イタリアを代表するオートバイメーカーの1つである「MVアグスタ」ですが、過去に何度も「倒産や買収」を受けてる不遇の時代を経て、現在は充実した
ラインナップと共にヨーロッパを中心に貢献してる名門中の名門メーカーです。で、今日はそんな「MVアグスタ」の中でも「レトロ」スポーツモデルとされてる
この「スーパーベローチェ800」をご紹介します。また他にも姉妹車があって、かつて何度もワールドチャンピオンに輝いた「MVアグスタ」のヒーローである
アゴスチーニさんからとった「スーパーベローチェ・アゴ(限定生産)」や、上級モデルとなる「スーパーベローチェ800S」なども同時に現在も販売されて
います。で、今日の主役「スーパーベローチェ800」ですが、2018年にミラノで出展された「スーパーベローチェ・コンセプト」がまずプロトタイプが発表され、
2020年より市販車の販売が開始され、日本でも購入できる様になります。その新車価格は3.300.000万円(税込)とかなりお高く、中々手が出ない高級車として
存在してる感じです。これは、ほとんどがハンドメイドで製造されてる為で、非常に価値の高いものとも言えるオートバイなんですよね。イタリアの職人さんが
丹精込めて作ったと言うだけでも、ボクの様なオヤジライダーからすると「心そそられます」からね(笑)。またコンセプトはレトロなデザインでありながら、
その性能は非常に高く、エンジンは先に販売されてる「F3」シリーズから引用された、水冷式4スト3気筒DOHC4バルブエンジンを搭載、独特の味わいと見た目の
インパクトを醸し出していますよね。いわゆる最新の「ネオカフェ」という感じですが、個人的にはシンプルにかっこいいです!(笑)で、フレームは「ドゥカティ」
と同じ構造のトレリス式が採用されており、正式な排気量が798cc、最高出力は147psで、最大トルクが8.98kg、車重は乾燥重量で173kg、ガソリンタンク容量が
満タンで16.5リットル、市街地での平均燃費が大体17kmと言う感じです。さらに新しいユーロ5に適合した排気ガス規制を既にクリアしておで、キャブは当然
フューエルインジェクション(FI)、フロントフォークは倒立式でブレーキはブレンボー製、リアは片持ちのスイングアームが採用されており、右に3本マフラーが
並んでる仕様です。またホイールサイズは前後とも17インチで、ラジアルタイヤを装備、インジケーター類はカラーの5インチフル液晶で、現在開発されてるほぼ
「全ての電子制御」が装備されています。その中でも目玉となるのが、独自開発されたフル電子制御のスロットル操作と、リアに取り付けられてる8段階に分けられた
トラクションコントロールシステムなど。とにかく完全にスーパースポーツ(SS)と呼べる内容ですが、それに反して見た目は独特なものを感じますよね。ボクは
個人的にもかっこいいと思いますが、個性的なだけに、人によって見られ方に違いがあるかもしれません。また最近の「MVアグスタ」から出てるラインナップを
見ると、どれを見ても「独創的なデザイン」が非常に目に付きます。特にフラッグシップと言える「ラッシュ」は究極のネイキッドなから「凄い迫力とインパクト」を
感じます。そんな車両を見てると、この「スーパーベローチェ800」も、そんな中の1台なんだなぁって感じがしますね(笑)。で、最後に現在の中古市場を見てみますと、
大体安いもので210万円あたりから、高いものだと新車と同等の300万円前後で取引されてる様です。もちろん古くても2020年式ですから、まずハズレは無いとすれば
逆に安い車両を見つけれたらラッキーと言う感じですね。さて、今日はそんな「スーパーベローチェ800」をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)