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山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

妙高三田原山(極楽パウ)

2013-01-09 | 2012-13山スキー

山域山名:妙高外輪山・三田原山(新潟県)
期  日:2013年1月5日(土)
参 加 者:みやぶー、かいちょー、Kino、きむてつ
行動記録:杉ノ原スキー場TOP1855m(10:25)→赤倉山西方稜線2170m(11:35/12:05)~1900m(12:15/12:45)→三田原山稜線直下2160m(13:20/13:45)~笹ヶ峰林道1330m(14:35)~スキー場(14:45)=第1ロマンスリフト=駐車場

<天候:快晴>

正月寒波も昨日でひと段落、妙高山もたっぷりと新雪が積もっていた。

スキー場もゴンドラ待ち10分と、結構な混雑だ。
このくらい客がいないと、どんどんスキー場が閉鎖されてしまうので、いいことである。

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三田原第3高速リフトは10時から運転らしく、またまた長蛇の列。100人はいたかも。
BCスキーヤーも20名くらいはいて、この集団のままラッセルして三田原山へはちょっと敬遠したいので、午前は赤倉山西方稜線まで行くことにする。

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三田原斜面に取り付くスキーヤー。先行者はあまりいいルート取りでないのか、いくつもトレースが伸びている。

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赤倉山南面に取り付く。膝下ラッセル程度と、雪質は強風の影響か、かなり締まっていた。

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斜度、ダケカンバの樹間、雰囲気と申し分ない斜面だ。

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稜線直下からの三田原山稜線。あまり見慣れない角度だ。

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稜線まであと少し。

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妙高山本峰が目に飛び込む。三角錐の堂々とした姿である。

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登り上げた稜線は、隣の赤倉山山頂より高い。

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高田の丘陵地帯と米山。

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越後三山と巻機山が見える。

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眼下に野尻湖と信濃町、遠くには志賀横手山と草津白根山、菅平根子岳、四阿山。

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黒姫山の奥には、富士山、八ヶ岳、南アルプスまで見える。

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高妻山の右手には、北アルプス。

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いざ、滑降へ~

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稜線下は、締まったパウダー~~

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樹林帯は粉パウダー~~~

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三田原山への分岐で昼食。

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トレースがあるので三田原山へは楽々。2160mで登行終了。

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今回もPatoronの威力を発揮。深雪パウダーはロッカーに限る。

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今日は午後になっても-7℃、南面なのにまったく腐らず、どこまでも極楽パウだった。

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下部のブナ帯。

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林道にはトレースがあって、スキーもよく滑って苦もなくゲレンデへ~~。

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三田原山から赤倉山への稜線。

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今日は、快晴で景色を楽しみ、低温で滑りも楽しんで、当たりでした。

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昔は妙高国際と杉ノ原の2つのスキー場の名前があったが、今は三田原と杉ノ原ゾーンで構成。

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第1ロマンスリフトで駐車場まで上がる。(1回券300円はちゃんと払いました)

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今週末は、厳冬期恒例の北東北遠征に行ってきます。
南八幡平松川温泉へも3年目になりました。

内陸特有の超極上の激パウを楽しんできます。(^_^)v


大雲海の西大巓&雨の鬼面山

2013-01-08 | 2012-13山スキー

山域山名:吾妻連峰・西大巓、安達太良山系・鬼面山(福島県)
期日参加者:西大巓…12/29(土) みやぶー、きむてつ
           鬼面山…12/30(日) みやぶー、きむてつ、とよちー

行動記録:
12/29 行田(6:00)=グランデコスキー場(9:50)=スキー場TOP1570m(11:15)→1850m(12:10/12:25)→西大巓1981m(12:40/昼食/13:25)~西斜面滑降→西大巓(14:10)~スキー場(14:40)=野地温泉

<天候:中腹以下は曇り、1700mから上部は快晴>
年末帰省のピークのはずだったが、東北道はほとんと混雑することなく会津へ。グランデコスキー場の駐車場は久しぶりに見るほどの車、ゴンドラ待ちも10分ほどで、さすが正月休みか。

スキー場TOPでシールを付けて出発。

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深い霧のなか、オオシラビソの森を進む。

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ラッセルは脛程度で、休日なのに先行者はいないのか?…と思ったら途中でトレースに合流した。西側のリフトからきたものだろうか?

標高を上げていくについれて、雲が薄くなってきた。

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ついに雲の上に出た。
振り向けば雲海の上に三角錐の磐梯山。

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その奥には尾瀬から南会津、越後の山々がずらり。

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雲海上は快晴、100%日射を浴び始めたら途端に暑くなったのでたまらずヤッケを脱ぐ。
気温4℃、真冬の2000mとは思えないほどの気温だ。

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樹氷原のなかを登る。

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素晴らしい。

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西大巓山頂からの大展望。西吾妻山への稜線、西吾妻小屋もはっきり見える。

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中吾妻と東吾妻山。

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安達太良山。

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大雲海に浮かぶ磐梯山。

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巨大な飯豊連峰。

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朝日連峰。

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月山と鳥海山まで見えた。

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大展望を満喫したら、山頂直下東側に拡がる無木立の斜面を1本滑ろう。「ヤッホー」と飛び込む。粉雪は意外といい状態で楽しい滑りだった。

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樹林帯手前でシールを付けて登り返し。

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山頂にはいかず登路の尾根にトラバースで上がる。
雲海はちょうど1600mほどで、北には動いているが完全に安定している。下山後のスキー場ベースの気温が0℃だったので、上層と下層との気温が逆転していた。寒気を伴わない暖かい空気を引き寄せた低気圧が通過し、雪が積もった山麓には冷気がとどまったための現象だろう。

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2本目は雲海上の磐梯山に向かってGo!最高だ。

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大満足の1日だった。

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樹林帯に入ってからは迷路スキーで標高を下げる。
日射で樹氷も溶けかかっていた。

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スキー場上は曇天で気温が上がらずにまた雪質もUP。最後までパウダーを楽しんで下山しました。


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夕暮れの野地へ。

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12/30 野地温泉1180m(8:55)→野地裏稜線1300m(9:20/9:25)→旧土湯峠1272m(9:35)→鬼面山1481m(10:25/10:30)→野地裏稜線1300m(11:15/11:40)~野地温泉1180m(11:55)

<天候:朝曇り、のち雨>
年末恒例の安達太良山鬼面山。11月からの寒波で野地温泉裏のブナ林にも1m以上の雪が積もっていた。しかし今日は真冬の滅多にないはずの小雨が降っている。

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それでも鬼面山を目指す。

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最近は稜線まで藪に苦労するのだが、今年はほとんど雪の下で快調に稜線へ。
村越先生の樹に挨拶をし、先を急ぐ。

樹林を下って送電線走る旧土湯峠へ。

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霧雨でまったく視界はない。峠から夏道のつづら折れを登るが、いつもスキーを脱ぐ場所も灌木帯の雪を拾ってスキーで突破。

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夏道を外さずないようにスキーで登って、最後の30mは岩が露出しているのでスキーをデポして坪足で山頂へ。

気温2℃、雨が降って寒いだけの鬼面山頂だ。

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記念写真を撮ってそそくさと下山開始。

往路を戻って、再び村越先生の樹へ。福田先輩が置いていってくれた線香を立てて合掌。(雨で火がつかなかった…)
エビスを先生といっしょに飲む。

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たっぷり水分を含んだ雪を滑って野地温泉へ下山。

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ヤッケもザックもびしょ濡れだった。

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夜にはいつもの熊高山岳部OB連中が野地に集って、飲んで飲んで、2012年を締めくくりました。

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野地温泉ホテルには、村越先生の写真が飾られています。
‘インドヒマラヤで撮った「キンノールの女性」’

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神楽ヶ峰中尾根(激パウ)

2012-12-26 | 2012-13山スキー

山域山名:神楽ヶ峰(新潟県)
期  日:2012年12月25日(火)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:かぐらスキー場TOP1670m(10:30)→中尾根JP1984m(11:50/12:10)~中尾根南側滑降~スキー場<昼食>→スキー場TOP1670m(14:00)→閉鎖ゲレンデTOP1830m(14:20/14:40)~田代スキー場連絡コース→ゲレンデ滑降
<天候:晴れ後曇り>

強い寒気が南下しているが、低気圧が日本海に発生して一時的に風向きが西風となったので神楽ヶ峰周辺は快晴のいい天気。

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今日は気合いの入った先行者あり。トレースを進む。

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そのトレースは神楽ヶ峰に向かっていたので、上ノ芝から中尾根ジャンクションピークに向かう。新雪は1m以上か、ラッセルは膝あたりで一歩一歩進む。

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遠くに平標山と仙ノ倉山。積雪も随分と増えたようだ。

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平標から日白山稜線の向こうに、茂倉岳、谷川岳、万太郎山。

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雪たっぷりの中尾根1984mピーク。ラッセルが深そうだ。がんば。

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トラーバースから雪がさらに深くなって膝上ラッセルだった。しんどい~。

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苗場山北面は大迫力。ラッセルの苦行も、この景色が見られたので満足。

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ジャンクションピークに到着すると霧ノ塔が見えた。厳冬期にあの頂きに立つのは相当大変だろう。

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巻機山から柄沢山稜線。

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朝日岳から武能岳、茂倉岳。

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田代湖の奥に谷川連峰。

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滑降を前に。

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中尾根南側の特大斜面。激パウでした(^_^)v

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第5リフト右手斜面もパウパウ~。

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田代連絡コース上の斜面はお手頃で、たくさんのシュプールがありました。

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午後3時過ぎのかぐらメインゲレンデ。スキーヤーもまばら。

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201212


赤倉山

2012-12-23 | 2012-13山スキー

山域山名:妙高赤倉山(新潟県)
期  日:2012年12月22日(土)
参 加 者:みやぶー、かいちょー、ドクターQ、きむてつ
行動記録:杉ノ原スキー場1440m(9:50)→尾根取付(10:10)→赤倉山前衛1920m(11:30/12:15)~杉ノ原スキー場(12:50)

<天候:中腹は霧、上部はくもり後晴れ>
昨年に引き続きクリスマス前に赤倉山へ。スキー場の積雪はまったく同じ100㎝だが、今年は早く寒波が来て下地がしっかり付いているので、山に積もっている雪はずっと多い。

まずは林道を行く。

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昔のツアー標識。

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低気圧の暖気が入り、異常に気温が高く5℃。ヤッケを脱いでも汗だくだ。
去年は藪で苦労したが、今年は雪温が上がってシールに雪が付く下駄でひと苦労。途中でシールワックスを塗るが効果はすぐになくなり、板を引きずりながらラッセル。
こうなるとファットスキーの幅も逆効果か。

フーフー言いながら最後の急登を登り切って1920mピークへ。

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尾根の向こうに赤倉山山頂、

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北には前山、

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眼下に大谷ヒュッテも見えた。

黒姫山は巨大な笠雲に覆われて雲の流れも速い。

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夕方から猛烈な寒気が入るのでその前兆だろう。ポカポカ陽気なので、のんびりと昼食を取る。

今日はNew板、ノルディカPATRONのお披露目。その戦闘力はいかに。

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いざ、滑降開始。

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水分たっぷりの重重パウダー、ブナ林の間を縫って滑る。

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黒姫山から高妻山方面。

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あとふた降りくらいで、うるさい藪もほとんど隠れるだろう。

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苦労して登った斜面も下りはあっと言う間で、林道に出た。
締まり雪の林道トレースはおもいのほかよく滑ってゲレンデへ。
途端に濃霧の中となり、あとはボーダーにぶつけられないよう長い緩斜面を慎重に滑って下山した。


201212


神楽ヶ峰中尾根

2012-12-14 | 2012-13山スキー

山域山名:神楽ヶ峰(新潟県)
期  日:2012年12月12日(水)
参 加 者:みやぶー、Kino、らがー
行動記録:かぐらスキー場TOP1670m(9:50)→林間エキスパートゲレンデ滑降→中尾根1950m~スキー場メインゲレンデ1370m(12:55)

<天候:雪、時々晴れ間>
今年の冬はとても早い。12月上旬なのに、記録的な寒波で入広瀬では184㎝もの豪雪。かぐらみつまたスキー場も早々と全面オープンとなったので、神楽ヶ峰中尾根に行ってきました。

みつまたスキー場からのかぐら。雪はたっぷり。

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かぐらメインゲレンデ。

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強風のなか出発したが、樹林帯は静か。ラッセルしながら登る。

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1本目は、まだオープンしていない林間エキスパートゲレンデでパウダーをいただく。

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陽が差すオオシラビソの森は真冬の様相。

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第5リフト脇をハイクアップ。

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3人のシュプール。

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ラッセルは脛程度とあまり深くはなかった。風の影響で密度は高かった。

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ほんの一瞬だけ展望が開ける。田代湖と日白山。

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仙ノ倉山と平標山。

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かぐら中尾根。

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今日の最高地点1950m。

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こんなに早いシーズンインは初めて。

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メローなツリーランを楽しむ。

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中尾根からのかぐらゲレンデ。

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201212


今年からみつまたロープウェー下り線に乗るとき、午前券(3400円)で13時以降となると、「1日券の差額」を取られるようになった。(ようは1日券4500円でないとダメということ)

ロープウェー往復1000円、リフト回数券400円、ゴンドラ片道800円を買えばOK。
休日は駐車場代500円を取るようになったし、かぐらは最近BCブームで大盛況なので、営業面をかなり強化しているよう。
山頂第5リフトは、2月から運行されるそうです。