◎ 2003年12月6日、「宮内禁煙」という看板を横に明治神宮の砂利道に足を踏み入れた。革靴の底から、歯の浮きそうなきしみ音が耳に入る。季節柄たくさんのドングリも混じっている。きれいなモミジやイチョウの落葉を拾っている人もいた。数組の若いグループが、にぎやかに記念写真を撮っている(格好は日本人と変わらないが、話している言葉は日本語ではなかった)。どうやら中国・東南アジア方面からの観光客らしい。
◎ 日本で生まれ育った私にとって、明治神宮は20歳代のとき、職場の先輩と「菖蒲園」を見に来て以来、詩吟の免状授与式まで訪れたことがなく、メーデーなどで入口を横切るぐらいだった。もちろん、観光地という意識もまったくなかったけれど、昨年は西洋人やアフリカ系の旅行客を見かけたし、先日は中国・東南アジア方面からの若者たちに出会った。たしかに、明治神宮は日本有数の観光地なのだということを再認識したのである。(2003 12/08)
◎ 日本で生まれ育った私にとって、明治神宮は20歳代のとき、職場の先輩と「菖蒲園」を見に来て以来、詩吟の免状授与式まで訪れたことがなく、メーデーなどで入口を横切るぐらいだった。もちろん、観光地という意識もまったくなかったけれど、昨年は西洋人やアフリカ系の旅行客を見かけたし、先日は中国・東南アジア方面からの若者たちに出会った。たしかに、明治神宮は日本有数の観光地なのだということを再認識したのである。(2003 12/08)