以前から、何となく感じていたのですが、あるサイトでボク自身もある事実に納得しました(笑)。それは現在もホンダから売られて
る空冷式エンジンを搭載した「CB1100(現在はファイナルエディションとなっています)」のエンジンサウンドです。あくまで個人
的な印象だったのですが、どうも並列4気筒エンジンらしからぬ、排気量の大きい2気筒の雑音の様な、はたまたアメリカのV8エンジン
を搭載したマッスルカーの様な「ドロドロした音」に聞こえてしまい、何となくそれが気になっていたんですよね(笑)。最初これに
気がついたのは、以前、仲間とツーリングした時に友達が連れて来た、初の顔合わせの人が、この「CB1100」に乗っていたのですが、
どうもそれまで聞いてた、並列4気筒エンジンとは音が異なり、どうしてもボクの耳にはちょっと不思議な「ドロドロした音」に聞こえ
たんですよね。その時に「このエンジン音って何かおかしい!?」って思ったのですが、もしかすると「壊れかけてるだけ」のかも知れ
ないと思い、もしそうだったたら「知らない人からの要らぬ忠告」に聞こえて申し訳ない事になると思い、その時は何も言いませんで
した(笑)。まぁ、一緒にいた他の友達たちも特に何も言わなかったですしね。しかし、少し前にたまたま見かけた記事に似た様な疑問
のコメントが書かれてて「なんだ!そうゆう事だったのか!」と納得します(笑)。最初に「正解」を言うと要は、この「CB1100」の
2本出しマフラーに原因があった様なんですよね。また気筒数が多くなる事で乗り味がマイルドになる事を避ける為に、あえてエンジンに
それまでと違う味付けを行ってる事に理由があった様です。要するにボクの見立ては完全に間違っており、壊れかけてた訳ではなかった
と言う事でした(笑)で、まずは要因のエンジンですが、実は「CB1100」って、並列4気筒エンジンでありながら、2気筒エンジンを
2つくっつけた設計となっており、さらにあえて爆発のタイミングをそれぞれ「ずらす」事で、高いレスポンスを生み出してると言う事
らしいです。要するに加速感の高い2気筒の様な走りを実現させる為に、あえての180度クランクのまま、意図的に2気筒づつに分けて動か
してるって事らしいです。またそれを削ぎ取らない為にマフラーはあえて分離したタイプの2本出しとなっており、初期スタートの俊敏性
を高めてると言う訳です。いやぁ、さすがホンダですね(笑)!現在非常に厳しい排気ガス規制が行われてる中、最後の空冷エンジンとも
言える「CB1100」ですが、パワーダウンによる走りの低さを補う為に色々と工夫を凝らしているってことの様です。正直、あのドロドロ
した音はいただけない気もしますが、そう言った理由であると知れば納得です(笑)。現在「CB1100」には「EX」と「RS」があります
が最終モデルとなっています。近い将来ラインナップから消え去り、ついに空冷式エンジンが消滅してしまう訳ですが、新車でも150万円
以下で買える車両なので、空冷式エンジンが好きな人にはオススメと言えますが、あのサウンドは好き嫌いがあるかも知れません。ただ
もしマフラーを社外品に交換して乗るとなると、一体どう言った音になるのか?何となく気にはなりますね!(笑)