山域山名:冨士南麓・愛鷹山<越前岳・鋸岳・位牌岳>(静岡県)
期 日:2014年11月3日(月)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい
行動記録:
山神社P750m(6:55)~富士見峠(7:30)~鋸岳展望台(7:50/7:55)~富士見台(8:25/8:30)~越前岳1504m(8:50/9:05)~呼子岳(9:45)~蓬菜山(10:05/10:15)~鋸岳~位牌岳1457m(11:35/12:15)~前岳(12:40)~東沢(13:30)~山神社(13:55)
<天候:快晴>
そろそろ新雪を歩きたかったが、国境稜線は冬型で荒れ模様なので回避。こんな天候の時にはと、以前から登ってみたかった愛鷹山に行ってきました。
圏央道が東名高速につながったので、北本ICから1時間足らずで海老名JCまで来られてしまう。便利になったものだ。
裾野ICを下りて、朝焼けの富士山を眺める。
林道を入った山神社から登り始める。
よく整備された道を登ると、富士見峠下に立つ愛鷹山荘。登り初めて30分で着いてしまう小屋だが、地元の方が使っているのだろうか。
稜線はまだ紅葉。
富士見峠からはほとんど展望のない尾根だが、富士見台だけは北側が刈り払われていて富士がよく見える。
「五十銭紙幣」に描かれた場所らしい。
富士五湖の北麓とはまた違った趣きの富士山南面。
左端が山頂。山腹の宝永火口が目立つ。ここが噴火したら大変なことになるだろう。
ヒメシャラの林を行く。
越前岳は愛鷹連山の最高峰なので、ハイカーで賑わっているかと思いきや、誰もいなかった。
展望は抜群!!伊豆半島。
富士市街と相模湾の海岸線もクッキリと。素晴らしい。
呼子岳までは穏やかな晩秋の稜線歩き。
今年一番の赤いもみじ。
大岳稜線は紅葉真っ盛り。
南アルプスもすべて見えた。
♪頭を雲の上に出す♪~富士と越前岳。
蓬菜山山頂には、「鋸岳までのルートの立入りはご遠慮ください」の警告あり。
岩場に慣れていれば問題はないが、あくまでも自己責任です。
鋸岳の鋭い稜線。
すぐに岩場が現れる。バックは蓬菜山。
ルートはこんな足場が悪いトラバースが多い。崩れやすい地質で、水平なハシゴでもかけまくらないと、崩落が際限なしに進んでしまうので、一般登山者には開放はできないでしょう。ただ、鎖やロープはそれなりには整備しているようです。
鋭い岩峰。
この鎖の取り付きがもっとも傾斜がきつかった。ほぼ垂直だった。
ちょっとスリルがある快適な岩陵歩きが延々と続く。
中間地点から核心部の前半を振り返る。
海岸線をみながら岩陵をトレース。
こんな楽しい稜線歩きがあったなんて、意外な発見でした。
位牌岳の登りから鋸岳稜線。奥の三角峰が蓬菜山。
位牌岳山頂。ここは樹林に囲まれて展望はなし。
位牌岳をあとに前岳を目指す。
箱根の山。
立ち枯れの樹と前岳。
大沢を俯瞰する。
前岳からの下降は、二岐山ではないが地獄坂でした。
真っ赤っか。
山麓からの愛鷹連山。左から位牌岳、前岳、越前岳。
富士の展望だけかと思っていたが、予想外の楽しいルートでした。
ヘルシーパークで温泉に入ったら、裾野市民は「日本一の餃子好き!」のパンフを発見。
レストランで揚げ餃子を食べてみたら、旨かった。お土産にご当地グルメの「すその水餃子」を買って帰りました。(これまた旨かった~)