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巨匠クイーンのレーン四部作屈指の傑作であり、
オールタイムベスト常連の古典名作ミステリが
21世紀によみがえる!
2022年の8月に新訳版が出たぁあ!
早速!ゲットぉおお!
しかぁし、ここで問題がっ。
『Yの悲劇』は、
エラリー・クイーンが、
”バーナビー・ロス”
という別名で発表した作品、
『ドルリー・レーン四部作』の中の
2冊目だったっ。
順番からいうと、
1冊目の『Xの悲劇』を
先に読むべきだよなぁ。
積読の山の中から見つけ出して
無事に読了。
クガァアアア!!
面白かったぁあああ。
第二弾もワクワクだぞぉおお。
Yの悲劇
原題:The Tragedy of Y
著:エラリー・クイーン
訳:中村有希
原書出版:1932年 米国
日本初版:1937年
出版:春秋社
訳:井上良夫
新訳版:2022年
出版:創元推理文庫(東京創元社)
あらすじ
ニューヨークの名門ハッター一族を覆う、暗鬱な死の影。
自殺した当主の遺体が海に浮かんだ二ヶ月後、
屋敷で毒殺未遂が起き、ついには奇怪な殺人事件が発生する。
謎の解明に挑む名優にして名探偵のドルリー・レーンを苦しめた、
一連の惨劇が秘める恐るべき真相とは?
『Xの悲劇』より、
こっちの方が読み易かったぁああ。
ジャジャ~ン!登場したのは、
名優にして名探偵のドルリー・レーン!!
ヨッ!待ってましたッ!!
サム警視も再び登場!
前作でドルリー・レーンに
絶対の信頼を寄せるようになったもんで、
たいへんでい!親分!的な気持ちで、
ハムレット荘を訪ねたのかもぉ。
連続殺人がドドドッッ!!
じぇんじぇん犯人の目星がつかなぁあい。
今回も、名探偵ドルリー・レーンの行動に、
サム警視も私も興味津々だよぉおおお。
ドルリー・レーンの視線の先には
確かに犯人が…。
最後の最後に打ち明けられて…
警視も私も…
グエェエエエエ!!
そうなんかい!!
そいつなんかい!!
これが資産家一族の末路とは…。
ドキドキとワクワクとラストにホロリ…。
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読み終わってから
もう1度表紙を見たら…
最初は何故にマンドリンが?
なんて思っていたのに、
部屋の中のどこを見ても
ガッテンガッテンガッテン!
エラリー・クイーン
アメリカの作家。
フレデリック・ダネイ(1905‐82)と
マンフレッド・B・リー(1905‐71)の、
いとこ同士による合同ペンネーム。
1929年、出版社のコンテストに投じた
長編『ローマ帽子の謎』でデビュー。
同書を第一作とする〈国名シリーズ〉と、
当初はバーナビー・ロス名義で発表された
ドルリー・レーン四部作でミステリ界に
不動の地位を得る。
その後も作者と同名の名探偵が活躍する傑作を
いくつも著し、ダネイは雑誌〈エラリー・
クイーンズ・ミステリ・マガジン〉で
多数の作家を世に送り出したほか、
ミステリ研究者、アンソロジストとしても
功績を残した。
「アメリカの推理小説そのもの」と評された、
巨匠中の巨匠である。
エラリー・クイーン…じゃなかった。バーナビー・ロス Xの悲劇 (2023.5.15記)
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