山田悠介 著
絶対に倒せないボスがいるRPG。
もうそれだけで破綻しているのでは?と思うのだが、倒してみせるというゲーマーが
それに挑戦し、敗れていく。
それだけではない、彼らは次々に倒れ意識不明になって病院に担ぎ込まれたのだ。
高校卒業以来、日々をゲーセンで過ごす主人公・嵩典は、
ゲーム仲間からそのRPG「魔界の塔」の噂を聞いた。
そして彼もそのゲームの被害者となり、
ゲームの画面には「お前も、石にしてやるわ」というメッセージが残されていた。
嵩典は自らこの「魔界の塔」に挑むことにする。
時を同じくして彼の将来を案じた叔父から、ゲーム会社への就職の紹介が持ち込まれた。
前半はどうなることかとワクワクする。
舞台設定は申し分ない。なのに。
どうも尻切れトンボというか、物足りないのだ。
勝手に期待したゲームの謎はたいしたものではなく、ゲーム制作者の個人的な事情で
終わってしまう。
いやそれは構わないのだが、その事情ですらなんだか曖昧に終わってしまうのだ。
因果関係を匂わせておいて、結局夢で見たよ程度に終わっても、読む方は?どうしたら?
というわけでかなり不満が残ったのだが、これ書き方しだいではかなり面白くできそう。
せっかくのテーマがもったいないなあ。
絶対に倒せないボスがいるRPG。
もうそれだけで破綻しているのでは?と思うのだが、倒してみせるというゲーマーが
それに挑戦し、敗れていく。
それだけではない、彼らは次々に倒れ意識不明になって病院に担ぎ込まれたのだ。
高校卒業以来、日々をゲーセンで過ごす主人公・嵩典は、
ゲーム仲間からそのRPG「魔界の塔」の噂を聞いた。
そして彼もそのゲームの被害者となり、
ゲームの画面には「お前も、石にしてやるわ」というメッセージが残されていた。
嵩典は自らこの「魔界の塔」に挑むことにする。
時を同じくして彼の将来を案じた叔父から、ゲーム会社への就職の紹介が持ち込まれた。
前半はどうなることかとワクワクする。
舞台設定は申し分ない。なのに。
どうも尻切れトンボというか、物足りないのだ。
勝手に期待したゲームの謎はたいしたものではなく、ゲーム制作者の個人的な事情で
終わってしまう。
いやそれは構わないのだが、その事情ですらなんだか曖昧に終わってしまうのだ。
因果関係を匂わせておいて、結局夢で見たよ程度に終わっても、読む方は?どうしたら?
というわけでかなり不満が残ったのだが、これ書き方しだいではかなり面白くできそう。
せっかくのテーマがもったいないなあ。