1990年代の終わりから2000年にかけて凄まじい勢いで人気を博したのがヤマハ「TW200」のカスタムでした。ある意味、当時のオートバイ氷河期を
多少救ったとも言える一部のオートバイファンからなるムーブメントでしたが、あのカスタムを最初に思いついたのって「一体誰なんでしょうね!」(笑)。
またその後、続く様にして人気を獲得して言った「ビッグスクーター」のド派手なカスタムって「一体誰が考案したんでしょう?」カスタムメーカー…?
それともパーツメーカー…?それとも一個人から…?今になってこの時代を考察するって、ちょっとムズイ気もしますが、事実としてムーブ化してた事は
間違いないですよね!(笑)。と言う事で、ひとまず推しなべて見て行きますと、まずヤマハ「TW200」の方ですが「ロンスイ(ロングスイングアーム)」
や「スカチューン(スカスカなチューニング)」が有名だったりしますよね。この時代をよく知る人(40歳代〜)なら「当然知ってるカスタム」で、逆に
ノーマルで「TW200」に乗る人の方が少ないと思えるほど流行っていました。ヤマハもその現象に気が付き、それまでの「アドベンチャー」色が強かった
デザインをあえて「シティーバイク」風にマイナーチェンジしたほどです。また、2000年の1月から3月にかけて放映された、キムタク主演の「ビューティ
フルライフ」でも「キムタクの愛車」としてカスタムされた「TW200」が使われており、その事でさらに人気が加速しています。ただ終わってみれば非常
に短期間だったのですが、それでも数年は続いてた気がします。また、その直ぐ次に登場した「ビッグスクーター」ブームですが、これまた当時だと、今と
違って「ほぼカスタム車ばかり」だったと言えます。いわゆる暴走族かぶれの様な人から、単に目立ちたい人でカスタムが好きな人まで受け入れられていく
のですが、有名なカスタムとしては「シャコタン(エアサス)」や「ロンホイ(ロングホイール化)」辺りでしょうか!(笑)。個人的には当時、元SMAP
の「中居くん」が愛車として200万円以上かけてカスタムしてた車両を、お笑いコンビ「99(ナイティナイン)」がイジってた事を思い出します(笑)。また
カラーリングもキラキラのラメが入ったものや、全体が真っ白な仕様など奇抜なものが多かったイメージです。まさに当時のヤンキーたちに好まれるカスタム
ですね。しかし、さぁ一体この2台、最初に誰がそんなカスタムを「思いついた」んでしょう!(笑)。もし知ってたら教えれ欲しいです。ただ、どちらに
せよ「パーツありき」な気もするので、どこかしらのパーツメーカーがそう言った車両をコンセプトカーとして作って、それを世間が真似たって線もある気が
します。だって「ロンスイ」って言っても、そもそも長いスイングアームが無いと作れませんからね(笑)。それとも、自分で溶接とかして作ったのが最初
だったんでしょうかね。また「ロンホイ」もそうで、スクーターは基本リアタイヤとエンジンがくっついて搭載されていますから、そこを伸ばすとなると大変
です。車高を下げるのはまだ出来る気がするのですが、リアタイヤを後ろへ長く伸ばすのは難しい気がするんですよね。さらに多分ですが、この手のカスタム
が流行っていく中で、続々と追加パーツが登場してた事も思い出します。例えば「TW200」だと「フラットシート」や「シティーバイク風のマフラー」、また
「アップハンドル」や「専用の小さいヘッドライト」に「ウインカー」、社外の「メーター類」などです。またそこまで詳しく無いですが「ビッグスクーター」
に関しても「社外シート」や「ハンドル」「電飾」なども売られる様になり、車両もそれに合わせてどんどん派手になっていく傾向でしたよね。中にはエア
サスに変えて、停車時にはペッタンコになってる車両も、ちょくちょく見かけてました(笑)。さて、この2台に関しては完全に「日本だけの特殊な文化」で、
海外では見る事がないカスタムです。一体最初に誰が考案したんでしょうね!(笑)