伝統芸能情報館へレッツゴー!
怪談物のつくりかた
─役者の芸と仕掛けの世界─
幽霊や、怪しい猫や狐たち。
舞台には、時々おばけが登場します。
それらは皆「ほんもの」ではなく、
「つくりもの」のおばけです。
伝統芸能情報館って、
国立劇場の真裏にあるんだよぉ。
存在に気がついていない人って、
結構いると思うんだぁああ。
だって皆さん、
半蔵門駅に一直線だもんねぇ。
私は展示を見に、
ちょくちょく行っちゃうよぉ。
今回は大好きな怪談物ぉおお。
どんな展示なのかなぁ。
私を迎えてくれたのは…
蝦蟇だよぉおお!
蝦蟇ぁああああ!!
大好きだぁあああ♪
キャァアアア♪
エェエ!撮影OK!!
ウキャキャァア♪
パチリ!パチリ!パチリ!
末代までの家宝にするぞよぉお。
藤浪小道具様ありがとうございます♪
蝦蟇の着ぐるみぃい♪
こんなにドアップで見られるなんてぇえ♪
ウキャウキャァア♪
お手々…じゃなかった、
おみ足が擦れているぅう。
指を揃えていたりして、
キュ~トォオ♪
キュ~トォオ♪
舞台で毎回大変だよねぇえ。
ノシノシ歩くだけで重労働ぉおお。
骨ぇぇええ!!
骨寄せの骸骨だぁああ!
『加賀見山再岩藤』だねぇえ。
恐いんだよねぇええ。
ん…赤ん坊がいるぞい。
アッ!鳴き…じゃなかった泣き声!
赤子らしく高い声で、
フニャというかフギャというか。
あれね!あれ!
『四谷怪談』でも泣くよねぇえ。
“赤子笛”という名前が付いているのか。
大道具の裏とか舞台袖で吹いているんだって。
何故にこんなに種類があるのだ!
微妙に変化させているのかっ。
アッパレじゃ!!道具方!!
こ、こ、これは!
火の玉じゃぁああ!!
”焼酎火”
焼酎(アルコール)をひたした綿を
差金に付け、点火して炎を出し、
後見が操作する。
幽霊物には欠かせないぃい。
ユラユラ揺れてぇえええ。
舞台も客席も凍らせるぅうう。
嗚呼ぁあ、怪談物が観たいぃいい。
アッパレじゃ!!後見!!
会期 令和5年4月22日(土)~ 8月20日(日)
開館時間 午前10時から午後6時
場所 国立劇場伝統芸能情報館 1階 情報展示室
休室日 令和5年7月1日 (土)
入場料 無料
その1 (2023.6.22記)
その2 (2023.6.23記)
38年ぶりに蘇る! 仁左衛門&玉三郎の東海道四谷怪談 1回目 (2021.9.14記)
2023年5月11日(木)~30日(火)
国立小劇場
第1部 菅原伝授手習鑑 (2023.6.13記)
第2部 菅原伝授手習鑑 (2003.6.19記)
第3部 夏祭浪花鑑 (2023.5.26記)