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エラリー・クイーン…じゃなかった。バーナビー・ロス Xの悲劇

2023年05月15日 | 


『Yの悲劇』の新訳版が出ているぅう。
ゲットしたんだけど…。
その前に『Xの悲劇』を読んだ方が…。
そういえば、積読の山の中にぃい。
あったあったぁ。
長い時を経て、遂に、
エラリー・クイーン初体験なのだぁああ。
え!これを含めた
『ドルリー・レーン四部作』は
『バーナビー・ロス』という名前で、
世に出したんかぁい!!

Xの悲劇
原題:The Tragedy of X
著:エラリー・クイーン 
訳:中村有希
原書出版:1932年 米国
日本初版:1958年
出版:新潮文庫(新潮社)
訳:大久保康雄
新訳版:2019年
出版:創元推理文庫(東京創元社)

満員の市電の中で、
フェリーの中で、
汽車の中で次々と起る殺人事件!!

“ドルリー・レーン”という
名優にして名探偵が、
警察がお手上げの事件を
様々な手法を使って、
1歩…また1歩…と解決に近づく。

時には変装したりしてぇえ!
それがさぁ、名優だけに
圧倒的なクオリティーなわけなのよぉお。

事件解決中に、
偶然ドルリー・レーンと出会った、
皆が皆、ギャァアア!!って大興奮!!
どんだけ大スターなのぉおお。

一方、ザ・警察官という感じの
無骨なサム警視は、
じぇんじぇん謎が解けなくってねぇ。
だけどなんだか憎めないんだなぁ。
クフフ

事件が解決した後に、
ドルリー・レーンの館「ハムレット荘」で…
ウキャァア!
この館のネーミングで、
スッゲェ大物俳優だってことが判るねぇ。
アメリカに英国をド~ン!と持ち込んで、
シェイクスピアワールドを
創っちゃてるのよぉお。
プチ村まで存在するんだよぉお!
周りの人達の名前も、
シェイクスピア作品の登場人物なんだよぉお!

でね、その麗しくもゴージャスな館を
サム警視とブルーノ地方検事が訪れて、
ドルリー・レーンが解決した方法を、
聞くんだけど…。
登場人物達の名前を、
イマイチ覚えきれていない私には、
大変でありましたよ…。
トホホ。

エラリー・クイーン
アメリカの作家。
フレデリック・ダネイ(1905‐82)と
マンフレッド・B・リー(1905‐71)の、
いとこ同士による合同ペンネーム。
1929年、出版社のコンテストに投じた
長編『ローマ帽子の謎』でデビュー。
同書を第一作とする〈国名シリーズ〉と、
当初はバーナビー・ロス名義で発表された
ドルリー・レーン四部作でミステリ界に
不動の地位を得る。
その後も作者と同名の名探偵が活躍する傑作を
いくつも著し、ダネイは雑誌〈エラリー・
クイーンズ・ミステリ・マガジン〉で
多数の作家を世に送り出したほか、
ミステリ研究者、アンソロジストとしても
功績を残した。
「アメリカの推理小説そのもの」と評された、
巨匠中の巨匠である。


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