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もうこんなんの出ない…中型ロングツアラー、カワサキ・ZZR400。(番外編vol.3229)

2022-04-23 10:53:08 | 日記

カワサキの「ZZR」と言えば1990年から販売されてた当時の「最高速」を誇る大型スポーツツアラーだった「ZZR1100」が超有名ですよね。

で、実は全く同じタイミングで、その「400cc版」も同時販売されてて、それが今日ご紹介する「ZZR400」だったりします。(笑)

その登場ですが、初代モデルが、1990年から1993年までの4年間生産されており、そこからモデルチェンジを受けて2代目となるモデルが、

1994年から2006年までと「合計15年以上」と比較的「長く生産販売」されてたオートバイでした。

当時、1990年代はまだ今と違い「限定解除の時代」だったのでそのオートバイ免許の都合から、

人気の方向としては、大型バイクより「中型バイク」が「まだまだ中心」となっていました。

中でも特にこの時代って「4スト400ccモデル」に人気が集中してたので、必然的(当然)に登場したモデルでもあった訳です。(笑)

さらに姉妹車として、他に「ZZR600」と「ZZR250」もあって「ZZR600」に関してはヨーロッパを中心に海外販売されてて、

逆に「ZZR250」に関しては「車検不要」の中型スポーツツアラーとして「ZZR400」と併用し国内販売されていました。

まぁ、今みれば何となく狭間の様な立ち位置で登場したこの「ZZR400」ですが、販売台数で見ると人気の「ZZR1100」の次に売れたバイクであり、

この手の「中型スポーツツアラー」の需要も、この頃から徐々に増えつつあったことを物語ってる結果となります。

また、ほぼ同時期にあった新ジャンルとなる、ネオクラッシック系ネイキッドの「ゼファー400」や「ZRX400」など、

はたまた1980年代からの流れを汲む、進化系で集大成となるレーサーレプリカの「ZXR400R」と、

同排気量でありつつも、カワサキとしてもしっかりした「差別化」がなされていました。

やはり、この「ZZR400」の何が良かったかと言うと、中型(普通)免許で乗れる人気の「ZZR」だった事が大きかった様に思えます。

スタイル(デザイン)を見ても2代目になると「ZZR1100」に随分と見た目が近づき、良い感じになっていきます。

で、スペックですがエンジンは、水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで排気量が399cc、

最高出力が58psで、最大トルクは3.7kgとなっています。また車体が中型バイクとしては大きかった事も特徴と言える気がします。

で、兄貴分にあたる「ZZR1100」が最高速を誇るツアラーに対して、400cc排気量の「ZZR400」は速さより中型バイクとして、

大型バイクに近い「ロングツーリングを快適に走れる」ことを目指して作られており、

ほぼ同一コンセプトであった、かつて人気モデル「GPZ400R」からの流れをしっかりと汲むものでもありました。

元々、カワサキは時代が人気のレーサーレプリカで埋め尽くされてた時期に、あえて高性能な「街乗りバイク」を目指してた経緯があり、

個人的には、まさに「ZZR400」ってその中型バイクとしての「集大成だった」とも言える気がするんですよね。

それが故に「人気があったバイク」になった気もするんです。(笑)

最後に中古市場を見てみますと安いもので、大体25万円あたりから高いもので60万円前後で取引されています。

現在の4気筒エンジンを搭載した400ccモデルが軒並み「高額化」してる事を考えると比較的「お安い」部類に属しています。

球数も豊富ですし、そこそこコンディションが良ければ「お買い得車」と言えますよね。

2代目モデルなら確実にパーツは存在してると考えられますから、安くて高性能な中型バイクに乗りたい方へオススメかもしれません!(笑)









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