息をするように本を読む

初めて読んだ本も、読み返した本も、
ジャンルも著者もおかまいなしの私的読書記録
と、なんだかだらだら日常のことなども

妖異七奇談

2014-12-31 22:15:42 | 著者名 は行
細谷正充 編

闇が存在し、あやかしが人々とともにそこにいた時代。
数々の不思議を七人の作家が描き出す。

すごく面白い、それは文句なし。
さすがのメンバーぞろいなのだ。が!

既読のものがいくつもあるのだなあ。
まあ、仕方がない。そういう趣味なのだし。
しかもこれって既刊のものからのピックアップ。
ソンした気分がぬぐえないのだ。

個人的には梶尾真治の「清太郎出初式」がすごく好き。
映画「宇宙戦争」を、極東の島国バージョンで読ませる。
ちょっとトンデモ感が漂うところが何ともいえない。

あやかしとか化け物とか不思議とか、日ごろあまり読まない人の
入門編にはいいかものアンソロジー。

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