１１日のお話

谷川にホタルが見られるようになりました。

草が刈られていないので年々生息するホタルの数が増えてきているように思います。
これは、いいことなのですが、草刈りがされていないと車で通るのもうっとおしい感じがします。

なら、刈れば・・ということになるのですが、山の所有者ではないのでそういうわけにもいきません。

ホタルが見られるということで、ちょっと我慢しましょうか・・・。





昨日は１１日でした。


昨日のおじいちゃんのお話。

神歌集に、「おこなひは　祈る心を持つべきぞ　姑息な手段何の効（かい）なし」という一節があります。
おこなひ・・というのは、行い、あらゆる行動です。
祈る心・・・この「祈る」ということは、神様におすがりするのではなく、感謝の心・賛嘆（さんたん・・深くほめること）の心を持つべきだということです。
祈祷（きとう）とは違います。祈祷というのは神と人間が一体になり神を擁し御陰を頂くということ。
姑息な手段・・・は、小手先だけのやり方は、その人の人格さえも潰すようなことになってしまう。

感謝の気持ちをもって日々暮らすことが大事だということです。






こんな話をするおじいちゃんでさえ（私は勿論のことですが）常に穏やかに暮らしているわけではありません。生きていれば波風があって当然です。ことある毎に、自分を振り返り見つめ直すことができればそれでいいと思います。

その時に再確認するのが、自分を過去現在未来と包んでくれるあらゆるものへの感謝です。



はいはい。さ～ん歩進んで二歩さがる～・・・という私です（古っ！）