アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

三谷幸喜、次の夢は『文楽』!

2006年03月22日 | 文楽

「スタジオパークからこんにちは」のゲストは三谷幸喜

「舞台の上で俳優が死んでも、この人絶対に死んでないって判るわけですヨ。
でも人形って、舞台の上で死ぬと本当に魂が無くなっちゃうわけですよね。
そのリアリティーってのにビックリしたんです。本当に魂抜けちゃった~。っていう」

三谷幸喜が歌舞伎の次に挑戦するものは!!
「古典芸能シリーズで(笑)文楽…」って言った後、身を乗り出しましたヨっ!
三谷!こりゃ本気だね!
人形じゃなきゃ出来ないことがある!”死”というものが!
次は『爆笑文楽』を演りたいですね!!
お願いします三谷様~
笑い声は住大夫でね!
我らお客も”笑い死に”させてくれ~!

2004年の朝日新聞「三谷幸喜のありふれた生活」より(抜粋)
 『衝撃受けました。文楽初体験』
 文楽は人形劇なので、人形を操作する人と、
 台詞とナレーション担当する人(太夫)の分業制になっている。
 芝居が始まる直前、太夫さんが三味線の方と舞台の上手に現れた。
 この出方がまず凄い。完全に意表を突かれた。
 壁がいきなりクルリと反転し、裏から正座したままの形で現れる。
 このスピード感が並じゃない。まさに一瞬。
 しかも出てくるのが老人なので、唖然となる。
 こんなに速く出てくる意味がどこにあるんだろうと思うくらい速い。
 喉を潤すためのお湯だけが、後ででそっと運ばれて来た。
 老人と一緒に出てくると、遠心力で吹き飛ばされるからに違いない。
 文楽は人形遣いの皆さんが客席から丸見えである。
 観るまでは話に集中できないのではないかと思っていた。
 しかしちゃんと手は打ってありました。
 一幕は黒衣のような覆面をしていて、顔を出すのは二幕から。
 その時は既に話は佳境に入っているので気にならないのだ。
 どんなにエキサイティキングなシーンでも無表情で人形を操る皆さんを見ていると、
 なんだか彼らが守護霊のように思えてくる。
 ああ自分もひょっとしたらこういう人たちに操られているのかもしれないな、
 と不思議な感覚に陥った。

ね!ね!本気だヨ三谷~!!
いつか絶対ね~!♪指切りげんまん~嘘ついたら…♪


これ、NHKの番組なので当然『功名が辻』の話題へ。 
3/26の放送は!
本題は「信玄の影」ですが、裏題は「さらば!義昭」なんだって。アハハ。

公式HP → 「功名が辻」 

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