現在のスーパーバイクの元祖とも言えるドゥカティ「996」です。
1993年に登場した「916」からのフルモデルチェンジモデルです。
1999年に登場し2001年まで販売されていました。
スタイルは今のスタイルを彷彿させるもので、
センターアップマフラーやリアの片持ちアームは当時としては最先端でした。
エンジンも高性能で、いわゆるイタリアの高級車というものです。
今でもたまに見かけますが、やっぱいいですね!(笑)
仕様ですがエンジンは水冷式4ストL型2気筒DOHC4バルブデスモドロミックで排気量が996cc。
最高出力は112psで6速MT、ウェーバーマレリー製電子制御燃料噴射との組み合わせです。
ガソリンタンク容量が17リットルで市街地での平均燃費は約18km。
1回の給油で走れる後続距離は約306kmという計算になります。
タイヤサイズはフロント120/65ZR17、リア180/55ZR17。
中古市場での金額ですが、程度の良いもので約130万円より。
現在のリッターバイクに引けを取らない仕様は好きな人にとってはたまらないものでしょう。
また上級グレードの「モノポスト」は低速域から高速域まで大きなトルクを発生するのでオススメです。
「モノポスト」はシングルシート仕様で通常の「996」よりメーカーチューンがなされているものです。
さらに上級グレードの「996SPS」はレース参戦を見越して造られたモデルなので、
市街地での走りがシビアになりレースをしないならオススメではありません。
ボク個人としては「モノポスト」が一番良い気がします。
どんどん進化を遂げるドゥカティのスーパーバイクシリーズにあって、
最新モデルも良いですが、
この時代のバイクの良さもありますから、
スタイルが好きな人にとってはとてもオススメな1台じゃないかと思いますね!(笑)