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近所の喫煙サラリーマンと並んで歩いた

2007年10月02日 | たばこの気持ち
◎ 昨夜(2003年3月27日)、いつもどおり在来線(JR宇都宮線)に乗って最寄駅で降りたら、集合マンションの同じ棟の住人とホームで行き会った。「危うく乗り越しそうでしたよ」と、彼はほろ酔いの表情で眠そうに語った。改札口を抜け、階段を下りてから、彼は帰りが遅くなった理由を話してくれ、たばこに火をつけた。

◎ 歩きたばこを禁じている自分ではあるが、こんなに夜が遅く、人通りもない道路でもあるし、お付き合いすることにした。「最近の女性は、たばこの吸い方がうまそうですよね」と、僕が言ったら、「そうですね。吹かすだけじゃなくて、平気で鼻から煙を出していますね。それに、今どきの女性は優秀で…」と話が続き、「今月からの新しい職場には、派遣社員の女性が何人かいるのですが、正社員より目的がはっきりしているし、フランス語の勉強をしている人もいます。正社員の男性に、そんな人いませんよ、まったくもって」と述べた。

◎ 僕は、「そうですよね。JRホームの喫煙コーナーで、今日は仕事がきつかったですー、みたいな雰囲気で一服している女性を見かけます。仕事や人間関係でストレスがたまったり、へたな男性よりも根性がすわっていたりするから、喫煙している表情が一昔前とは明らかに違うと思います」と共感の意を示した。彼によれば、「今度の増税で、たとえ1箱20円ぐらいの値上げになったとしても僕はやめない」そうである。心強い味方は、案外近くにたくさんいるのだと思った。(2003 03/27)
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きれいになった「春のうららの隅田川」

2007年10月02日 | たばこ弁護の諸説紹介
◎ 昨日(2003 年3月11日)の午後、久しぶりに新潟J市から上京したTSくんは、今日、都内の専門学校を卒業する娘さんを伴い、自分が18歳から24歳まで過ごした錦糸町から浅草近辺を歩いたそうだ。彼は、隅田川を渡ったとき、「お父さんが若い頃、この橋は鼻をつまんで渡ったほどの悪臭だった。よくも、こんなにきれいになったものだ」と語ったという。

◎ 僕も小学校5年生のときに、初めて東京へ行く機会があり、空気の悪さと川の悪臭が強い印象として残った。林立する工場の煙突から煤煙が立ちのぼり、光化学スモッグが世間の注目を集めていた。1960~1970年代に比べ、僕たちをとりまく煙や臭いは著しく改善され、さらに国内製造業の空洞化と呼ばれるような、東南アジアや中国への生産移転がすすんだ。たしかに、煤煙や川の悪臭はすっかり姿を消したけれど、次なるターゲットにされたのが「たばこ」であるとは言えないだろうか。

◎ 日本における公害が改善されたにも関わらず、肺がん等が増加しているのは、ひとえに「たばこ」が原因であるというのは、直感的におかしいと思うのだ。あれだけの大気汚染の中で、僕たちは少年・青春時代を過ごし、強烈な煙や臭いにまぎれて、したたかに生きてきたのである。目が痛くなるほどの光化学スモッグ、鼻をつまむほどの悪臭が消えた一方で、花粉症が激増し、たばこに対する過剰な世論が横行するようになった。僕は、そんな「たばこ」がかわいそうだと思う。肺がん等の増加には、まったく違った背景と原因があると確信しているのだ。

◎ ちなみに、TSくんは1日2箱(40本)のハイライトを吸っていたが、5年前の正月にたばこが切れ、買いに行くのが面倒になってお酒ばかり飲んで過ごし、それを機会にやめてしまったそうだ。いかにも彼らしいやり方だが、僕は人それぞれの理由でたばこを吸ったり、やめたりすればいいと思っているのだ。(2003 03/12)
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六本木一丁目・環境派 2007.9.28 (坂のある街)

2007年10月02日 | 環境派シリーズ(美化キャンペーン)
◎ 駅の2番出口が坂の途中にあり、集合場所の近くに灰皿が見当たらなかったので、ボランティア活動スタート前と、終了後に携帯灰皿で一服した。全体的に、路上等のポイ捨てゴミは少なかった。オフィス街とはいえ、午前8時に出勤してくるサラリーマンやOLは比較的少なく、小中学生の集団登校が目立った。地域柄、散歩をしている外国人青年やロシア人とおぼしき妖艶な姿の女性も見た。それにしても、けっこう急な坂を含め起伏の多い街であり、たばこの吸い殻や空き缶を拾いながら、立ち入った路地を抜けると、目の前に東京タワーが見えた。それから、9月28日の美化キャンペーンでは、個人的に反省すべき点があった。

◎ 港区内には地区総合支所が数か所あり、今回呼びかけを行った支所は、美化キャンペーンのノウハウに乏しいようで、参加者が集まり、定刻が来て、若い担当者がハンドマイクを手に説明したけれど、受付の際の手荷物預かりを想定していなかったり……など、私自身が前日からすでに主催者側への不満を抱いていたらしく、表情や動作にそのことが出てしまったのだろう。ボランティア活動を終了し、A地点で携帯灰皿を手に一服していたが、歩行者の迷惑になりそうだったので、たばこを手にしたまま5mぐらい移動したとき、「歩行喫煙防止のキャンペーンを手伝いにお出でになって、歩行喫煙をするのはいかがなものか!」と区役所の職員さんから厳しく注意されたのである。
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