!

小説本編もハラハラドキドキで
面白かったんだけど、
解説も内容が濃くって、
ヘェエヘェエヘェエだったぁあ!

ウォォオ!
2作目の『二人で探偵を』も
新訳で登場予定なんだってぇえ。
楽しみぃい♪


名探偵ポワロ (2016.6.29記)
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