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ローラ・インガルス・ワイルダー 著
おなじみ大草原の小さな家シリーズの最初の一冊。
この表紙は一番最初に読んだ思い出いっぱいの版。
この季節になると、読みたくなる。特に今日は寒くなったからね。
人里離れた大きな森の中にぽつんと建つ丸太小屋で暮らす5人家族。
とうさんは木を伐り、開墾をする。猟をしてその肉を食料にし、町で毛皮を売る。
かあさんはあらゆるものを手作りし、家のそばの小さな菜園で野菜を育てる。
限りなく厳しい暮らしなのだが、主人公がまだ幼いため、すべてが夢の中のよう。
子どもの幸せって、親しだいなんだなあと実感する。
そしてだからこその躾の重要さも。
一年を追ったストーリーなのに、今読みたくなるわけは、
やっぱり秋から冬の初めは豊かだからだ。
屋根裏にはカボチャや玉ねぎ、鹿肉のハム、豚肉のソーセージなどが蓄えられ、
冬支度は万全だ。
暖かい部屋の中で母親の手伝いをしたり、遊んだり。
クリスマスには親戚も集まってくる。
なんていうのか、幸せな子供時代を象徴する感じ。
ところで、とうさんがライフル銃を手入れするシーンがあるのだが、
その悠長さには驚く。弾を込めるのは一仕事なのだ。
そりゃあ、猛獣を一発でしとめないと危険なのは当然っていうか、
なぜとうさんが無事なのか不思議なレベル。
どこかの掲示板で、「時間がかかるもの」だか「いらつくもの」だかに
「チャールズのライフル銃」があがってて笑った記憶がある。
実に心に残る弾こめです。
日本だって同じだけれど、冬が厳しい地域にとって、春は飢えの季節だという。
待ちに待った春だけれど、来たばかりではまだ食べ物はなく、冬の蓄えは尽きる。
冬場は働けない、とか冬籠りするしかないって、本当に大変なことなんだなあ。
同時代だが、ローラの夫アルマンゾの子供時代を描いた「農場の少年」では
ニューヨーク近郊の豊かな農場の様子が語られる。
きっと子供時代の思い出を語り合ううちに、うらやましさも含めて生まれたの
だろうなと思う。こちらも楽しい一冊だ。
おなじみ大草原の小さな家シリーズの最初の一冊。
この表紙は一番最初に読んだ思い出いっぱいの版。
この季節になると、読みたくなる。特に今日は寒くなったからね。
人里離れた大きな森の中にぽつんと建つ丸太小屋で暮らす5人家族。
とうさんは木を伐り、開墾をする。猟をしてその肉を食料にし、町で毛皮を売る。
かあさんはあらゆるものを手作りし、家のそばの小さな菜園で野菜を育てる。
限りなく厳しい暮らしなのだが、主人公がまだ幼いため、すべてが夢の中のよう。
子どもの幸せって、親しだいなんだなあと実感する。
そしてだからこその躾の重要さも。
一年を追ったストーリーなのに、今読みたくなるわけは、
やっぱり秋から冬の初めは豊かだからだ。
屋根裏にはカボチャや玉ねぎ、鹿肉のハム、豚肉のソーセージなどが蓄えられ、
冬支度は万全だ。
暖かい部屋の中で母親の手伝いをしたり、遊んだり。
クリスマスには親戚も集まってくる。
なんていうのか、幸せな子供時代を象徴する感じ。
ところで、とうさんがライフル銃を手入れするシーンがあるのだが、
その悠長さには驚く。弾を込めるのは一仕事なのだ。
そりゃあ、猛獣を一発でしとめないと危険なのは当然っていうか、
なぜとうさんが無事なのか不思議なレベル。
どこかの掲示板で、「時間がかかるもの」だか「いらつくもの」だかに
「チャールズのライフル銃」があがってて笑った記憶がある。
実に心に残る弾こめです。
日本だって同じだけれど、冬が厳しい地域にとって、春は飢えの季節だという。
待ちに待った春だけれど、来たばかりではまだ食べ物はなく、冬の蓄えは尽きる。
冬場は働けない、とか冬籠りするしかないって、本当に大変なことなんだなあ。
同時代だが、ローラの夫アルマンゾの子供時代を描いた「農場の少年」では
ニューヨーク近郊の豊かな農場の様子が語られる。
きっと子供時代の思い出を語り合ううちに、うらやましさも含めて生まれたの
だろうなと思う。こちらも楽しい一冊だ。
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