実は「ハーレーダヴィットソン」が高いのは、元々の車両価格が高いのではなく、
「ハーレーダヴィットソン社」が自社の利益にするための車輌課税が高いからです。
アメリカ国内での販売価格に対して海外での車輌価格があまりに高すぎる。(笑)
販売店では輸出するために必要な税金が乗っかっているからと言っていますが、
実は車輌にかなりの利益を加算してるんですよね。
特に排気量の大きいものになると余計そうなる仕組みで、
クルーザーやツアラー、ソフテイルなど1.700cc以上あるものになると思いっきり車輌利益をつけています。
考えてみれば300万円以上することが不思議で、
いくら装備や素材が高価だとしてもヨーロッパから来る高級車に比べ高すぎます。
それがよく分かるのが、個人輸入との比較です。
アメリカで新車を取り扱うショップから国内で300万円以上する車輌を、
アメリカ相場、約180万円で買ったとして、
輸入代金や輸送にかかる代金や税金を含めても、20%の上乗せだけで購入することが出来ます。
かかる費用は総額で220万円ほど。
手間はかかりますが国内ディラーで買うより100万円安く購入することが出来るんですよね。
この差はかなり大きいです。
ただし、国内規制にパスするためのガス検査などを考えるともっとかかる計算になってしまいます。
それでも国内販売での新車価格が高すぎるのは間違いないです。
しかも円高になっても車輌価格に変動はありません。
円高になればなるほど「ハーレーダヴィットソン社」が儲かるという仕組みです。
これっておかしいですよね。
日本での「ハーレーダヴィットソン」需要はとても高くステータスを求めて購入者は多いです。
ハッキリ言います、みんなダマされてるですよね。(笑)
完全に弱みにつけこまれている感じです。
なので「ハーレーダヴィットソン」を新車で買う人はそれを理解して買う必要があります。
とは言え「ハーレーダヴィットソン」の場合、中古でもステータス価格が乗っかてるので、
半壊車輌でも100万円以上するものもあります。
人気があるがゆえにそうなってる訳ですから仕方ないのかもしれませんが、
ただ欲しいだけでなく、よく考える必要があることは間違いないですね!(笑)