最近は新しいモデルから、かなり古いモデルまで様々なジャンルやメーカーのオートバイを見ていますが、ボク自身もそれぞれ「独特の味わい」を感じ取り、
それぞれの魅力を感じる様になって来てる気がするんですよね(笑)。ちょっとしたボク個人の「意識変化」です。そもそも、どんな車両にしろオートバイ
自体が好きなボクですが、そうは言っても「個人的な好み」はどうしてもあって、多くのジャンルがある中でも、以前だと特にスーパースポーツバイク(SS)
やネイキッドスポーツバイクに特化した傾向だったのですが、最近では、そう言った「速いバイク」だけでなく、パワーはそこそこでも機械的なカタチや車体
のフォルムに関しても別の意味で「共感」するようになって来ました。多分、自分が歳をとった(現在58歳)事も関係してる気がしますが、結局、良いもの
には「深みと味わい」があるって意識変化です(笑)。まさに、オートバイ全体で言うところの「それぞれにとって」って意味です。また、究極に古いビン
テージバイクには「機械的な見た目の良さ」があり、技術や精密性とは違う「独特の魅力」を最近感じています。まさに当時の職人が作るハンドメイドから
なる「深みある味わい」ですね(笑)。昔は高性能であればあるほど使われてるパーツは非常に精度が高く素材も良いものが使用されており、そこに「強く
良さや魅力」を感じていました。例えばですが、スーパースポーツ(SS)であれば、リアのスイングアーム1つとっても強固であり、素材も軽いアルミ製や
カーボンで性能が高くそれでいてゴツくてカッコいいって感じです。逆に、安価なシティーバイクなどに搭載されてるリアのスイングアームは、重いスチール
製で見た目も細く作りも簡素で魅力に欠けると思っていました。しかし、最近はそれはそれで良い気がしますし、特に古い車両に付いてるリアの、スイング
アームは素材以外にも形状や当時の技術がステキに見えてくるんですよね。もっと、分かりやすいところで言えば、現代のフロントフォークである「倒立式
フォーク」のカッコ良さと、昔の「スプリンガー式」の渋い良さって感じです。どちらも魅力的で良いですよね!(笑)。考えてみれば、そもそも愛車を選ぶ
購入の決め手の基準として「デザイン」と「性能」の「どちらか?」を考えた場合、ほとんどの人が「デザイン」で決めてる気がします。いわゆる性能っての
は、たまたま選んだ車両にあえてカスタムを施す事で、その車両にとっての最高を目指して性能を高める傾向であり、最初から性能ありきで車両選びする訳で
はないって事です。そうですよね!だって性能だけでオートバイを選ぶなら全員が大型のスーパースポーツ(SS)もしくはスポーツツアラーになってしまいます
よね。このジャンルはとにかく性能ありきでパーツも贅沢なものがふんだんに搭載されていますから勝手にそうなってしますはずです。ただ実際は、そうじゃ
ないって事ですから、やはりほとどの人が「好みのデザインで選んでるから」だと言う事になりますよね。カウルが付いたモデル、機械が剥き出しになってる
モデル、またスクーターの様なタイプ、モトクロス系、クルーザー系、アドベンチャー系、シティーバイク系、そしてレトロ&ビンテージ系、新しさを美しい
と思う反面、古いものの「味わい」を良しとする意識。本当はそれぞれのジャンルや車両を全て所有することが出来れば、物欲に関する欲求は満たされる事に
なりますが、人の難し部分ってのは「簡単に手に入らない」事もオートバイを好きでいれるモチベーションとなってるので、矛盾していますが、そこも良いん
ですよね(笑)。さて、オートバイには様々なジャンルと年式があり、様々なデザインや性能があるのですが、気に入った1台ってのはその人にとってのある
意味「究極」であり、出会ってしまった「運命」って事なのかも知れません。おおげざに書きましたがよくよく考えてみると現在自分が乗ってるオートバイって
どうゆう経緯で今は自分が乗ってるのか?もしかすると皆さんそれぞれ「究極で運命的な出会い」があったんじゃないでしょうか!(笑)