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いやぁ、とにかくこれほど「極端な価値の差」が出てるオートバイが「他にあるだろうか?」と思うほど、
新車の頃と、現在の中古事情の状況が大きく違うケースって、なかなか他では考えても見つかりません。(笑)
それが今日ご紹介する、スズキから売られてた、この「GS1200SS」だったりします。
その登場は2001年からで最終モデルで2002年までと、たった2年間だけ売られてたオートバイです。
もちろんそんな短期間だったので、大きなマイナーチェンジもモデルチェンジもなされておらず、
ある意味、年式にとらわれる事のない唯一無二の存在だったりします。
個人的にはこの「GS1200SS」って、登場事の頃をよく覚えているのですが、
1980年代の耐久マシンをイメージしたフォルムは、当時で他にはない異彩を放ってて、
ボク個人としては結構好きな感じで見ていたのですが、現実的には全くに近いぐらい売れなくて、
人気がないが故に「あっと言う間に姿を消したんだなぁ」ってイメージでした。(笑)
それが今じゃどうでしょう、中古市場を見ると「とんでもない価格」が付いており、
安くても150万円から、高いものともなると400万円近いものまであったりします。まぁ、とにかく全体的にお高い…。
これは単純に台数が少ないからとい言う事だけではなく、中古車としてしっかりした人気があるって事なんでしょうかね?(笑)
正直、この現象に関しては何とも「理解不能」な感じがしてならないです。
で、とりあえず先にスペックをご紹介しますと、エンジンは油冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで排気量が1156cc、
最高出力がジャスト100psで、最大トルクは9.6kgとなっています。
2000年代に入ってからのフォルムだったので「レトロスポーツ」というカテゴリーに属すると考えれば良いのか?よく分かりませんが、
他にはない「独特のオートバイ」と言える事はな違いないです。
1990年代に入ってネイキッド系のオートバイに、新たなジャンルを構築させた「ネオクラッシック」が持て囃されてましたが、
そこからの派生モデルとも違う「異質な存在」となる訳ですが、何となく話題になった割に新車ではあまり売れませんでした。(笑)
1980年代のレーサーをイメージしてデザインされた事は間違いなですし、人気の「ヨシムラ」カラーなどを排出してるあたりも、
スズキとしての「狙い」は明確なものだったと思います。
もちろんスズキワークスとして用いられる事もなく一般道を走る為のオートバイなので、あくまでデザイン先行型ではありますが、
しっかりした雰囲気は兼ね備えており、好きな人にはウケるイメージは持っていると感じています。
とにかく今の状況を見るに、もしかすると、それが今になって中古車としての価値を高めていると言えるのかもしれません。
色々想像はつきませんが、個人的にはカスタムすればする程、カッコ良くなりそうな1台じゃないかって思いますね!(笑)
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