ボクが中学生の頃、どこから貰ってきたのか覚えれいませんが「オートバイのカタログ」を何冊か持ってて、
その中でも、紙に穴があくほど何度も見返したのがカワサキ「Z400FX」です。
その事は今でも「鮮明に覚えている」んですよねぇ。
当時から人一倍、クルマやオートバイに「興味を持っていた」ボクなので、言えば必然的な行為だったんですけど…ね。(笑)
確か、その時代の「カワサキ全車種カレンダーポスター」を部屋に貼っていたこともよく覚えています。
多分、時代は70年代後半か80年代初期の頃で「Z400FX」が、まだ新車で売られていた時期です。
その「Z400FX」に関して、ボクが一番憧れて見てたのがエンジンの形。
特に4気筒の「エンジンヘッド」部分のデザインが中学生のボクからしても魅力的に見えて、
いつか、このバイクに乗れたら良いなぁって思ったものです。
まだまだ、バイクをしっかり知ってた訳ではないので、当時のボクの漠然とした思いです。
高1の時、街で初めて見たヤマハ「RZ250」も印象に残っているのですが、
ボクにとって初めての衝撃バイクは、やはりカワサキ「Z400FX」です。
また当時、友達のお兄さんのさらに友達が「赤いタンクにゴールドのストライプ」が入った「Z400FX」に乗ってて、
間近で見ながら、そのデザインの美しさに魅了されたこともよく覚えています。
ちょっと「ヤンチャなバイク」でしたけどね!(笑)
ボクがオートバイの免許を取得した18歳の頃にはすっかり時代が変わってしまい、
カワサキ「Z400FX」は一昔前のバイクという認識になってしまっていましたが、
それでも、どこか意識してたというか気にしてたこいうか、そんな存在でした。
性能が高まり、峠を主軸にバイクに乗っていたので、鉄の塊にしか見えない「Z400FX」は乗る対象になりませんでしたが、
気になるバイクとして意識の中にいつまでも残っていたことは事実です。
だからボクの中での「名車の1台」であることは、今でも変わりはありません。
最近では、とても「貴重なバイク」と見られ、中古市場で高額に売り買いされています。
排気量は400ccで車両自体は中型バイクですが、その時代を知るライダーにとっては、今でも魅力的に見えるのかもしれないです。
ボクが今から「Z400FX」を買って乗ることは多分ないですが、
中学生の頃、まだよくバイクの事を知らない頃に、ドキドキしながら何度もカタログを見た思い出は今も忘れません。
今でも「ボクの中の名車」です。(笑)