Good Frlend!(motovlog)

個人の好きなことを書くブログです。

中型アドベンチャーの異端児として、ヤマハ・TDR250。(番外編vol.3976)

2024-06-03 10:20:39 | 日記

1988年に登場したヤマハ「TDR250」ですが、現在で言う、スズキの「Vストローム250」の人気を考えると、いわゆる中型「アドベンチャー」とされる

車両が、ここに来てある程度の「人気を獲得してる」事が窺える今の時代にあって、ちょっと斜め横の目線から「面白いバイク」を含めてオススメするのが、

この「TDR250」だったりするんですよね(笑)。その「面白い」と言うのは、なんと言ってもエンジンの事で、この「TDR250」に搭載されてるエンジン

は、今では新車で購入不可能な、水冷式の2スト並列2気筒エンジンが搭載されていますって所です。いわゆる当時の2ストからなるレーサーレプリカだった

1986年式〜以降の、ヤマハ「TZR250」に搭載されてたエンジンをそのまま流用したもので、最高出力が45psと250ccクラスとしては強大である事、現在

の4ストエンジンからなる250cc系アドベンチャーが、30psも無いパワーと比較しても、速くてよく走ってくれると言うものだったりします。そこがポイント

なんですよね。ただし、この「TDR250」が登場した時代ってのは「アドベンチャー」と言う概念より、クロスオーバー系オフローダーと言う考えで設計され

ていますから、多少、コンセプトに異なる(ツーリングより林道走破)部分はあるのですが、フォルムを含め使い方としては十分に「アドベンチャー」モデル

として乗る事が出来る車両だとボクは考えています(笑)。また、新たにUSBポートや、GPSモニター、ETCなどの最新アイテムを追加して、大型の14リットル

入るガソリンタンクや、3.6kgもある最大トルク(100ccで1kgが標準)により、最低でも4スト400ccモデルに負けない乗り味を実現してますから、車検の

来ない250ccクラスである事を考えると、走りに関しては「十分満足出来る」状況であると言えます。ただし、出来れば、オヤジ世代で「大型バイクから中型

バイクへ乗り換える人」にオススメしたいです(笑)。まぁ、エンジンが2ストですから多少オートバイを理解してて、状態の維持に費用を費やす事が出来る方

って事です。また少しカスタムしてパニアケースやサイドバッグなどを後部に大型の積載物を搭載すれば、長距離ツーリングも行けますし、高速道路で走りに

不満を感じる事も無いと思います。何せ2ストですから、あっという間に100km出ますからね(笑)。それだけに経験の豊富な方にオススメするのですが、ボク

個人としては、それに加えこの時代のフォルム(デザイン)に注目したいです。当時の類似系バイク「バハ」などに見られるパリダカラリー風のデザインにフロント

18インチ、リア17インチ、と言うホイールサイズ、はたまたアップ化されたチャンバーや適度な車高は今の250ccモデルではなかなか経験できない魅力があると

も感じます。ただし、残念ながら当時は不人気者として扱われた為、1988年のたった1年間だけの販売で終わっていますから、中古市場で探すのが多少困難だっ

たりします。特に程度のいい物となると個体が劇的に少ないので、本気で探すならじっくり時間を掛ける必要があるかも知れません。で、現在の相場ですが、

大体安いもので50万円あたりから、高い物だと80〜100万円ぐらいで取引されています。中にはカスタムされたものも含まれていますが、どちらにせよ2スト

エンジンを搭載していますから、購入後のメンテナンスもしっかりする必要はあると考えた方が良いです。ただ、それだけの手間をかけてやれば1980年代の

パワーが全てだった古き良き時代にタイムスリップして、楽しいオートバイライフを送る事が出来ると確信します(笑)。正直、ボクが欲しいぐらいですが、

現在の状況を考えると、非常に買い替えが難しいので、他の誰かでこの「提案に共感」してくれる方へ、楽しみをお譲りたいと思います!(笑)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする