確かに125cc以上(124cc以下は違反です。)のバイクなら「高速道路に乗れる」けど、
例えば、実際に150ccクラスのバイクで乗ってみたら、
かなり過酷でキツイことが分かります。(笑)
まず「車重」の問題。
車体自体、150kg以下の車両が多い150ccクラスではライダーの体重を含めても、
200kgに満たない場合が多く、軽すぎてちょっとした風などでも安定して走れませんし、
タイヤの接地面積が少ないため、高速巡航がとても不安定です。
そして「最高速」の問題。
150ccクラスだと良くて15psあたりのパワーしかありません。
最高速も100kmが限界点で、実際バイクが唸り挙げてしまいます。
そもそも80〜100kmで巡航すること自体がキツイですしね。
そう考えると、法律では125cc以上のバイクは高速道路を走行することが可能ですが、
必ずしも向いているとは言えないことが分かります。(笑)
それどころか250ccクラスでも、20psそこそこの車両だと既に厳しいです。
特に夜の高速道路はトラックを筆頭にみんな飛ばしてます。
実際のところ100km以上のスピードで走ってる車両が多いので、
その流れに乗らなければなりません。
そうなると暗くて見にくいし車体は安定しないし、ずっとエンジンの限界点で走ることになるため、
ライダーの疲労は、さらに増すことになります。
125ccをちょっと超えた排気量のバイクで「高速道路に乗るな」とは言いませんが、
なるべく下道を走ることをお勧めします。(笑)
小排気量から中排気量のライダーさんに言いたのですが、
高速道路を走行する場合、それに見合うバイクでないと気がついてる方、
決して「安易に高速道路を走る」のでなく危険な自体にならないよう、
十分に注意して乗りましょう。
自分が思ってる以上に怖い思いをすることになりますよ!(笑)