山域山名:平ヶ岳・只見川水系恋ノ岐川(新潟県)
期 日:2014年9月20(土)~21日(日)
参 加 者:みやぶー、Kino、くりペア
行動記録:
9/20 恋ノ岐橋806m(6:35)~清水沢出合930m(9:15)~三角沢出合1190m(12:45)~オホコ沢出合1380m(14:40)~ビバーク地1450m(15:20)
<天候:曇り後晴れ>
数ある上越の沢のなかでも美渓として有名な恋ノ岐川に行ってきました。
前夜のうちに1台を下山口の鷹ノ巣に置いて恋ノ岐橋で仮眠。起きたら2ヶ所の駐車スペースには数台の車有り。
橋の下から入渓。
いきなりのヘツリ。気温が高ければ水に浸かっていくが、今日は寒いのでなるべく濡らさないように。
次々と現れる釜のヘツリ。
美しいゴルジュ。
こんな滝にどうしてこんな大きな釜ができるのだろうか。
F1-10m2段滝。
滝上から見ると、磨かれた側壁の高さがよく分かる。雪解けの頃はすごい水量なのだろう。
清水沢出合付近は川幅も広く明るい。
ポットホール。
F2-5m二条滝?。
快適なナメ滝。
豪雨で荒れたゴーロもあったが、きれいな渓相が続く。
今日は何度ヘツっただろうか。
先行者が竿を垂らしていたが成果は…。
我々は1泊行程なのでテン場スペースがあるオホコ沢出合を過ぎて、さらに上部へ。稜線がだんだん間近になってきた。
右岸側に何とかテントを張れるスペースを見つけて、ポットラックを設営。実際は凸凹があって大分傾いてます。
やっと宴会タイムへ。
メインディッシュはおでん。しんしんと冷える中(沢登りをする温度ではない!)、体が温まりました。
9/21 ビバーク地(7:30)~F6-50mナメ滝(11:20)~稜線1960m(13:10/13:50)~台倉山1695m(15:10/15:20)~鷹ノ巣840m(17:50)
<天候:晴れ>
今朝は平年よりも早く、奥日光で初氷!!が張ったらしい。いや~寒かった。
濡れた沢ウェアとソックスを履くのがめちゃくちゃ辛かった~。足が凍りそうだった。
出発も何だかんだで遅くなって、2パーティに抜かれてしまった。
日差しがありがたい。
水が冷たい!
今日はホールドとスタンスも乏しい、しょっぱめの滝多し。
F4-7m。右に巻き道もあったが、ここは水線脇を突破。
いよいよ最後のF6-50mナメ滝。
中間の棚で。
ナメ滝らしいが最上部はかなり立っている。上から見ると50mはかなりの高度感なので、念のためロープで確保してもらった。
稜線はすぐ上に見えるが、これがくせ者で安易に突っ込むとヤブ地獄にはまるらしい。忠実に本流をつめて、最後の二股を左へ。ヤブとの格闘は20分で済んだ。
ついに稜線へ。
紅葉が始まった池ノ岳。
尾瀬燧ヶ岳。
今日中に下山しなければならないので平ヶ岳はパス。眼下の谷が恋ノ岐川、長大だ。
下台倉山から鷹ノ巣の下りもハード。
地形図でトレースを見てもかなりの長さ。沢登りでビバークしたのも久しぶりで、今週もどっぷり山に浸かった。
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