国内販売されてるので勘違いしてる人も多い気がしますが、
ヤマハ「YZF-R3」って、車検不要の「YZF-R25」があるのになぜ存在するのか?
こんな疑問を持ってる人って結構いる気がします。
これは単純に「海外の販売シェアを目的としてる」からなんですよね。
あくまで「YZF-R3」の国内販売はついでで、海外へのアピールに過ぎません。
海外は「免許規制や車検制度」が日本と比べ大きく異なります。
その国によって様々ですが、オートバイ人気の高いヨーロッパ圏でよくあるのは、
125cc以下か、125cc以上かという単純な免許制度です。
また、車検のない国も多くあり、あっても日本のように厳しくありません。
点検や整備の延長を支持してるだけのことだったりします。
この「YZF-R3」の排気量は正確に言うと320ccです。
本来、ヤマハが考える「エントリーモデル」としてこの排気量が一番良いと判断され、
開発されたバイクと考えて良いと思います。
日本で「YZF-R3」の購入を考えるライダーは、維持費よりパワーを意識してのことでしょう。
若干「YZF-R25」より加速力の高い「YZF-R3」を選ぶライダー専用です。
そもそも、ヤマハ自体、たくさん売れると考えていないようですしね。(笑)
カワサキにも逆輸入車に「ニンジャ300」がありますが存在理由は同じです。
よく「YZF-R25があるのにYZF-R3の存在の意味がわからない」って言う人がいますが、
要はそうゆうことなんですよね。(笑)
このことを考えると「日本は乗り物に厳しい国」だなって思っちゃいますね。
免許は細かく分かれているし、車検や高額な税金はあるし、
あくまで、所有することは贅沢なこととされている感じです。
ボクの考える理想は、小型免許で250ccまで乗れて、中型(普通)免許で600ccまで、
車検は400ccまで無しという制度です。
これだと、売れていない400ccが活気つきますし、
中型(普通)免許で100ps以上のバイクも選べることになるので、
大型免許を取得する必要性もぐ〜んと下がります。
こうなってくれれば楽で良いですよね!(笑)
広くバイクが売れるためにはこれぐらいしないと変わらない気がします。
この「YZF-R3」の存在を考えると、ついそう思っていまいますね。(笑)