好きなジャンルのオートバイは皆それぞれ違いますが、
最終的に求めるバイクは結局「好みのデザインで決める」というケースがほとんどです。
スーパースポーツ系でもツアラー系でもモトクロス系でもシティーバイク系でも、
これだけは全て同じだと思います。(笑)
いくら性能が良くてもデザインが気に入らなければ人は買わない。
そう考えるとメーカーとしては何より「デザインに力を注ぐ」必要がある訳です。
もちろんスペックや装備も重要ですがまずはデザイン、いわゆる車体フォルムです。
となるとユーザーが求める魅力的なデザインは一体どこにあるにか?
メーカーとしては常にそこを重視してる訳で、
それを上手く仕上げれたバイクが売れる構図となってるんですよね。
バイク開発には「3つの大きな試練」が課せられます。
1つはエンジンとフレームの開発。
シャーシの合成力やエンジンパワーを出す新しい技術は常に求められます。
2つ目はハンドリング。
乗り味となるハンドリングはユーザーのフィーリングに直結してるためとても重要です。
そして最後、3つ目がデザイン。
デザインは構造的なものをクリアした中で行われることが一般的で、
メカニカル的にどうしてもデザイン側が妥協せざるえない部分があります。
理想のデザインがあったとしても一般道で走らせるとなるとイメージ通りにはいかないモドカシイ部分です。
それがゆえに社内で各担当ごとに攻めぎ合いが起こってることは良く聞く話です。
出来るだけ理想に近いデザインにするため、他の部分の開発は進められるものですが、
そこには限界があります。
コンセプトモデルはデザイナーの思いだけが先行して作られてるので、
素晴らしいもばかり。
しかし、一旦市販車になるとコンセプトモデルで見たものと違うことがよくありますよね。
これは妥協の末に起こった問題で、決してユーザーを裏切ってる訳ではありません。
物作りはいろんな技術の集合体です。
特にクルマやバイクのような複雑なもになると余計に難しい問題が山積みになります。
そこを乗り越え、素晴らしいバイクを生み出すのが各社の技術力となるんですよね。
あれこれ言いましたが、結局バイクの魅力はデザインです。
良いデザインのバイクなら確実に売れるはずなんですよね!(笑)