山域山名：越後・日白山（新潟県）
期 日：２０１３年３月３日(日)
参 加 者：みやぶー、ほか１２名
行動記録：二居830ｍ(9:10)→地王堂川左岸1180ｍ(10:25/10:45)→1300ｍ台地(11:25/11:40)→稜線1520ｍ(12:25/12:50)→日白山山頂1631ｍ(13:35/14:05)～1150ｍ(14:40/14:45)～地王堂川右岸970ｍ(15:00/15:15)～二居(15:30)
＜天候：曇り時々小雪＞
自分が事務局を務める埼玉労山山スキーネットで、今年は平標山の北方にある日白山を計画した。
隣の東谷山同様、夏道のない日白山も雪のある時期しか登れない山。東谷山は厳冬期の山スキーで人気だが、日白山となると春の残雪期登山で名の知れた山である。
今年４度目の二居へ向かう。湯沢の積雪は、前日の猛吹雪で２３０㎝と今年最深となった。
宿場の湯前の駐車場で、新座山の会と大宮労山の方々と合流。あいさつのあと、８時３０分に出発したが、都内から二居に来た仲間が遅れて着いて、林道終点の駐車場まで案内したら急坂でスタック！！との救助要請？を受けて、結局は二居を出たのは９時を過ぎてしまった。
何はともわれ、人間も車も無事でよかった。
朝は雪が降っていた二居。
杉の林も絵になる。
この手前の急勾配で救助活動でした。
やっと出発だ。
９７０ｍの地王堂側右岸の横断地点。
左岸側は杉の植林帯。
トップを行くラガー。ずいぶんラッセルも慣れたきた。がんば～。
植林帯も密な箇所を抜けた、１１８０ｍ休憩地点。
いよいよ急登の始まり。
アイスバーンの上に新雪がのって、結構しんどい条件に…。
自分の出番かな、とトップに出てルートを切る。
１３００ｍ台地にて。
日白山山頂も見えた。
１３００ｍ台地は気持ちの良い緩斜面。
稜線までは３０度を超える急斜面で、しかも強風で新雪も薄い。
クトーを効かせながら忍耐の登りだった。しんどかった～。
１５２０ｍ稜線。
昼食タイムのあと、日白山を目指す。
日白山へ続く稜線。
仙ノ倉谷。
コルの辺りは平標沢への傾斜も緩い。
雪庇越しに雲間の平標山。
稜線を登る。
美しい霧氷が目を楽しませてくれた。
山頂直下は雪壁になっていたのでスキーをデポ。
最後は腰まで潜りながらだった。
お疲れ～。
出発が遅れた熊トレ山スキー山行初参加のやまボー君もがんばりました◎
霧が少し晴れて、地王堂川と二居も見えた。
山頂で記念写真。今日、山頂に立ったのは、我々だけでした。
山頂からデポ地点まで戻る。
ＪＯＮＥＳのスプリットボード。
まずはコルまで滑る。
今日のメインディッシュ、稜線下の斜面。
下地がアイスバーンで、滑降は高速系だった。
跳ねるように滑る、はやボーダー。
この時期として、最高のパウダーだった。
東谷山山頂が見えた。
日白山頂をバックに、皆ご満悦。
まだまだ急斜面のご馳走がありました。
やまボーダーも楽しそうだ。
だんだん雪も重たくなってきたが、それはそれで楽しい山スキー。
地王堂川横断の登り返し。ここでボーダーが大苦戦。
最後は林道を滑って ＴｈｅＥＮＤ。
二居集落は気温も上がったようだ。
条件は悪かったが、みんなのがんばりで山頂に立って、静かな山スキーが楽しめました。